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2015.05.13

続けるか諦めるかそれが問題だ!ワーママの母乳問題


産後の職場復帰のひとつの関門になるのが、母乳育児を続けるか続けないかという点。特に1年未満で職場復帰する場合は、まだ母乳がでている方は復帰をためらってしまうこともあるのでは?

「仕事かおっぱいか?」というと、ちょっと大げさですが、仕事も育児も大切だからこそ考えてみませんか?

労働基準法では職場での搾乳も認められていた!?

いろいろトラブルがある中で、母乳育児を実践できているなら、自分の意思とは違うところでの中断は避けたいところ。

いろいろトラブルがある中で母乳育児を実践できているなら、自分の意思とは違うところでの中断は避けたいところ。

国は法律で、職場に復帰した女性が育児に時間を割くことを認めています。

労働基準法第67条では、次のように定めています。
「生後満1年に達しない生児を育てる女性は、第34条の休憩時間のほか、1日2回各々少なくとも30分、その生児を育てるための時間を請求することができる。使用者は、前項の育児時間中は、その女性を使用してはならない」

つまり昼休みのほかに、1日でトータル1時間は育児のために時間を使って良いということ。みなさんは、知っていましたか?「育児休暇」の制度に比べて、職場復帰後の母親の権利は広くは浸透していない印象です。

当の母親自身も意外と知らないようです。

この時間を利用して、職場で搾乳することも、子どもにお乳をあげてもOK。でも、職場で搾乳したり、子どもを預けた保育園に授乳にいくことができる人はとても少ないことも事実です。「搾乳」自体の認知度が低いので搾乳室がある職場は限られていますし、職場近くの保育園に預けていなければ中座しても時間は足りません。

やはり仕事に復帰した以上は母乳育児は諦めるべきなんでしょうか。

ワーママは職場のお荷物なのか?

仕事もおっぱいも諦めたくないなんて、わがままだと言われるかもしれません。職場にしてみれば、働くママはちょっと扱いづらく、厄介な存在と思われている場合もあるでしょう。それをワーママ自身も感じているから、自分の希望を引っ込めてしまう。

でも、一生に何度も経験しない母乳期を、自分の意思以外で諦めるのも残念なこと。迷惑をかけずに母乳育児を続ける方法はあるのでしょうか?

哺乳瓶に子どもが慣れてくれず、職場復帰を遅らせたり、諦めるママさんも。

哺乳瓶に子どもが慣れてくれず、職場復帰を遅らせたり、諦めるママさんも。

迷惑をかけない育児なんてない

育児は、誰かに迷惑をかけることの連続です。誰にも迷惑をかけないようにと一生懸命がんばっても、予想外のハプニングが起こることはしょっちゅうです。それに迷惑をかけずに子育てをすることが、正しい育児なんでしょうか?

一人でやらなければと片意地を張って、いろんなことを諦める前に、素直に希望を口に出してみてはいかがでしょう。誰かに頼ることは恥ではないんですから。それにママが誰かに伝えなければ、赤ちゃんの希望は叶えられるチャンスさえ失うのです。

母乳を諦めるかどうかは、その後に決めても遅くはありませんよ。

平 理以子

平 理以子

バリ島在住フリーライター/コラムニスト

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