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2015.04.18

子育てが“孤”育てにならないために


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近隣の住民が知らなかった赤ちゃんの存在

4月8日の朝9時20分頃、さいたま市のマンションの駐車場で、30代の女性と乳児が倒れているのを通りかかった女性が発見し、110番したという痛ましい事件が起こりました。
浦和署によると、母親は搬送時に「自ら飛び降りた」と救急隊に話しているそうで、母親が無理心中を図り、マンションから飛び降りたとみて調べています。
事件が起きた当時、父親はすでに出勤しており不在でした。
母娘と同じ階に住んでいる女性は「赤ちゃんを見掛けたことはない。そんな小さな子が亡くなるなんてショックです」とコメントしています。
生後17日なら、まだ外に出る機会もあまりなく、赤ちゃんを見かけたことはなくても不思議はありません。ですが、妊娠中に見かけて、「もうそろそろ生まれるのかな?」などと感じ、声をかけたことはなかったのでしょうか。「そろそろ生まれるわね。楽しみね」「小さいわね、今は大変だけど、少しずつ楽になるからね」などと声をかけられるだけで、ちょっと気持ちが楽になるという経験は、子育て経験者なら誰もが一度は味わっているのでは?
また、子育て中の会社員男性(34)は「初めての子どもだったらなおさら大変。子育ては思うようにいかないもの。誰かがそばで支えてくれないと思い詰めてしまう」とコメントをしています。

母親だけでなく、みんなで支えあって育てる環境が必要

母親だけでなく、みんなで支えあって育てる環境が必要

生んだらすぐに“母親”になるしんどさ

子どもが生まれても徐々に“お父さん”になっていけばいい父親に比べて母親は、生まれた直後から2時間おきのおっぱいにオムツ交換、泣けばあやし……とすぐに“お母さん”になることを求められます。
第一子を生む時期は、主婦1年生であることもしばしばです。家事にも慣れないなかで、さらに加わる初めての育児。しかも、核家族で里帰りもしていない場合、頼りになる人は多分誰もいない。よっぽど家事に長けた男性ならともかく、「自分のことは自分でやってよ」と叫びたくなる夫を持つ人も多いのでは……?
女性も職業を持ち高齢出産ともなれば、高齢化した親に頼ることができないというケースも昔に比べ増えているでしょう。
特に都市部では、子育てが孤独な孤育てにならないような取り組みが必要だと感じました。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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