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2015.06.13

気をつけて!「あおっぱな」は危険信号


0~1歳代から保育園生活を送っていると、常に鼻水が出ている……という状況はあまり珍しくないことかもしれません。

しかし、その鼻水がドロドロ、ネトッとした黄色い「あおっぱな」状態が続き、お子さんの機嫌が悪い時は、中耳炎にかかっている場合があります。季節を問わずかかり、慢性化することもあるので気をつけたいものです。

赤ちゃんや小さな子どもがかかりやすい中耳炎

透明な鼻水ではなく、あおっぱながでたら要注意

透明な鼻水ではなく、あおっぱながでたら要注意

ドロドロした鼻水、通称「あおっぱな」は、細菌がたくさん含まれています。「耳鼻咽喉科」という診療科目があるように、鼻と耳とのどは密接につながっており、特に小さな子は耳管が短いため、すぐに細菌が耳に達して中耳炎を引き起こしたり、のどに下りてきて炎症を起こしたり、痰が絡んだ咳をしたりするそうです。

軽い風邪かと思っているときに中耳炎になっていることも

保育園に通っているのだから軽い鼻風邪で鼻水が出ていても珍しくない、と思い込んでいると、実は中耳炎にかかっていることも。小児科を繰り返し受診している中でも、中耳炎の可能性を指摘して耳鼻科の受診を勧めてくれることがないこともあります。

赤ちゃんや小さな子は言葉で「耳が痛い」と訴えることができないため、何だか不機嫌な状態がずっと続いていると思ったら、鼓膜の内側に膿がたまって鼓膜が腫れているところまで進んでいたり、鼓膜に穴が開いて膿が耳だれとなって出てくることで初めて周りの人が気づくこともあります。

中耳炎は年間通じてなる病気

夏場に、プールで耳に水が入ることがきっかけで発症するイメージを持っている方もいるようですが、風邪の合併症として、乳幼児が1年中かかりやすい病気です。

中耳炎による不調は、慢性的な体調不良にもつながることもあるので、中耳炎を疑った時にスムーズに受診できるよう、地域の小児科だけでなく耳鼻科医院の存在も確認しておくことをおすすめしたいです。

軽く済む子、長引く子……体質や「耐性菌」の影響も

マメに耳鼻科に通うことも予防策の1つ

マメに耳鼻科に通うことも予防策の1つ

我が家の第1子長男が1歳になったころに最初の中耳炎を発症したときは、夫婦で協力し、どうしても仕事の調整がきかない時にはベビーシッターさんに依頼して、耳鼻科にマメに通っていました。

しかし結局1歳代は急性中耳炎を何度も繰り返すことに。たまった膿を排出させるため鼓膜の切開を繰り返し、最終的には、鼓膜にとても小さなチューブを埋め込んで通気性をよくする手術を受けました。検査や手術のための入院も経験しました。

 

大抵のお子さんは保育園生活の中で段々抵抗力も大きくなるものですが、中には、我が家の長男のように中耳炎に悩ませられ続ける子もいます。長男がお世話になった小児科、耳鼻科の先生たちのお話では、ちまたには色々な形で抗生物質が存在しており(家畜の成長促進にも使われている…)、抗生物質が効かない「耐性菌」も増えているとのことでした。

また、その子の持つ基本的な抵抗力が、体が成長することで大きくなるのを待つしかない場合もあるそうです。

鼻水吸引器などでホームケアを

子どもがつらい思いをするまえにしっかりケアをしてあげたいです

子どもがつらい思いをするまえにしっかりケアをしてあげたいです

風邪をひいて最初は透明でサラサラだっら鼻水が、黄色や緑がかったドロッとした鼻水に変わってくるのは、ウイルス性の鼻炎の兆候の1つだそう。中耳炎を防ぐ、なるべくひどくさせないために家でできることは、この細菌が混ざったドロドロの鼻水を子どもにすすらせないことです。

しかし、赤ちゃんや小さなお子さんは自分では鼻をかむことができません。我が家の子どもたちが小さい時に必ずお世話になっていたのが、耳鼻科の先生が考案したというこの市販の鼻水吸引器です。

「ママ鼻水トッテ」

また、電動で簡単に鼻水を吸ってあげられる鼻水吸引器もあります。

ベビースマイル S-302

幼児期後半や小学生になったら、うまくかめないときは吸引器で吸ってあげる一方で、鼻のかみ方も少しずつ練習していけるといいですね。それでもくせのように吸い上げてしまう子も、我が子たちの中にもいましたが……。

中耳炎に苦労した我が家の長男も現在中学2年生。小学校時代は高学年になっても中耳炎になりました。

蚊に刺されたあとがとびひになりやすいところもあり「やっぱり細菌に対する抵抗力が低いのかな」と思わせられる部分もありましたが、今はすっかりそんなことも減りました。

鼓膜に埋め込んだチューブも小学校低学年のうちに自然にはずれ、水泳も普通に楽しんでいますよ。親にとっては今の目の前の子どもに丈夫になってほしいものですが、やはり、成長とともに少しずつ病気に対する抵抗力も育っていくことを感じます。

中耳炎についての基本情報はこちら

千葉美奈子

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