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2015.05.08

参加する?主催する?ママとママを繋ぐサークルの輪!


ママサークルは新米ママのぼっち育児を救う!?

 

新米ママにとって、出産から出職場復職までの1年前後の自宅育児は孤独になりがちなもの。
まだ歩けないわが子を抱っこして、スーパーと自宅を往復する日々、話し相手は夫だけ
……なんて、ちょっと切ないですよね。
しかし、何を隠そう筆者も長男が5か月半まではそんなぼっちな日々を送っていました。
巷には「ママ友」という言葉がこんなに溢れているのに、みんなどこで「ママ友」と出会っているの!?なんて思っていたときに、目にとまった近所の児童館の「育児サークル」の貼り紙。「お子さんの手形がとれます」という言葉に惹かれ、早速参加することに。
結果、そこで出会った数人と親しくなり、4年たった今では、子育てについてはもちろん、夫婦や仕事のことなど何でも話せる仲で、子どもたちも幼馴染として成長しています。

しかし、筆者の場合、たまたま近所に月齢の近い子を持つママがたくさんいて、育児サークルがあったから運がよかっただけで、必ずしもそんな場が用意されているわけではありません。
では、参加してみたい内容のサークルがなかったり、そもそも周囲にサークルなどがない場合は、どうすればよいのでしょうか?

「サークルがなければ自分で作ってしまおう!」

手遊びはネットで調べて練習しているという熱の入れよう

手遊びはネットで調べて練習しているという熱の入れよう

そんな思いで自らサークルを立ちあげたのは、都内のマンションに住むTさん。

「元々マンションの管理会社が運営していた月1のママ向けイベントに参加していたのですが、1年の期間限定で終わってしまい、そこに参加していた数人でその後も集まるようになったのがきっかけです」

それがいつしか、イベントの企画や準備などをTさんがやるようになり、サークルという形になっていったそうです。

「息子が4か月の頃、外出もままならなかったのですが、そこで知り合いができたり、子どもの手遊びなどを教えてもらったりして、とても充実した1年だったんです。だから私たちの世代だけで終わらせてしまうのがもったいなくて」

自身の息子さんは昨年春から既に幼稚園に通っていますが、0~2歳の未就学児を対象にした活動を3年続けています。
このサークル、コアメンバーは6、7組ですが、多いときは10組以上のママと子どもが来ることも。
活動内容は、季節にあわせて歌を歌ったり、工作を作ったり、絵本や紙芝居を読んだりとさまざまで、クリスマスやひな祭りのような行事も積極的に取り入れます。
この日も手遊びが始まると、子どもたちは嬉しそうに一緒に歌って体を動かしていました。
幼児期に集団のアクテビティを体験できるのも、サークル活動の嬉しいところですよね。

誰も来ないことも……それでも続けた意味は?

ずらっと並んだ手作りのおもちゃは作品のほんの一部。 「工作系のものを見ると作ってみたくなるんです」

ずらっと並んだ手作りのおもちゃは作品のほんの一部。
「工作系のものを見ると作ってみたくなるんです」

しかし、サークルを主催した当初は、クリスマスなど大きなイベントのとき以外はなかなか人が集まらなかったのだとか。

「自分の息子の世代がみんな幼稚園などに入って参加しなくなってからは、新しい人がなかなか定着しなくて、一時はもうやめようと思ったこともあります。
誰も来ない日もあったりして、でも告知している以上やらないわけにはいかないから、ひとりでポツンと待っていました(笑)」

それでも、楽しみにしてくれている人がいることや、子どもたちの成長を見守りたいという思いで活動を続けたTさん。
なにより、自身が初めての地での初めての子育てで不安なときに、サークルのおかげで、同じ月齢の子育てをしている新米ママとたくさん知り合い、子育ての悩みや喜びを分かちあえたことが、活動維持のモチベーションとなったそうです。

「そのうち、急にまた新しい世代の人たちが集まるようになって賑わうようになりました。むしろ自分の子どもが幼稚園に行ってからのほうが、準備に時間かけられるし熱が入ってきちゃって(笑)」
「リトミックとか、みんなで作った大きなカブを引っ張ったりするのもいいなって、頭の中には次にやってみたいことがたくさん浮かんでいて、早く反応を見てみたいなって思ってます」(w)

ママと子どもを笑顔にしたい!

紙芝居にも歌を交えて子どもたちは大喜び。

紙芝居にも歌を交えて子どもたちは大喜び。

近所に何でも話せるママ友が欲しいと思っても、昔からの密接な近所付き合いがある地域でなければ、お隣さんやご近所さんとすらほとんど会わずに過ごせてしまうのが、最近のマンションの現状です。
ドアを閉めてしまえば外に声が聞こえることもなく、そこに子どもがいることもわかりません。
……なんて書くと、マンションは冷たいイメージと思われるかもしれませんが、実際住んでいるのはやはり血の通った人と人。
出会うきっかけがあって、そこに「子育てしているママ」という共通点があれば、それだけでなんだか親しみを感じてしまいませんか?

この日サークルに参加していたママたちは、今ではサークル以外でもランチを楽しむ仲ですが、「ここに来なければマンションに知り合いができなかったかもしれない」といいます。
その場を楽しむだけでなく、出会った人と人が繋がってその輪が広がっていく、そのきっかけ作りができるのもサークルを主催する醍醐味といえるでしょう。

家事育児に仕事で気が付けば一日が終わるような時期に、自らサークルを主催するというのはなかなか勇気のいることかもしれません。
しかしTさんは「しんどいと思ったことはなくて、どうすればもっと楽しんでもらえるか考えているとワクワクするから続けている」そう。

元々は顔見知りを作るのが目的だったサークル活動ですが、今年は参加するママに『赤ちゃんにここでの活動をさせたい』と思ってもらえるような催しをもっと企画したいというTさん。
そこにはかつて自分がしてもらったことを次の世代のママたちに返していきたい、そんな思いが根底にあるのが伺えました。

これからサークルを始めたいと思う方は「なにか特別なことをやらなければ」と難しく考えず、まずは自分がお子さんにしてあげたいこと、ママと子どもが笑顔になれることをイメージして始めてみてはどうでしょうか。

【記事まとめ】Happy Activities

松尾里美

松尾里美

雑食ライターです。5歳&2歳&0歳の子持ち。


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