それでもママは働く 未来と自分を信じて ワーママ・プレワーママの共感サイト| BRAVA(ブラーバ)

2015.07.08

【あの手、この手】パパが育児・家事をしたくなる方法とは?


先日、3歳の子がいるママ友(派遣・42歳)とお茶をしていたら、いつも穏やかな彼女が「夫への不満」を爆発させてビックリ。

怒りの原因は「平日は飲み会などで遅く帰ってきて何もしないし、週末もフットサルの練習や試合にばかり出かけて家事や育児を全然してくれない(怒)!」というものでした。

 

ドイツから学ぶ!苦労は身をもってわからすべし!

バタバタ家事をしている横で旦那がうたた寝している姿に苛立ちが止まりません

バタバタと家事をしている横で旦那がうたた寝していると、イライラが止まりません

それにしても、どうしたらこのママ友の夫が家事・育児に協力してくれるようになるのでしょうか?

そのヒントになりそうな面白い研究結果が、昨年ドイツの研究機関(WZB)から発表されました。

それによると、「2カ月以上の育休を取って、専業主夫(1人で育児と家事の全責任を負う)を体験した父親は、職場に戻ってからも、働く時間ををなるべく減らして育児や家事に関わっている」というものです。逆に、そうした経験をしなかった父親は、子どもが産まれてから週あたりの働く時間をを増やしていたということです。

しかし、3人に1人の父親が育児休暇を取るドイツとは違い、日本では50人に1人の父親しか育児休暇をとっていません。

そもそも、ドイツでは育休を取ったらもらえる手当なんかもあって、経済的にも取りやすいこともあるんです。

日本で、ドイツ並みに父親が育休をとるようになるのを待っていては、子どもが成人してしまいます。

では、日本でこの研究結果を応用すると?

夫の夏休みや週末などのタイミングを狙い、妻が何か用事をつくって家を空けるか、病気(仮病を含む)で寝込むなど、イヤでも夫が1人で家事と育児の両方をしなければならない環境をつくるところから始めるもの効果的かと思います。家事や育児を1人でする大変な苦労を「まず体験」してもらうのです。

 「とてもじゃないけど、無理!」と逆効果にならないことを祈って・・・。

マンガというツールを使ってみる

 

固まりにかたまった、男と女の役割分担の意識を変えるツールとしてオススメするのは「マンガ」です。

たくさん他にもあると思いますが、私のオススメは、二ノ宮 知子『おにぎり通信 ~ダメママ日記~ ①~②』と細川貂々『ツレはパパ1年生~3年生』です。

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『のだめカンタビーレ』や「ツレがうつになりまして」(ツレうつ)などの大ヒットを飛ばした漫画家さん一家の家事・育児の柱は、どちらも「父親」。そう、父親だって母親と同じく仕事しながら家事と育児ができるんです!!

「これ、何だか面白いから貸してあげるね」と素知らぬふりをして夫に読ませた結果、その効果は抜群でした。

ちなみに、夫は相当気に入ったのか、男友達への出産祝いにも、『おにぎり通信』をプレゼントしていました・・。

 

交渉の武器は「稼ぐ」こと(かもしれない)

平等にじゃんけんで決めるとは......斬新ですね

じゃんけんでどちらが育休を取るか決めるとは……斬新です

学生時代の友人の中には、同じ会社の同期と結婚して、子どもが生まれた時に、夫の方が育児休業を取ったという人(外資系IT、41歳)がいます。

理由は、「どちらが育休を取るかジャンケンをして負けたのが夫の方だったから」、だそうです。

同じ職場環境で、同じ給料だからこそのレアなケースかと思いますが、出産前後で「夫と同じくらい稼ぐ」というのはある意味、家庭内の家事・育児分担における強力な交渉の武器になるのかもしれません。

前述のドイツの記事も、「夫が2カ月以上育休を取っている間に、妻が働いて今まで以上に家計に貢献する場合に効果があった」そうです。

 

夫がダメなら子どもで!

幼児期から、遊びでお手伝いをさせておくのもよいですね

幼児期から、遊びでお手伝いをさせるのもよいですね

とこれまでツラツラ書きましたが、そうは言っても、日本に多々いる長時間残業労働パパ(週60時間以上働く人)の働き方がそう急に変わるわけでもなく、数十年生きてきた夫の家事・育児(ついでに仕事)に対する意識を急に変えようとするのは難しいかもしれません

こうなったら長期遠大計画で、「未来世代の育成」というのはどうでしょうか。

仕込めば、あと10年もすると子どもが家事を手伝ってくれるようになります。

共働きがますますメインストリームになる中で、娘も息子も、男女の区別なく、働き、家事・育児をこなすのが当たり前の時代はもうそこまで来ています。

万が一結婚して子をなさずとも、結局のところ「経済的、生活的、精神的」に自立した大人に育てあげないと、後々には本人が困るだけのことです。

 

あと、こんな作戦もあるよ!という皆さまからのアイデアがあればぜひ教えて下さい。

ちなみに、ドイツの調査結果についてまとめた記事はこちら。ご興味があれば。

 

 

「おにぎり通信 ~ダメママ日記~ ①」

二ノ宮知子著

集英社

2013年5月刊行

801円(税込)

ISBN978-4087825695

市口 芳江

市口芳江

4歳の子どもを育て中。保育園には足を向けて眠れません。


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