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2015.07.16

【手作りオモチャ】『100かいだてのいえ』著者が教える、親子でモノを作る喜び


 

美術スタイリストママが教える

読んでよかった〜

「いわいさんちへようこそ!

いわいさんち

子どもに新しいことを教えるとき

息子が生まれたとき、先輩ママから「100かいだてのいえ」という絵本をプレゼントされました。「いろいろな絵本を与えたけれど、うちの子は一番のお気に入り。言葉と数字はほとんどこの絵本で覚えたよ」とのこと。そのアドバイス通り、今年で3歳になる息子も、毎日夢中でこの絵本を読んでいます

子どもに新しいことを教えるとき、「楽しんで」「自分で体験しながら」覚えていくことの大切さを、この絵本から知りました。

著者であるいわいとしお(岩井俊雄)さんは、メディアアーティストの第一人者。ママ世代には懐かしいテレビ番組「ウゴウゴルーガ」のキャラクターデザインや、三鷹の森ジブリ美術館などの映像展示を手がけています。

今回お薦めする「いわいさんちへようこそ!」は、そんな岩井さんが娘のロカちゃんと一緒に新しい遊びを考え、モノをつくる、親子の工作フォトエッセイです。

 

父と娘とのふれあいを綴ったエッセイでもあります

何でもあるこの時代にこそ

岩井さんは、自身が小さなときに母親に「もうオモチャは買いません!」と宣言されて以降、工作の道具や材料を使って、自分でオモチャを作ってきたそうです。

欲しいものは全部自分で作れる、と言う岩井さん。娘が生まれてから、その「作る喜び」を伝えたいと、一緒に工作をはじめます。

そんな親子工作のはじまりとなったのが、ボール紙に動物の絵を描いて、リベット(割ピン)でつないだ「リベットくん」。手足を動かしていろいろなポーズをとることができるリベットくんには、娘さんも大興奮! 次々とリクエストが入り、たくさんのリベットくんができあがりました。

P100-101

一匹できあがるごとに、物語が広がっていく

 

考えたり作ったりするのも遊び!

リベットくんだけでなく、岩井さんとロカちゃんはたくさんのオモチャを自作していきます。思いついたらどこでもモノ作りができるよう、出かけるときはオモチャではなく紙や色鉛筆、ハサミなどを持ち歩くようにしたそう。

岩井さんは著書のなかでこう語っています。

「ロカちゃんが、信じられないくらいにジッと『リベットくん』を作る僕の手元を見つめているのです。何が起きるのかワクワクしながら見てくれている。(中略)出来上がったおもちゃ以上に、それを作る行程が子供を惹きつけるのです」

凝ったものでなくても良いから、子どもと一緒に手を動かし、話し合いながらモノを作っていく。わたしも、子どもとそういう濃密な時間を持てたら良いなと思いました。

オモチャや遊び方に対する概念を変えてくれる、素敵な一冊です。

お出かけしたときも、紙とペンでさっとカード作り。「どっちがへん?」子どもの目線になって、頭を柔らかく!

お出かけしたときも、紙とペンでさっとカード作り。「どっちがへん?」子どもの目線になって、頭を柔らかく!

トイレトレーニングも、自作のシールで楽しみながら。何か買ったりする前に「作れないかな?」と考える時間を持とう

トイレトレーニングも、自作のシールで楽しみながら。何か買ったりする前に「作れないかな?」と考える時間を持とう

 

 

 

〈お薦めしてくれたワーママ〉

3歳の男子を持つママ。独身時代から舞台制作・舞台美術を行う会社に勤め、出産後フリーランスに。現在は広告を中心に空間をスタイリングする美術スタイリストとして活躍中。子どものおもちゃは、自分が気に入ったものしか買い与えない!とこだわりあり。海外旅行や地方出張のときに、その地の伝統玩具を買い集めるのが趣味。

 

 

 

「いわいさんちへようこそ!」

岩井俊雄著

紀伊国屋書店刊

1,620円(税込)

ISBN:9784314010009

【記事まとめ】ワーママBook Shelf

浦和ツナ子

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