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2015.05.25

永作博美を「な〜んかいいよね」と思うワケ【後編】


「奇跡のアラフォー」と呼ばれる永作博美さん。
華やかさというより、自然で凛としているイメージが彼女の魅力だと感じているのは私だけではないでしょう。
その魅力のもとがちょっとわかったトークショーの内容をお伝えする後編です。

本当に、周囲を和やかにする笑顔です。

本当に、周囲を和やかにする笑顔です。

プチ健康オタク

「体が基本!」と感じてから、いろいろな健康法を仕入れては実践している永作さん。日経ヘルス表紙登場回数は7回!健康法には詳しいはずの編集部員ですら思わず「へぇ〜」という健康法を実践していたりするそう。

例えば、寝る前など気分を落ち着けたいときに、深く呼吸をして体を温めるそうですが、その呼吸法も

「私は腹式でやりますが、できなければ風船を吹くといいですよ。吹くだけ吹いたら後は吸うしかないですからね。子どもに『吹いて〜』とせがまれて吹いたら、顎から耳の付け根まですっごく痛くなって『これだ!』と思いました」と、身近なところで発見をしています。

最近では、石田ゆり子さんの姿勢が良いことに『なんでだろう〜』と思って聞いてみると、ピラティスを10年以上続けているということで、早速始めてみたのだとか。

「『生きることが楽になる』とおっしゃっていて、楽しく生きるがモットーの私にはピッタリだと、飛びつきました(笑)」

ただ、いろいろな健康法を経て、「(体の)メンテナンス、メンテナンスと気にしないようにしています。気にしないほうが楽に過ごせますし、楽に過ごせる環境がいい風通しになっています。」なのだとか。

 

足裏マッサージで学んだ「委ねる」ということ

 

「始めは(足裏って)痛いことをやってなぜ体にいいんだと不信感しか持っていなかったんです」と、足裏マッサージに対してマイナスイメージしかなかった永作さんの考えをガラッと変える先生との出会いがありました。

「痛いといっても離してくれないんです。無理やりすべてを流された感じですね。翌日から3日間、体に力が入らなくて使い物にならなかったんです。でも3日後、視界が晴れたというかパーッと体が軽くなっていました。それから興味を持って、自分でも押しているし、人の体も気になり始めて現場で人の足も押しています(笑)」

しかし、この出会いがもたらしたのは足裏マッサージの素晴らしさに気づいたことではなく、先生から言われた

「体をあずけてください。力を抜いてください」

という一言が、永作さんの演技を変えるくらいのインパクトを持っていたことなのです。

「体をあずけてもらえないと、体に入っていけずに、(悪いものが)流れていきません。私たちは体をよくするために入っていかないといけないので、信じて体をあずけてください。」と言われ、永作さんは

「普段の生活も一緒だな。仕事関係の人や、友達に対しても『委ねる』ことは、大変だし難しいことだけど必要なことだなと思いました。難しいけど、意識してやっていかなきゃと。」同時に「がんばらなきゃ!という焦りなどが体を硬くしていたと思います。表面的なところで頑張ろうとしていたんですね。」という気づきにも繋がりました。

この気づきは演技の幅を広げる意味でもプラスに作用したそうです。

質問に対する言葉選びも、彼女なりのこだわりを感じます

質問に対する言葉選びも、彼女なりのこだわりを感じます

「花目」を持って感覚を養う

小さなことからも何かを学び取る永作さん、その姿勢はどこからくるのでしょうか。

「42歳の時に『確実に歳をとっているな』と感じたんです。疲れやすいとか眠いとか。子どもたちの世話もあるかもしれませんが・・・」と、35歳の時と42歳の時にそれぞれ「自分はもうダメだ〜」と感じたことがあったそうです。

しかし「それがわかったことで、日々過ぎていく自分の時間を愛おしく感じたんです。私も前に進んでいるんだなと。日々を省みたというか。そもそも歳をとることに悲観的でなくて、歳をとってきて楽しいことも結構あるな〜と思っているんです」

どんなことが楽しいのかという問いに

「いろんな”わかった”が生まれるんです。若いときは『わかんなくてもしょがない!いってしまえ!』って勢いだけで進んでいました。勢いだけではない時間を持てることが大人になったことかなと。」

日々を省みれるのも、歳をとった=大人になったらから。

「昔、「花目」という言葉を聞いたことがあって。歳をとるにつれて花が綺麗に見えてくるという意味なんですが、それを最近よく思い出しています。。花だけでなく世の中にあるものすべてがどんどん美しく見えてきている。落ち着いて周りを見られるようになったからだと思うんですけど。歳をとるとそれが進んでいくんだなと思うと楽しみですね。もっと多くの”わかった”が生まれてきますから。何かがわかるとそれを広げ想像してクリエイティブな方向にもいける気がします。そんな感覚をこれからも養っていきたいですね。」

先の風船の例にしろ、「いっぱい周りに楽しいことが転がっている。これって、これとつながっている?それを見つけるのが楽しい。」という永作さん。歳を重ねてますます輝く秘密が少しだけわかった気がしました。

さすがのスタイルです

さすがのスタイルです

 

 どこまでも「前に進む」

最後に、5月30日に主演映画「夫婦フーフー日記」が公開されるとのことで、宣伝も。

結婚後すぐ、妊娠。その後がんが見つかり、出産して9ヶ月で亡くなった実在の「ヨメ」を演じた永作さん。

映画の感想を聞かれると、

「時間て短いなんだな〜と。ほんと儚い。この時は今しかない!今この時を大切にしようと思いました。やりきった!と言って前に進みたいですね」と、ここでも「前に進む」。

体の力を抜きつつ、どこまでも「前に進む」女性。これが彼女を「な〜んかいいよね」と思う理由かなと感じたのでした。

 


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