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2015.07.20

自分だけ、夫婦だけで抱え込まないで!「保育園と子どもの病気①」


保育園に入れることになり、ママの職場復帰の日にちも具体的に決まり、不安ながらもママの復職という家族の新しいステージに一歩を踏み出すことに喜びを感じているご家庭。

それを見事にノックアウトしてくれるのが、子どもの体調不良、病気で登園できない事態や、勤務時間中にかかってくる「お迎えコール」

新生活の最初の大きな山かもしれません。今回は2回にわたって、「保育園と子どもの病気」について考えてみたいと思います。

1回目は「自分だけ、夫婦だけで抱え込まないで!」です。

慣らし保育が順調でも、フルで通い始めるとなかなかそうはいかないことも

本人はいたって元気でも、37.5℃を越えると保育園では預かれません

本人はいたって元気でも、37.5℃を越えると保育園では預かれません

育休中に受けられる予防接種は全部済ませた

1歳ぐらいまでにかかることが多いと言われる高熱をと熱が下がった後の発疹が特徴の「突発性発疹」も経験した

普段はとにかく元気! 1~2週間の慣らし保育も元気に通うことができた

「これから始まる復職後の生活、あなたが元気に保育園に通ってくれるかどうかにかかっている」と祈るような気持ちで迎えた職場復帰。

しかし、その祈りを打ち砕くように押し寄せてくることも多いのが、子どもの体調不良で登園できなかったり、朝は元気に登園したものの勤務時間中に保育園からお迎えを依頼する電話「お迎えコール」がかかってくる事態。

それは、復職前にとても心配していたような高熱や感染症によるものではなく朝検温したら「37.5を超えていた」(保育園は37.5度を超えると発熱の範囲となり登園できません)、朝は元気に登園したのに午後の園での検温で37.5度を超えて何だか元気がないといった症状によるものが多いのが実際です。

どうしても、休めない、今すぐに抜けられない……

お迎えに行くだけでなく、お医者さんにみてもらうことも必要

お迎えに行くだけでなく、お医者さんにみてもらうことも必要

そんな時、急に仕事を休むことは無理、今正に時間内に終わらせなければいけない担当の仕事があって迎えに行くのが厳しいということもあるでしょう。

職場復帰直後は特に「やっぱり子どもが体調を崩して早速休みだ、早退だ」と思われるのは避けたいという気持ちもあると思います。

でも、保育園側としては、預かっている大切なお子さんに体調不良の兆しが見られたら、連絡をしないわけにはいきません。

私も何度も経験し、こんな風に先生に言ったこともあります。「今すぐには職場を出られないんですが、2時間以内にはお迎えに行きますので、それまでどうかよろしくお願いします」。

そして、発熱は疲れなどから出て家に帰ったら元気いっぱいということもありますが、念のため診療時間内に小児科を受診することが原則

特に0~1歳ぐらいの子は体調が変わりやすいので、「大丈夫だと思っていたのに、夜になって熱がぐんぐん上がって時間外の診療所を訪れなければならなくなった」ということも。

「原因不明の発熱」で済ませるのではなく、受診したうえで例えば「熱が下がったら登園させても大丈夫でしょう」「明日はできるだけ休ませてください」など、医師のアドバイスをを仰ぐことが必要になるのです。

夫婦ともに休めない、どこに頼る?

普段から頼りになるじぃじ、ばぁばですが、病気の時はホントにありがたい存在ですね

普段から頼りになるじぃじ、ばぁばですが、病気の時はホントにありがたい存在ですね

こんな事態になった時、当然、夫婦のどちらかが仕事を休んだり早退しなければならない事態になります。

ママの復職直後は特にこの点を理解してもらえる職場もあるかもしれませんが、突発的な状況に対しては、やはり「今日は休めない」「今すぐには職場を抜けられない」という状況も存在します。

復職後数ヵ月たってもよく起こりえることなのですが、どうしても「だいぶ復職後の生活にも慣れてきただろう」という職場の目がありがちで、つらい立場に置かれることもあります。

こういう事態を職場も想定して対策を考えてもらえればベストですが、逆に責任の軽い担当へ配置すればこれまた問題化することもあり、職場としても悩みどころではないでしょうか。

なかなかすべてのケースに対する最善の策というのは見つけにくいものです。

近くに協力してくれる祖父母がいる場合は一番心強いでしょう。

私の見てきたケースでも、このような事態を祖父母に泊まり込みで来てもらったり、近くに住んでもらったりして何とか乗り切れたというケースも多く聞きます。

一方、そこまで祖父母に頼ることができなかったり、頼れる身内自体がいないケースもたくさんです。

費用面は必要経費と割り切って、病児保育の施設やシステム、軽い体調不良だったら預かってくれるファミリーサポートのシステムやベビーシッター制度を利用することも出てくると思います。

*これら、病気の時に預かってくれるサービスに関してはこちらの記事で。

「ごめんね」を「ありがとう」に

「誰かの助けがないと働けないのか」と落ち込む必要はありません。でも、周囲の人にも、もちろん子どもにも「ありがとう」の気持ちは持っていたいですね

「誰かの助けがないと働けないのか」と落ち込む必要はありません。でも、周囲の人にも、もちろん子どもにも「ありがとう」の気持ちは持っていたいですね

何よりもつらいのは、子どもが体調不良の時に休んでそばにいてあげることができないすぐに駆けつけてあげることができない、ということではないでしょうか。

私も第1子長男の時、そうでした。

毎日のお迎えも20時前後であればいい方、時には子どもが寝てしまってから迎えに行って車に押し込むことも。自転車通園の時には、夜寝てしまった子を起こして前の座席に乗せたことも。

まだ1歳の頃です。そして体調不良時にも素早く対応できない……長男が生後9ヵ月前後で復職してから数ヵ月、落ち込みまくっていた私に、保育園の先生がこんなお手紙をくださいました。

「誰でも、家族だけでは子育てができません。人の力をたくさん借りる時期もあり、それを気にすることはありません。園でもできる限りサポートしたいので、一緒に頑張っていきましょう」。

ママパパに大切なのは「自分を責めない」こと。

もう数週間、2~3ヵ月たつと、お子さんも新しい環境に心身ともに慣れてくるかもしれません。

その期間は長く感じるかもしれませんが、それぞれの家庭が悩みながらも出した夫婦ともに働き続けるという選択

お子さんにできる限りのことをしたうえで、地域の力にたくさん頼ってほしいと思います。

そして、復職の時期って、お子さんも言葉をどんどん吸収していく時期

お子さんに「ごめんね」と言うより、「ありがとう」とたくさん言ってあげてほしいなあと思います。その気持ちは、小さなお子さんでもきっと理解してくれますよ!

千葉美奈子

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