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2015.05.15

【永遠の課題】家事育児分担は長期スパンで


家事育児分担は、ワーママの永遠の課題

仲良く完璧に分担!は理想だけど・・・。

仲良く完璧に分担!は理想だけど・・・。

夫婦2人の子どもなんだから、お互い仕事をしているんだから、きちんと家事育児分担をしたい……。働きながらの子育て・家族運営というものを考える上で、母親が抱く自然な気持ちです。でも、その時々の「完全な分担」を目指すと、疲弊することも。

家事育児分担については、フルタイム共働きだったころも私がフリーランスになってからも、常に大きな課題。葛藤や悩みも尽きませんが、「分担」を色々な角度からとらえ、我が家なりのスタイルを模索しています。

「イクメン」という言葉を見聞きすると落ち込むことも!?

雑誌、メディアなどでキラキラと登場する「イクメン」パパ像。家事や育児を積極的に楽しみ、そのためには働き方を変える努力も惜しまない。それが今時のパパたちの理想的な姿だという思いにとらわれて、「我が家はそうじゃない……」と、落ち込んだ経験を持つ方はいませんか? 私は一時期、そんなことを感じてしまう自分に対してイライラしたことがあります。

バギーを一人で押しながら表を歩くパパたちが増えたのはつい最近のこと

バギーを一人で押しながら表を歩くパパたちが増えたのはつい最近のこと

子どもが小さい時と、夫の働き盛りの時期は重なるものです。私は、現在中学2年生の第1子長男が生後8ヵ月まで育児休暇を取得しました。私の職場復帰と入れ替わりに、夫が1ヵ月半の育児のための休みを取りましたが、夫の職場の上司の理解は、正直言ってありませんでした。当時は、イクメンという言葉もなく、お父さんが1人で赤ちゃんを連れて歩いていると、悪気も全くなく「お母さんは?」と声もかけられたような頃です。その頃と比べて今は、随分時代が変わったような印象もありながら、実際には、働き盛りのお父さんが、やる気はあってもなかなか家事育児をする時間が現実的に取れないというケースは多いのではないでしょうか。

職場環境、仕事の内容、その時抱えている事案……。個人で解決できないこと要素が、夫婦の家事育児分担を阻むのが現実です。

課題の洗い出しに有効な「家事育児分担ノート」を上手に利用

それでも家事育児分担は、夫婦が共に仕事をしている生活に欠かせないこと。家事育児の項目、分担の様子を表にして、よりより分担体制づくりを目指している方もいるようです。市販『家事シェアノート』(ナカバヤシ)という存在もあり、家事の項目や所要時間、負担感をポイントで表して書き込む形式。気軽に試したり、独自の家事育児分担表を作る際でも参考になりそうです。

マメに記録をつけることや、課題を洗い出して改善策を考えたり、分担できない部分を色々な形で工夫して帳尻を合わせる(ちょっとしたプレゼントなど)ことを楽しめるカップル向けですね。忙しいと夫婦の会話も必要最低限になってきてしまったりするので、良好なコミュニケーションの土台である「よく話す」「課題を共有する」きっかけにすることもできるでしょう。

ちなみに、大ざっぱな性格の私には向かない方法ということも、付け加えておきます……。

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photo by ナカバヤシ

少し長いスパンで「分担」「バランス」を俯瞰

イクメンとか家事育児分担とかいっても、その形は様々。目の前のことに追われる今現在の分担体制が一番の重要な課題ですが、初めての子育ての最初の時期からその体制を築くことはとても難しいことです。試行錯誤しながら、数ヵ月、数年かけて、それぞれの夫婦なりの分担体制を築き上げていくケースの方が多いのではないでしょうか。

我が家も特に子育ての初期は、分担体制をめぐって夫婦の意見が衝突することも多かったです。一番上の子の病気で私が退職することになり、「自分ばかりが損をしている」ような気持ちになったことも。しかし夫は、5人の子どもたちの誕生後、私が赤ちゃんと一緒に退院できるまでの5日間程度は必ず休みを取り、新しい家族の受け入れ態勢を整えたり、上の子たちの世話を担当。私がフルタイム職を退職し専業主婦生活をへてフリーランスで仕事を再開してからは、仕事を代わってもらえる人がいないフリーランスの立場も理解し、子どもの通院なども可能な限り担当しています。そんな中で自然に、「その時々の完全な分担は難しくても、少し長いスパンで振り返った時にお互いが納得できる生活を目指そう」という思いを確認し合うようになりました。意見の衝突が完全になくなったわけではないですが、「分担」という言葉にとらわれすぎていた頃よりも気持ちに余裕が出て、息長く協力体制を築くうえで役立っています。

パートナーは夫だけじゃない

そして、子どもはいつまでも「お世話をされる」一方の存在ではないことにも、気づきました。例えば、料理を一緒に作ることを楽しむ→手伝う→家族のために作ってくれるという成長は、小学生の高学年になる頃には実現可能です。子どもが増えると手がかかる部分も当然増えますが、きょうだいで遊んでくれることでちょっとした時間が生まれたり、上の子が下の子のお世話の戦力になってくれることもあります。

成長すれば子どもだって立派なパートナー

成長すれば子どもだって立派なパートナー

全部を完璧に親がしなくたっていい。例えば、我が家は遠足のお弁当の際には、おかずを数種類用意し、詰めるのは子どもたちにバイキング方式でセルフで詰めてもらっています。時間がない中でたまたま生まれたスタイルですが、子どもたちにはこの方が楽しいと好評です。

ワーママライフでは、夫との協力体制や地域の人々の力をもらうことが第一ですが、子ども含めたメンバー全体で家族を運営していくと考えると、また色々な工夫を楽しむこともできるのではないでしょか。そんな色々なアイデアも探しながら、ワ―ママ生活を模索しています。

千葉美奈子

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