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2015.05.18

【衝撃!】英語CDは役にたたない?!


小さい時から英語を聞かせて英語耳を作る!と英語のCDを聞かせているママは多いのでは。
小学校から英語の授業はあるし、我が子が就職するころには本当に英語が公用語になっちゃっているかも? だし。
しかし、教材のCDを単に聞かせるだけでは、英語を聞き取る(話せる)ようにはならないという衝撃の事実が!

バイリンガルの耳構造はどうなってるんでしょう?

バイリンガルの耳構造はどうなってるんでしょう?

学習することによって聞こえなくなる?!

赤ちゃんは誰が教えた訳でもないのに、自然と母国語の語彙や文法を習得してゆくものです。
そして、母国語以外の言語は習得するのにだいたい苦労するものです。
乳児の言語習得の研究を長年しているパトリシア・キュールというアメリカの研究者によると、世界の言語には600の子音と200の母音があり、生後数ヶ月で、母国語の母音の聞き分けができるようになるそうです。
音の聞き分け? なんのことかわかりにくいですよね。
要は音の境目の聞き分けらしいです。それもわかりにくい・・・。

例えば、日本語の「ア」と「エ」聞き分けるようになった日本人の乳児は、英語の母音の「æ」「ʌ」「ɑ」「ə」 の聞き分けができないそうです。
英語話者にとっては明らかなこの4つの違いも、日本語を聞き分ける乳児には「あ」に聞こえてしまうとか。
確かに、身に覚えがありますよね。「Apple」も「Up」も日本語にしてしまえば「アップル」と「アップ」ですが、英語では違う母音なのです。

生まれた時は、どんな言葉の音も聞き分けられる赤ちゃんは、周囲から聞く音を覚えていくことで、その聞く能力が限定されていくそうです。
ずっと残ってくれてればいいのに・・・。

「肉声」しか赤ちゃんには届かない!

「英語耳を作るには幼児から!」とはよく言われるように
「英語を聞き分けられるようにするために幼児から英語を聞かせよう!」
と高いお金を出し、英語教材のCDや英語の歌のCDを聞かせる親心。
よくわかります。

しかし!小児科医で医学博士の榊原洋一先生(お茶の水女子大学大学院教授)によると、赤ちゃんが習得する言語は「肉声」であることが脳科学の分野で実証されているそうです。

以下、とあるセミナーで伺った榊原先生のお話。
「赤ちゃんのお世話をする人、主に母親ですね。その人が赤ちゃんに対して話しかける言葉を赤ちゃんは覚えてゆくんです。お世話をする人が、日本語でなければ、赤ちゃんはその言語を覚えます。例えば海外駐在で現地のお手伝いさんがお世話をしていたりするので、赤ちゃんの方が両親より現地語が上手くなるケースが多いのです。よく『小さいときから英語の曲などを聞かせて混乱しませんか?』と質問を頂くんですが、CDは生の声ではないですから、まったく心配はありません。バイリンガルな子供を育てたければ、外国人の旦那さんを見つけることですね。」

そんな殺生な・・・。すでに手遅れです。

「肉声」英語を手に入れる方法

多様化を受け入れることにもインターナショナルな環境は良いとは思うけれど・・・

多様化を受け入れることにもインターナショナルな環境は良いとは思うけれど・・・

私のようにすでに手遅れなママたちは、自らの英語力(もしくは旦那さん)を高めるしかないのか!
その前に、子どもが成長してしまいます・・・。

世田谷に住むNさんが選んだのは「英語の保育園」。インターナショナルスクールほど入るハードルが高くなく、英語環境が手に入ります。
通っている子どもたちは日本人で、保育士さんも日本人。でもいわゆる補助で世話をするスタッフがネイティブスピーカーたちで、子どもへの語りかけは、日本人スタッフも含めてすべて英語で行われます。
「初めは親も英語できなきゃだめなんじゃないの?と不安でしたが、日本人の先生はもちろん日本語が話せますので、親への説明などは日本語で行ってくれます。逆にネイティブの先生だけだと保育のほうはどうなの?と心配ですが、きちんと都の基準を満たす人数、保育士の資格を持った先生がいらっしゃいます。」
なるほど、子どもも親もほとんど外国人というインターナショナルスクールより、英語に自信のない親は気楽かも。保育士もきっちりいるとなれば安心です。
ただ、認可/認証に比べ保育料はお高い。
「英語という特性があるので、認可や認証に移行する可能性は高くないようです。保育料が安くなる期待はできないですね」

ベビーシッターという選択

杉並区のAさんが選んだのは「英語ネイティブのベビーシッター」でした。
友人が頼んでいたベビーシッター紹介会社にベビーシッティングのオプションとして「英語」があるのを見つけ、数人のネイティブを面接してフィリピン出身の女性にお願いすることにしたそうです。
「とっても綺麗な英語で、正直びっくり! 私も教えてほしいくらいです(笑)」
Aさんはフルタイムのため、日中は認可保育園にお子さんを通わせ、延長保育としてベビーシッターを利用しています。
「お迎えもシッターさんにお願いしています。全日シッターさんだとびっくりする値段になりますが、日に2〜3時間だとなんとか払える範囲です」
将来的に英語塾に通わせるのであれば、英語の家庭教師をお願いしていると思えばいいと言います。
先行投資のようなものですね。

どちらにしても、それなりのコストにはなりますが、「子どもには絶対英語を話してほしい!」と思うなら、一度考えてみてもいいかもしれませんね。

ただ、英語のCDやDVDで英語を習得している人がいるのも事実。外国語習得はコツをつかむこととも言われます。
今度は、CDやDVDなどの音源での英語学習について調べてみたいと思います。

参考:【脳と教育】第2回 乳児の言葉の学習と文字能力(前編)チャイルド・リサーチ・ネット


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