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2015.07.02

【大人も読みたい!】ママが泣ける&癒される絵本シリーズ1 ワーママBook Shelf


3児のママライターが薦める「読んでよかった~」

絵本シリーズ1

読み聞かせ用ではなく「自分のための」絵本

読み聞かせは親子のコミュニケーションにとても大事

絵本を通して親子でコミュニケーションをとれるのは素敵ですね

3人兄弟を育てつつ仕事をこなすバタバタな毎日ですが、寝る前には必ず絵本を読むようにしています。

本棚には、私や主人が買った本、子どもが自分で選んだ本、お祝いとしていただいた本……さまざまな種類の絵本が並びますが、その中に「子どもに読んであげる」というより「自分が読みたい」と思う、特別な絵本のコーナーがあります。

感動で泣けたり、ほっこり癒されたり、はっとする気付きがあったり……。

今回はそんな大人も読みたい絵本の中から、ワーママにぜひお薦めのタイトルを3回にわたってご紹介します。

 

1冊目

『ちょっとだけ』 瀧村有子 作/鈴木永子 絵 

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絵本を読んで泣くという初めての経験

最初に紹介するこの『ちょっとだけ』は、自分が読みたいコーナー第1号の絵本。2人目の子を出産してしばらくし、児童館へ行ったとき、目立つように置かれたこの本を手にしたのがきっかけでした。

何気なくページを開いたのですが、読み進めるうちにウルウルきてしてしまい、最後のシーンでは涙がポロポロ……。絵本を読んで感動し、泣いてしまうという体験は、この時が初めてでした。

 

甘えたい気持ちをガマンする姿に、上の子の姿が重なった

上の子もまだまだママに甘えたい

上の子もまだまだママに甘えたい……

この物語の主人公は、家に赤ちゃんがやってきてお姉さんになったばかりの「なっちゃん」

お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、なっちゃんはいろんなことを自分ひとりでやってみます

歩くときはママのスカートを「ちょっとだけ」つまんで、牛乳もコップにひとりで「ちょっとだけ」入れられて、ひとりで遊んだブランコだって「ちょっとだけ」ゆれて……。

 

そんな、お姉さんになったからと頑張るなっちゃんも、眠くなった時だけは、どうしてもお母さんに甘えたくなります。「“ちょっとだけ”でいいからだっこして」とお願いしてみると、彼女の気持ちを優しく受けとめてくれるお母さん。その時の言葉がとっても素敵で、じーんと心に響きました。

 

「赤ちゃんが生まれたら、上の子を優先してあげて」とはよく言われる言葉

私も分かっていたつもりが現実はそうも行かず、上の子に我慢を強いたり、キツく叱ってしまったりで、反省する日々でした。そんなときにこの本と出合い、健気でいじらしいなっちゃんに自分の子どもを重ね合わせていたのです。

イライラ、ガミガミが続いたら読み返す

ああああ

イライラしたら、この本を読んで心を落ち着かせて

この絵本を最初に読んでから、もうずいぶん時が経ちましたが、今でも読むたびに涙が出てしまいます。

つい先日も、年長組になった長男の担任の先生が、母の日の行事中にこの本を読んでくれ、涙をこらえるのが大変でした(笑)。

育児と仕事を両立するワーママなら誰しも、つい忙しさや用事にかまけて子どもを見てやれないときがあるはず。私も忙しくて、イライラ、ガミガミ、叱ってしまって自己嫌悪……そんな日が続いたときは、この絵本を読み返しています。

絵も物語もとっても可愛らしいけれど、親にとっては重みのあるこの作品。子育て中のすべてのママ&パパにお薦めです。

 

 

<お薦めしてくれたワーママ>

5歳、3歳、1歳の3兄弟を育てるママライター。「本を読むのが好きな子どもに育って欲しい」と思い、1日の最後にベッドの中で1人1冊、絵本の読み聞かせをするのが日課。

 

 

<お薦めされた本>

『ちょっとだけ』

瀧村有子 作

鈴木永子 絵

 

福音館書店

定価:本体価格800円+税

2007年11月15日刊行

ISBN:978-4-8340-2299-5

【記事まとめ】連載

横山香織

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