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2015.05.07

ワーママは見た! 保育園帰りの「よろしく哀愁」現象とは?


保育園に預けながら子育てをしていると、不思議な現象に見舞われることがよくあります。今回、ご紹介したい現象もそのひとつです。

こんな顔をされたら、こっちも泣きたくなりますよね

こんな顔をされたら、こっちも泣きたくなりますよね

毎朝やっぱり切ない保育園でのお別れ

子供を保育園に送り届けるときに、ブルーな気持ちになる人は多いのではないでしょうか。かくいう私も3ヶ月になる娘をこの4月から保育園に預けているのですが、初日に号泣し(私が)、先生がたをさっそくドン引きさせました。

その後、自分も娘も徐々に慣れてきましたが、お見送りのときには『ごめんよ、カーチャンも本当は一緒にいたいんだけど…』と切ない思いは残ります。ふと見ると、もう私の方など見もせずに先生の顔を見つめてニコニコごきげんの娘。それはそれで切ない。

お風呂の最中に起こる不思議現象

子どもとおもいっきりベタベタできるお風呂は、大事なスキンシップの場

子どもとおもいっきりベタベタできるお風呂は、大事なスキンシップの場

1日の仕事を終えるとお迎えです。あわてて保育園に到着し、娘を受け取ります。先生やほかのお母さんとほんの少し会話を交わしてそそくさと家に帰り、そこから先は育児の時間。さっと自分の夕飯を済ませ、お風呂からの授乳、そして寝かしつけとノンストップの作業が待っています。

まさに時間に追われ続ける日々ですが、不思議な現象は、たいていお風呂に入っているときに唐突に起こります。浴槽の中で一緒に浸かりながら娘を洗うのですが、自分と向き合うように娘をお湯の中で抱っこしているときに急にある異変に気づくんです。

「あれ…なんか、朝よりかわいくなってない…?」

この美赤ちゃんは、本当にわたしから出てきた子なんだろうか? かわいすぎる。子供の成長は早いというけど、朝晩で急激に顔の造形が変わることはありえない。それなのに、朝よりもかわいさがレベルアップしている。一体これはどういうことなのでしょう。

保育園ブルーの正体

保育園に子供を預けるときのブルーの正体は大きくふたつあると思います。

ひとつは、「自分の手で育ててあげられない」「慣れない環境で小さな子供に苦労を強いているのではないか」など子供を預けて働くことについての罪悪感。
そしてもうひとつは、日々めまぐるしく成長していく我が子を、片時も離れず一緒にいてずっと見ていたいのに、それができないというもどかしい気持ちです。

これらの感情は、仕事に没頭している間でさえも、頭の片隅にじわっと残っているような気がします。「保育園から帰ってきた子供がなぜかかわいくなっている」現象を解くカギはどうやらこのあたりに理由があるのではないでしょうか。

会えない時間が育てる愛

仕事中も、まるで恋のように、1日頭から完全には離れない子供の存在。
だから、やっと会えたときに、朝よりももっとかわいく、いとおしくなっている。まさに、会えない時間が愛を育てる…郷ひろみの「よろしく哀愁」の歌詞を思い出す現象ですね。

ワーママの場合、一緒にいられるのが朝晩の限られた時間だからこそ、子供に向き合ったときに、そのかわいさや自分の中の愛情にあらためて気づけるのだと思います。

やっぱりお見送りのときは切ないし、「こんな小さいうちから預けて…」という他人の言葉には傷つきます。ただ、保育園に預けて戻ってくるだけで子供のかわいさが何割増しにもなる現象が味わえるのもワーママの特権だと思えれば、罪悪感も少しは薄れるのではないかと思ったりします。

本宮丈子

本宮丈子

ライター/エディター

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