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2015.04.30

【さよなら腰痛!】コツを掴めば身体がラクになる、古武術だっこってなに?


二児の介護福祉士ママが薦める「読んでよかった〜」
『カンタン古武術だっこで育児がグンとラクになる』
岡田慎一郎著

古武術

賢い身体の使い方=古武術を、育児動作に応用

長女の出産からブランク4年、第二子となる長男は3800グラム超のビッグベビーでした。世のママたちは皆、腰痛や肩凝り、腱鞘炎に耐えているのだから仕方ない…。腰痛と腱鞘炎のダブルパンチで諦めていたある日、ふとあることを思い出したのです。

介護福祉士として働くなかで学んだ、負担をかけない身体の使い方。お年寄りを抱きかかえるなどの“介護動作”の基礎として、この古武術を勉強していました。元々は、ユーキャンの講座で「古武術介護」というものを見つけたのが発端。抱きかかえや移動、入浴などの介護動作を、古武術を習得して身体に負担をかからないようこなせるという、岡田先生の著書を読んだことがありました。

似ているところが多い、介護動作と育児動作。この古武術、もしかしたら育児にも使えるでは?と思ったのです。

日に日に重くなる我が子に、手首は限界を迎えてゆく

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奥義! 手のひら返しときつねの手をマスターせよ

育児動作で最も身体の負担となっているのは、やはりダントツで抱っこです。また、案外辛いのが授乳の姿勢。半月のカタチをした授乳枕なんてものを使っても、どうしても背中が丸まって肩や首に力が入りがち。新生児期〜幼児期には、多くのママが腱鞘炎になります。

本著は、これは多くのママたちが「手や腕の力だけで赤ちゃんを抱っこしていること」が原因なのだと説きます。抱っこは、「大きな力を持つ背中の筋力を使って」するのがコツ! やり方は「手の甲を赤ちゃんのお尻に当てて、手首をくるりと回す」だけとカンタンです。ちなみにこれは、古武術の基本中の基本のワザです。

この抱き方で背中の張りを感じられれば、肩甲骨が開いて背中が使えている証拠。これで背中と腕が連動して、長時間抱っこしていても疲れにくい身体になるのです。私も早速試してしてみたところ、最初は手の甲で子どもを支えている気がして不安定でしたが、確かに背中がシャンと伸びて腕や肩への負担が減った気がしました。

また本著には、片手抱っこが軽く感じられる奥義「キツネの手」も紹介されています。文字通り、コンコンとキツネの手を作るだけで、腕と背中が連動して、抱っこが軽々と感じられるというもの。重い荷物を持つときや、片手でベビーカーを押すときにも使えそうです。

このような身体の使い方は、どれもかわいいイラストで分かりやすく解説されています。漫画の章もあるので、「古武術」という厳かなイメージに抵抗がある人でも、気軽に読めるのではと思います。

古武術育児で、自分の身体と向き合うきっかけに

どんなに疲れても、どんなに身体が痛くても、ママたちには休みがないものです。育児は休めないものだからこそ、この古武術が役に立つのではと思います。立つ、起きる、座る、歩くなどの日常の基本動作も、自分の身体の動かし方を「意識」して行うことが大切なんだと、改めて感じました。

本著には、「シャンプーの仕方」や、「子どもふたりを抱えて走る方法」など、役に立ちそうな小ワザも満載。頭の隅に「古武術」を意識して、毎日の育児を楽しんでいきたいと思いました。

お薦めしてくれたワーママ
K.Tさん。1歳3ヶ月と5歳児の二児のママ。介護職で学んだ身体の使い方「古武術」を育児に応用することで、疲れない身体の使い方を知ったのだとか。おかげで超ビッグベビーの1歳児育児も疲れ知らず。

『カンタン古武術だっこで育児がグンとラクになる』

岡田慎一郎著

河出書房新社

2013年6月発行

定価:本体価格 1,200円 + 税

ISBN978-4-309-27415-7

【記事まとめ】ワーママBook Shelf

浦和ツナ子

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