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2015.07.04

【大人も読みたい!】ママが泣ける&癒される絵本シリーズ3 ワーママBook Shelf


3児のママライターが薦める「読んでよかった~」

絵本シリーズ3

3冊目

『おむかえ まだかな』 もとしたいづみ 作/おかだちあき 絵

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ワーママの「お迎え遅くなっちゃった!」がテーマ

 もともと岡田千晶さんの描く柔らかな絵が好きだったのですが、たまたま仕事の帰りに寄った本屋で、新刊棚にあったので手に取ったのがこの絵本です。

「仕事でお迎えが遅くなってしまい、園では自分の子どもが最後のひとり」……という、働いているママなら誰もが一度は経験しそうな状況がテーマになっています。

幼稚園の預かり保育と、保育園の一時保育を利用して働いている私。

いつも時間ギリギリでお迎えに行っているせいなのか、最初のページから胸がきゅんとしてしまい、迎えに来たママのもとへ走る主人公「かなちゃん」の表情にはグッとくるものが。そして、ワーママの気持ちを代弁した、もとしたさんのあとがきを読んで、ついに涙があふれてしまいました(本屋なのに!)

 

お迎えを待つ心細い気持ちを支える、素敵な空想の世界

まだかなとお迎えを待つ我が子を想像するだけでウルッとしてしまいます

まだかなとお迎えを待つ我が子を想像するだけでウルッとしてしまいます

舞台は夕方の保育園。ひとりになった「かなちゃん」は、ぬいぐるみのクマちゃんと、ママが遅くなっている理由をいろいろ考えます。「電車が止まったから、動物さんたちに押してもらってるのかな」。「すっごく大きなケーキを買ったから、倒れないようにゆっくり歩いてるんだよ」。

 

自由に広がる空想の世界はどれも本当にキュート! それを表現する絵のタッチも素敵で、ワクワクが伝わってきます。お迎えを待つ子どもは、きっと寂しいに違いない。でも、素敵なその想像力が、心細さを少しでも支えてくれていたら嬉しいな、そう思わずにはいられませんでした。

早くお迎えに行って、子どもを抱きしめたい!

 

お迎えに行って会える瞬間が1日で一番楽しみ

お迎えに行って会える瞬間が1日で一番楽しみ

作者のもとしたさんは、あとがきで、我が子が成長した今でも「お迎えに行かなくちゃ!」と焦る夢を見る、と言っています。「我が子がどうか楽しくご機嫌で過ごしていますように、寂しくて泣いたりしていませんように、と祈るような気持ちで急ぐ道のり」……まさにワーママのお迎え時の気持ちそのものですよね。

 

「いつもお迎えが遅くなってごめんね」と自分を責めてしまうママと、「もっと早くお迎えに来て!」とさみしく思っている子どもたちは、ぜひ一緒に読んでみてください。いつもの「待つ」という時間も少しだけ、楽しく感じられるかもしれません。

 

 

 

<お薦めしてくれたワーママ>

5歳、3歳、1歳の3兄弟を育てるママライター。「本を読むのが好きな子どもに育って欲しい」と思い、1日の最後にベッドの中で1人1冊、絵本の読み聞かせをするのが日課。自宅の本棚には、子どもに読んであげるのではなく、自分が読みたい絵本のコーナーもある

 

 

 

<お薦めされた本>

 

『おむかえ まだかな』

もとしたいづみ 作

おかだちあき 絵

 

学研教育出版

2015年4月10日刊行

定価:本体価格1,300円+税

ISBN:978-4-05-204175-4

 

 

【記事まとめ】ワーママBook Shelf

横山香織

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