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2020.10.29

帰宅後20分で夕食完了!包丁レスでできる我が家の一汁三菜献立



仕事で疲れた体に鞭を打ち、時間ギリギリで保育園へお迎え。「帰ってから夕食作るの、面倒だなぁ」と思うママは多いはず。自分1人ならありものでパパッと済ませるのに、子どもがいるとなかなかそうはいきません。「手早く」「簡単に」「栄養もしっかり取れる」を全部クリアできる献立ってあるの? 今回は、2才1カ月の男の子を持つ筆者が実践している簡単メニューをご紹介します。包丁を使わず、ササッと20分で作りました!

時短のカギは「下準備」にあり!

「忙しくなりそうだな……」と予想がつくときは、数日前に鶏ささみを塩麹に漬け込んでおきます。ジップつきポリ袋にささみを入れ、塩麹を適当に大さじ2くらい足すだけ。これを数日後、フライパンで焼くだけでまずは一品完成です。塩麹はこげやすいので、アルミホイルを敷いてじっくり焼くのがおすすめ。パサつきがちなささみが柔らかくなるし、塩麹がしっかり浸かっているので味つけも不要です。子どもにはこれで十分。キッチンばさみで食べやすい大きさにカットしてそのまま出します。物足りないならブラックペッパーやチーズ、ポン酢をかけてもおいしいです。筆者は低カロリー高タンパクなささみをよく使用しますが、鶏胸肉やしゃけでもOK。ちなみに使用したアルミホイルは、小さく丸めて抜かりなく排水溝にイン。入れておくだけでぬめりを取ってくれるので、掃除が楽になります!

切ってレンジでチンするだけで早くも1品

切ってフライパンで焼くだけで早くも1品

 

必ず摂りたい野菜のおかずは、レンジでチン


副菜作りに取りかかります! この日は冷蔵庫になすがあったので、なすのレンジ蒸しに決定。洗ってラップで包み、電子レンジに3分ほどかけます。皮の破裂防止に、キッチンばさみで軽く切り込みを入れておくのがポイント。面倒なので包丁は使いません! いい感じにトロトロになったら、同じくキッチンばさみで一口大に切っていきます。さらにシュレッドチーズをかけ、溶けるまでさらにチン。チーズの代わりにめんつゆやしょうゆ、ごま油をたらして焼きなす風にしてもおいしい!

 

味噌汁の具は乾物&冷凍をミックス

どんなに時間がなくても、味噌汁は欠かさないのが我が家のモットー。ここでの秘密兵器は、冷凍カット豆腐です。サイコロカットされていて、使いたい分だけ取り出せます。包丁を使いたくないときはとっても便利。さらに豆腐とわかめだけじゃさみしいので、花麩と乾燥えのきを追加。乾物を汁にそのまま放り込むだけで、見た目がずいぶん豪華になります(笑)。ほんのりだしも出て一石二鳥!

にぎやかしに常備菜とふりかけを追加

かけるだけで美味しくて栄養があるご飯に

かけるだけで美味しくて栄養があるご飯に

ご飯はもちろん予約炊飯。トッピングには、週末ににんじんの葉と釜揚げしらすを炒めて作っておいたふりかけをのせます。葉つきにんじんは、買い物の手間を省くため利用している有機食材の宅配で届いたもの。葉にも栄養たっぷりなので、ムダなくふりかけに活用しました。にんじんの葉の代わりに、大根の葉や小松菜、チンゲン菜でもよいと思います。さらに息子の大好物・黒豆煮も立派な1品に。まとめて煮ておけば、おかずが足りないときの救世主に。

たった20分で、まがりなりにも一汁三菜ごはんが完成。洗い物の数もなるべく減らしたいので、大人ごはんはワンプレート風に。

ちゃちゃっと作るときの大事なポイントは、「これは手抜きじゃなく時短だ!」と自分自身に言い聞かせること(笑)。それに手の込んだメニューより、こんな日のおかずを喜んで食べたりするので、子どもって不思議です。でもそれぐらいの軽い気持ちで作ればいいのかも? ワーママのみなさん、今夜もゆる〜く夕食作りしましょう!

 
※この記事は2015年3月に公開したものです。

佐藤望美

佐藤望美

エディター/ライター

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