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2015.07.14

小さな工夫で子連れ出勤〜Sow Experience<前編>〜 


 ママがイキイキ働く Smile Place

いろいろな事情や気持ちを抱えながら「それでも働く」と決めたママたち。

そんなママたちがイキイキと働けるように・・・。そんな思いで作られた「場所」をめぐるシリーズです。

第1回の今回は、「子連れ出勤」を実現、推進しているSow Experienceをご紹介します。

 

必要にせまられて始めた「子連れ出勤」

子どもをヒザに乗せているのに、不思議と仕事をしている姿に違和感がありません。スタッフいわく、宮坂さん(写真右)は「あやしのエキスパート」だそう。

子どもをヒザに乗せているのに、不思議と仕事をしている姿に違和感がありません。スタッフいわく、宮坂さん(写真右)は独身ながら「あやしのエキスパート」だそう。

「どうしても辞めてほしくなかった女性スタッフがいて、その方が子どもを連れてきてもいいなら仕事を続けられると言ったのでできた制度です」

Sow Experience代表の西村琢さんは、2年前に子連れ出勤制度のできたきっかけについてこう話します。

ご自身が4歳と1歳になるお子さんを持ち、制度ができる前にも時にお子さんをオフィスに連れてきていたと言います。

「妻や他の人が面倒を見られず、どうしても連れてこなくてはならない時ってありますよね。そんな時は、私も連れてきていましたし、それで周囲の人も私も不便は感じていませんでしたし」

と、子どもを受け入れる素地があったことを明かしてくれました。

 代表の西村琢氏。ご自身も制度を作り前からお子さんをオフィスに連れてきていたそうです。

代表の西村琢氏。ご自身も制度を作る前からお子さんをオフィスに連れてきていたそうです。

 

しかし、時々(しかもおそらく休日がメイン)子どもがいる状態と、常に子どもがいる状態は、まったく同じではありません。

制度を始めようというとき、メンバーから反対の声は出なかったのでしょうか。

「その女性が子どもを保育園に預けられなくて、私だけでなくメンバーも彼女が重要なポストにいることは承知していたので、働き続けてもらうには他に道がないというか。やむにやまれぬというか(笑)。でも、子どもはまだ6カ月で、基本的に寝ているので、実際に子連れ出勤が始まっても、大きな問題はありませんでしたね」

むしろ、本来であれば労働市場から消えていたであろう人材を埋もれさせることなく、一緒に働いていると思うと気分が上がったといいます。

 

絶妙のバランスで成り立つ制度

現在、2歳になるたまちゃん(環:たまき)のママ、望月町子さんです。

町子さんとたまちゃん。基本的にはママは目の届く範囲にいて仕事をします。

 

制度開始から1年弱経った頃、人づてで子連れ出勤の制度を聞き、人材募集に応募してきたママさんがいました

現在、2歳になるたまちゃん(環:たまき)のママ、望月町子さんです。

それまでは「ただ寝ている」だけの子どもでしたが、2歳となると動き回ります。同じように子連れ出勤が可能かどうか、代表の西村さんと話合い、まず2カ月のお試し期間をもちました。

「私自身が入ったばかりで、どうなるかなと思いましたが、みんな仲が良くて、会社の雰囲気も良いので、すぐに馴染むことができました。」と望月さんは言います。

しかし、2歳の子を連れての仕事は簡単ではないと感じたそうです。

グズることももちろんあります。社内で子どもにとって危険な場所もあります。

みんなが食べているお菓子を、たまちゃんが食べてしまい、食事にひびくこともあります。

それでもひとつずつ、少しずつ変えていきながら2カ月後、お互いに「なんとかなってるから、大丈夫じゃない?」との結論に。

「努力しすぎても、いつかは無理がでてきますから。受け入れ側と母親がお互いに多少の工夫をしあうことで、うまくいっているのだと思います。絶妙な均衡でなりたっていますね」西村さんは制度が成功している理由を、そう考えています。

 

オフィスを移転してからキッズスペース周辺を土足厳禁に。

オフィスを移転してからキッズスペース周辺を土足厳禁に。

 

お互いがお互いを思い、少しづつ工夫を重ねて実現してきた子連れ出勤。次回は、社員の本音に迫った工夫のひとつをご紹介します。

 



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【記事まとめ】Smile Place

大倉奈津子

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