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2015.05.14

近くの親類ゼロ。孤立無援を救ったのは……(中編)


加藤さやかさんの助けられ力【ママ友とのリレーションシップ】

再就職先、同じ職場にいたのは、みんなワーキングマザー!

み〜んなワーママだったことで、辛さや困難なことを理解してもらえました。

み〜んなワーママだったことで、辛さや困難なことを理解してもらえました。

ご主人は賛成していなかったものの、半ば強行突破的に働くことを決めてしまった加藤さん。しかし、保育園と仕事を同じタイミングでスタートするのは、実際問題不可能に近いこと。そのあたりは一体どうしたのでしょうか。

「実は、保険会社だったということもあり、上司や同僚がとても理解があったんです。最初、保育園が決まらないうちは、営業所で所長が見ていてくれました」

その後、一時預かりをしている認証保育園が見つかり、しばらくして空きが出たため、入園も無事決まりました。とはいえ、保育園に通い始めると同時に出てくるのが、「発熱しました……」のお迎えコール。両親と同居をしていたり、近くに住んでいる場合だと頼ることもできますが、加藤さんの場合、誰も頼れません。

「この時も、上司や同僚が助けてくれました。子どもが熱を出したときは上司、事務の人、同僚などが順番に見ていてくれたこともあるんです。また、顧客のところへ行っていたりして、急なお迎えの呼び出しに応じられないときは、上司が代わりに迎えに行ってくれたこともありました。みんな子どもがいるお母さんという同じ立場なので、自然と助けてくれるんです」

理解ある職場に恵まれ、3人目も無事出産!

今年の春、第一子が小学校に入学。小一の壁にぶつかり、このタイミングで仕事を辞める女性もいますが、その際も、理解ある上司、理解ある同僚がいたため退職は考えませんでした。

「3人産みきるまでは、今の仕事で頑張ろうと入社したときに決めていたんです。それに専業主婦は、あの10カ月で向いていないとつくづく思いましたし、3人いるからこそ一度仕事を辞めてしまったら戻りづらくなることも知っていますから……」

家にいても大変だし、外にいても大変。だったら切り替えのあるほうがいいと、“働き続けること”に迷いはありません。

「職場で夕方になると、『そろそろママスイッチいれなきゃね』と同僚と話すんです」

そこからだんだんと仕事の顔からママの顔に切り替わっていく。

「お迎えに行って『ママー』と子どもが走り寄って来る。この時が1番幸せです」

と笑顔を浮かべる加藤さんですが…….

3人いれば笑顔も3倍!

3人いれば笑顔も3倍!

3人目にして初めて経験した辛さから救ってくれたのもママ友

「3人目を出産した後は、やはりとても大変で、『私には無理だったんだ』と思ったこともありました」

小さな子ども2人を抱えながらの妊娠生活だったため、切迫早産で自宅待機になり、長期の療養休暇を取ったまま出産を迎えました。さらには、産後も肥立ちが悪く、体調不良が続き、副鼻腔炎や突発難聴にもなったことも……。

「今まで乗り越えられた体調不良も乗り越えられず、普通にできていたことができなくなってしまったので、パパがついて来られず、ぶつかることも増えました。今まで自分とは関係ないと思っていたけど、鬱などもすぐ隣だなと思いましたね。あの頃は、一人で頑張っている気分になっちゃってました。『こんなに私、やっているのに!』と……。でも、そんなときにママ友が『産後の肥立ちには柿がいいらしいよ』と持ってきてくれたんです。しかも、柿の季節ではなかったので、わざわざどこかで買ってきたみたいでした。その優しさに心救われましたね」

職場のママ友、地域のママ友に支えられてきたと語る加藤さん。

そんな“頼れるママ友”とは、どのようにしたら出会えるのでしょうか? 次回はその秘訣に迫ります。

 

【記事まとめ】助けられ力のススメ

中山美里

中山美里

ライター、編集


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