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2015.05.23

奨学金が与える、子どもへのリスクとは?   


街頭での募金活動、海外では珍しい!?

世界10都市と日本国内17か所で、遺児への教育支援を訴える

世界10都市と日本国内17か所で、アフリカ遺児への教育支援を訴える

5月16日、「アフリカ遺児救え 世界10都市で一斉に街頭募金へ」という記事が朝日新聞から報道されました。

この記事によると、アフリカの遺児が海外の大学に留学できるよう支援するため、「あしなが育英会」が5月23日に、ニューヨークやパリ、シンガポールなど世界10都市で一斉に募金活動を行います。

それに先駆けて、16日に東京の新宿駅前で、アメリカ、イギリス、フランスなど様々な国から来日している大学生や日本のあしなが奨学生たち約30名が募金活動を行いました。イタリアのボローニャ大学に通う学生は「母国では見たことがなかった」と、新鮮に受け止めていたそう。

交通事故や病気などで保護者を失った子どもたちの進学を支えてきたあしなが育英会。今後は、貧困が深刻なサハラ砂漠以南の49カ国から毎年1人ずつ留学生を支援することが目標です。

奨学金と一口にいっても……

 

最近は奨学金だけで自己破産するケースが出始めている

最近は奨学金だけで自己破産するケースが出始めている

 

さて、この「あしなが育英会」が行っている奨学金制度。近年、不況が長引いていたため、利用する学生が増えています。

1992年に22.4%だった利用者は、2012年には52.5%になっています。(大学昼間部、「独立行政法人日本学生支援機構」による「平成24年度学生生活調査」より)

それにともなって、就職できなかったなどの理由で返済ができず、自己破産をしたり、住宅ローンが組めなかったりと、その後の人生に影響を及ぼしてしまうケースも増加しています。また、結婚や出産を踏みとどまる原因にもなりかねません。

しかし、実際問題、ある程度の難関大学を卒業すると、将来の道が拓けてくるもの。低学歴で社会に出るよりも、奨学金を借りて大学を出ようと進んでリスクを取る選択は、間違ったことではないと思います。

しかし、常に未来は不確かで、かつ10代後半という多感で変化が大きい時期に「将来こういう風に生きていこう」と決めても、途中で気持ちや状況が変わることは多々あることでしょう。

その時に、奨学金があることが大きく影響しないようであってほしいと思いました。

さて、23日に行われる一斉募金は、世界10都市のみならず、新宿や横浜、名古屋、神戸、福岡など国内17カ所でも実施します。

ご興味のある方は、お出かけがてらいかがでしょうか?

(寄付は、あしなが育英会のホームページ(http://www.eaaday.org/)からも申し込めます)

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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