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2015.07.28

【特集】時間がない!ワーママの子どもは愛情不足?!


働きながら子育てをしているワーママは、専業ママよりも子どもと接する時間が絶対的に少なくなります。そこで不安になってしまうのが、「子どもに寂しい思いをさせて愛情不足になってしまっているのでは?」ということ。

子どもの機嫌がなぜか悪かったり、保育園に送り届けるときに大泣きをされたり…これってもしかして、母である自分がいつもそばにいてやれないからなんじゃないかしら。そんなふうに悶々としてしまった経験は、ワーママなら大なり小なり誰もがあるのではないでしょうか。

というわけで今回は、BRAVAママたちに「子どもが愛情不足になっていると感じたことがあるか」を緊急アンケート。そこから見えてくる働くママたちの不安のタネ、そして一体どうやったらそれを解消できるのか? ワーママの実際の声と、発達心理学のスペシャリストのインタビューで徹底解剖していきます!

慣らし保育で号泣!

あああ

急な環境の変化とママと離れたくなくて子どもは号泣

ワーママにとって、子どもとのつながりを断たれてしまうような気持ちになる最初のハードルが、子どもを実際に保育園に預け始めるとき。

「慣らし保育からともかく1日泣きっぱなし。しかもずっと号泣だったので、このまま泣き死にしてしまうのではないか、こんな状態の子を預けてまで働く意味はあるのかと罪悪感と自問自答の日々でした」(M.Tさん、フリーライター、子ども11歳、8歳、1歳)

後ろ髪引かれる思いで子どもを保育園に預け、申し訳ない気持ちでいっぱいになった」(T.Sさん、会社員、子ども7歳)

「親のエゴでさみしい思いをさせてしまうことがつらくて仕方なかった。初日はつらすぎて送っていくことができず、パパに連れられて行くところを見送り、ドアが閉まった途端泣き崩れた」(M.Oさん、会社員、子ども3歳、0歳)
などなど、保育園に預けて働くことに対してとにかく「子どもに申し訳ない」という“罪悪感”を強く感じたママが多いようです。

もしかしてこれって愛情不足・・・?

帰宅後はママにべったり離れません

帰宅後はママにべったり離れてくれません

アンケートではさらに、一緒にいる時間が減ったことにより、愛情不足で子どもがこんな行動をとったのではないか、と感じていることがあると答えたワーママが多くいらっしゃいました。その例を挙げると…
「子どもが3歳のころ、保育園で友だちとちょっともめるとすぐに相手に積み木を投げつけるようになってしまいました。日中、私といられない寂しさやストレスを友だちにぶつけているのかと、とても悩みました」(M.Tさん、フリーライター、子ども11歳、8歳、1歳)

「夜の寝かしつけのときに、添い寝をしていないと仕事に行っちゃうと思っていたのか『ママ〜』と何度も起きてくることがありました。そのころは仕方なく、持ち帰りの仕事を添い寝しながらやっていました」(M.Oさん、会社員、子ども3歳、0歳)

アンケートからは、自分のせいで子どもがストレスを溜めてしまっているのではないか、それが行動に現れてしまっているのではないかとママたちが自分を責めてしまう様子がうかがえました。

「罪悪感を感じる必要はまったくありません!」

武蔵野大学 

発達心理学が専門の齋藤慈子先生

そこで、BRAVAでは今回、武蔵野大学 教育学部 児童教育学科の講師である齋藤慈子先生に“母親が子どもを預けて働く”ことで子どもに与える影響を、発達心理学の観点からうかがってきました。

ご自身も、3歳と0歳のお子さんを持つワーママである齋藤先生。開口一番、「お母さんがたは、保育園に預けて働くことに罪悪感を感じる必要はまったくありません!」とキッパリ。

「どういうふうな点で子どもが愛情を感じるか、というところをお聞きになりたいんだと思うんですけれども、そもそもが違うんだよってわたしは言いたくて。子どもと一緒にいる時間が少ないから愛情不足になってしまうのでは、という考えは根本から違うんです」

な、なんと、わたしたちがクヨクヨ悩んでいたことは、根本から違っていた…と?ものすごく気になりますが、その内容は次回から深~くお聞きしていきます

PROFILE

齋藤慈子(さいとうあつこ)武蔵野大学教育学部児童教育学科、講師。専門は比較認知科学、発達心理学。ヒトを対象とした研究のほか、マーモセットの養育行動や、ネコの社会的認知などの研究などを行っており、著書には「心理学研究法 4 発達」(分担執筆)、「飼い猫のココロがわかる 猫の心理」などがある。
本宮丈子

本宮丈子

ライター/エディター

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