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2015.07.21

デジタル育児ってそんなに悪い?PCライターママが実践してみた結果


iPadにパソコン、ゲーム機にロボット。我が家は多くのデジタルガジェットにあふれています。パソコン雑誌編集者を経てPC系ライターとなったわたしは、仕事と趣味の両方から息子が1歳のときからデジタルガジェットを駆使した育児を実践しています。

スマホで動画を見せたりしていますね

スマホで動画を見せたりしているママも多いのでは?

とはいえ、これだけスマホが普及しても、デジタル育児に関する世間の目はまだまだ厳しいのが現状です。「スマホに子守をさせる母親たち」というテーマはネットでよく議論される話題ですし、iPhoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズがわが子にスマホやタブレットなどを一切与えなかったというエピソードはあまりにも有名です。それでも、わたしはデジタル育児をやってよかったと思っています。

きっかけはiPadの絵本だった

あああ

本と違って音声と動きがあるので子どもにはより伝わりやすい

 

そもそも、デジタル育児のきっかけはiPadの1冊の絵本でした。

息子が1歳の頃、まだiPadをもっていなかったわたしは、とあるイベントで展示されていた『ももたろう』の絵本に出会いました。どんぶらこと流れてくる桃や動く動物たち見て、これなら紙の絵本ではできない音や動きで、物語の楽しさを伝えられる

そう思ったわたしは早速iPadを購入し、当時1歳だった息子にデジタルのさまざまな物語を見せました。想像通り、息子の反応は上々。そうしてiPadによるデジタル育児が始まったのです。

デジタル育児のデメリットは?

気づくと何時間もゲームをしていたり......

気づくと何時間もゲームをしていたり……

とはいっても、もちろんデジタル育児にはデメリットはあります。それは、子どもがやめづらいこと。スマホやタブレット、ゲーム機器は、ほかの遊びよりも子どもがやめるのに時間がかかる、あるいはやめさせるのに苦労することを、イヤというほど実感しているママも多いのでは? 結果として、親はイライラし、無理やり取り上げてしまうこともありますよね。

これには、事前に明確な時間を決めておくことの大切さを痛感しました。

息子は現在7歳。我が家では毎回、時計の読み方も兼ねて「長い針が9の字に来たらおしまい」といった約束を必ず先にしてから始めるようにしています。

また、ママ友との食事会などにもっていくと、ケンカの種になることが多く、またデジタル機器を禁止している家庭への配慮もあり、子どもがたくさん集まる場所にはもっていきません。逆に、ゲーム好きなお友達の家に行く場合には3DSなどを持っていき、友達どうしでしかできない通信対戦やデータの交換などを楽しんでいます。

まず時間の管理、そして場所を選んだ使い分けをすることで、この“やめられない・とまらない”に取り組んでいます。

5年間のデジタル育児でわかったこと

適度な距離をとって、デジタル機器に触らせることが重要

適度な距離をとって、デジタル機器に触らせることが重要

わたしのiPadやスマホには仕事のデータがたくさん入っているため、息子専用のiPadをもたせましたが、彼なりにいろいろと活用しています。

特に感動したのが、逆上がりの練習でのエピソード。運動会を控え、前まわりも上手にできなかった息子は毎日鉄棒を練習していました。けれどもなかなかコツがつかめない。

この日も、30分ほど必死で鉄棒で逆上がりの練習をしていた息子。何度か失敗したあと、「あ、そうか」と言って突然iPadを持ち出し、YouTubeの逆上がり動画を確認。ウンウンとうなずき、鉄棒に向き合うと、くるりんと見事な逆上がりを初めて決めたのです。

それまでの練習から体感で何かをつかみ、iPadを使って目で確認することで、逆上がりをついに習得してしまいました!

これだけデジタル機器があふれていると、デジタルに偏った遊び方をするのでは……という危惧も最初はありましたが、今のところ、ゲームやスマホ漬けになることはありません。大人が考えているより、デジタルネイティブ・スマホネイティブと呼ばれる世代の子供たちはデジタル機器を“ひとつのツール”ととらえ、自然に活用していく力があると思っています。

これから先、高校生ぐらいになったら自分用のスマホを持つようになると思いますが、そのときもこんな距離の取り方をしてほしい……と切に思います。

相川いずみ

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