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2015.07.16

先生による性犯罪。わが子を守るためにすべきこと


先日、大阪のある幼稚園にて、副園長の男性が園児へのわいせつ行為を行った疑いがあるとして逮捕されました。

今年4月には、札幌市内の保育園で、盗撮目的で昼寝中の園児の下着を脱がせたとして男性保育士が逮捕された事件も起こっています。

保育園や幼稚園という、子どもを安心して預けられる場所で起こった事件に、不安を抱いたワーママは少なくないのではないでしょうか

私自身、年長になる娘を保育園に預けて働く一人の母親として、とてもショックな事件でした。

2つの事件の概要とは?

あああ

担任などによる性犯罪の事件のニュースをよく耳にするように

ご存知の方も多いとは思いますが、まずは2つの事件の概要からご紹介します。

まずは大阪の事件について。勤務先の幼稚園に通う園児にわいせつな行為をしたとして、大阪府守口市の私立幼稚園の元副園長が逮捕されました。

守口署によると、元副園長は今年4月、園児の4歳女児をスクールバスに連れ込み下半身を触るなどした疑いがあり、計3人の男児と女児の保護者から被害届が出され、逮捕されたとのこと。

事件が発覚した経緯は、4月下旬に保護者から大阪府に対し「子どもがいたずらされている」との訴えがあったこと。これにより、府は幼稚園に対して第三者も交えて調査するように指示。それに対して幼稚園側は弁護士も加えて確認し、「わいせつ行為の事実はない」と回答しました。

これを受けて、保護者が警察に被害届を提出、逮捕に至りました。逮捕の前月である5月には臨時保護者説明会も開かれ、元副園長も出席し保護者に「力不足で皆様にご心配をおかけし、深くお詫びします」と謝罪しましたが、わいせつ行為については膝のうえに乗せただけだと否定

元副園長の母親である園長も不適切な行為があったとはいえないという報告があった、として行為を認めませんでした。

もう一つの札幌の事件は、今年4月、札幌市の保育園で、昼寝中の5歳の女児の下着を脱がせた疑いで男性保育士が逮捕されたというもの。

この保育園では私物のカメラの持込が禁じられていたにも関わらず、逮捕された男性保育士は私物のカメラを持ち込んでおり、不審に思った別の職員が画像データを確認したところ、園児の裸の画像が記録されていたため警察に通報、逮捕に至りました。

自宅から押収された男性保育士のカメラには、他の複数の女児の画像があったということがわかっており、余罪を追及されています。

男性保育士の数は増えている?

最近は男性の保育士もめずらしくない

最近は男性の保育士もめずらしくありません

かつてはほぼ女性だけだった保育士ですが、平成11年の児童福祉法に改正により保母から保育士という名称に統一されたこともあり、男性保育士は少しづつ増加しています。

総務省の国勢調査によると、平成22年には男性保育士の数は12,100人となっており、前回調査の平成17年の9277人比較して2823人も増えていることがわかります。

10年前の平成12年の4666人と比較すれば7434人。およそ3倍の数となっているのです。

幼稚園教諭の方は園長が男性である園も多いことから、昔から保育士に比べて数が多く、全体の10パーセントが男性であるという調査結果が出ています。

男性が保育士・幼稚園教諭として園にいることのメリットとは?

男性保育士ならではの

男性保育士ならではの遊びも子どもにとってはよい刺激に

そもそも保育士が女性の仕事とされてきたのは、子育ては女性の役割であるとの考え方からです。

けれど、時代とともに考え方も変化し、子育てに男性も参加することが求められる現代において、保育の現場にも男性がいることは子どもにとってプラスになるはず。

私が子どもを通わせている園にも男性の保育士さんがいますが、男の子とダイナミックに体を使って遊ぶ姿などを見るといいものだな、と素直に感じます。

子どもにとっても、男性の保育士さんが園にいることで、育児というのは男性も参加するものだというイメージを、将来抱きやすいのではないかと思うのです。

私の友人は、子どもが年長時の担任が男性だったそうで、最初は少し抵抗があったけれど、子どものことをよく見てくれる、きちんと叱ってくれてメリハリがつく、などいい点がたくさんあったと教えてくれました。

いいこともある、でも抵抗もあるのが本音です

乳児ならまだしも、幼児になってくると抵抗があります

乳児ならまだしも、幼児になると着替えなどの場面には抵抗がありますね

男性が幼児教育の現場にいることの良さがあることも、ほとんどの男性保育士、幼稚園教諭のみなさんが毎日がんばってくださっていることも分かっています。

けれど女の子を持つ一人の母親として抵抗を感じる部分があるのが私の本音です。

保育士、幼稚園教諭と小学校の先生とでは大きく違うと思うのが、トイレや着替えの介助がたびたびあることです。女性の先生であればなんの抵抗もありませんが、男性の先生が娘の着替えを手伝うとなると抵抗感が否めず、できれば女性の先生に手伝って欲しいと思ってしまいます。

こういった気持ちを持つワーママは私だけではないのではないでしょうか?

子どもの声にきちんと耳を傾ける

子どものちょっとした変化も見落とさないようにしたいものです

子どものちょっとした変化も見落とさないようにしたいものです

仕事に情熱を持ち、まっとうに働いている男性保育士、幼稚園教諭の方々がほとんどなのは、母親である私たちはわかっています。

けれど、一部とはいえこういう痛ましい事件が起きるのも事実。

保育園や幼稚園は親の目が届かない場所。今回の二つの事件のように親が普段見ることの出来ない場所で行われる性犯罪から子供を守るためにはどうすればいいのでしょうか?

大阪府の事件が発覚したきっかけは、園児が保護者に対して触られたということを訴えたこと。

しかし、4歳の子どもが、理路整然と自分にされたことを話せたとは思えません。なんととなく「いやだな」と感じても、きちんと理解することはできていなかったのではないかとも思います。

けれど、そのたどたどしかっただろう説明を、その子の親がきちんと聞き、向き合ったからこそ事件は発覚したのではないでしょうか

忙しいと、つい子どもの話を聞き流してしまうことが私自身よくありますが、きちんと子どもの話を聞くことの大切さを思い知らされました。

自分の子どもを守るには、様子を常に見守り、きちんと子どもの声に耳を傾けること。当たり前ですが、それ以上の対策はないのかもしれません。

松浦恭子

松浦 恭子

岐阜県の片隅で活動する主婦兼ライターです。


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