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2015.07.31

どう対処している? 子どものついたウソ


あああ

どんな子どもも一度はウソをつくようになります

子どもがウソをつく。年齢が上がるにつれて知恵もつき、少しずつウソをつくようになっていきます。

小さくてかわいいウソ、親がショックを受けるほどのウソ…

普段あまり一緒にいてあげられないし、目が行き届いてないからウソをつくようになったのかな

そんなふうに悩んでしまうワーママも多いのでは。いえいえ、そんなことはありません。ウソをつくことも成長のひとつ。

でもやはりウソはよくないこと。それをワーママたちはどう諭し、あるいはどう怒っているのか

子どものウソと向き合う日は遅かれ早かれ必ず来るのです。

小さい子どものウソ

あああ

小さいころのウソはかわいいものでも、小学生ともなるとウソの代償が大きくなる

これは私(42歳、フリーライター、子ども11歳、8歳、1歳)の長男の話ですが、小さい頃から面倒くさがりで、面倒なことはやっていないのに「やったよ」とウソをつくことがありました。

たとえば保育園から帰ったら手を洗ってないのに洗った、寝る前に歯を磨いてないのに磨いたなどなど。でも、こんなウソはついた瞬間からすでにバレバレ(笑)だし、かわいいもの。

まだ3~4歳だったので、このくらいの歳の子は現行犯(!)で怒らないと意味がありません。

ウソだとばれた瞬間に「やっていないことをやったっていうのはウソつきだよ。ウソはいけないこと」としっかり教えました。でもこのとき、私は「なぜウソがいけないのか」ということを教えてもまだ理解できないだろうと思い込み、教えませんでした

小学校低学年のときも学童で宿題をやっていないのに「やった」とウソをついて、そのままやらずに登校していたこともありましたね。このときも、ウソというより「やっていない」ことに激怒してしまい、「ウソをついたこと」がなんとなくうやむやにごまかされてしまいました。これも反省…

小学校高学年になった今はウソをあまりつかない(というか、すぐ顔に出るのでつけてない)子に育ちましたが、やはり小さいときから「なぜウソはいけないことなのか」をしっかり伝えることはとても大切なことだと思うのです。と言いながら、どう伝えたらいいのかいまだに模索中です。

小学生のウソ

あああ

小学生になると知恵がつくのでウソのつき方も上手になってきますね

Hさん(40歳、出版社勤務、子ども7歳、3歳、0歳)は、一番上のお子さんがついたウソとどう向き合ったのか、聞いてみました。

長男(小学2年生)が学童に行きたくなかった日、主人のふりをしてこっそり自分で連絡帳に「○月○日はお休みします。父」と書いて勝手に学童を休もうとしたことがありました。

明らかに親の書いた字ではないので、すぐに学童の先生から連絡があり、ウソが判明。その日はたまたま私が在宅していたので、速やかに下校させてもらいました。

ここのところ「学童に行きたくない」と言っていたので、本人も色々な思いや理由があっての行動なのだと思い、このときは「ウソをついてはいけない!」と責めたりはしませんでした。

だって大人だってウソをつきますよね。つかないで生きろ! なんて無理だと思うのです。このときは、「ママだってウソはつくよ」と切り出し、こんな会話をしました。
私「今回、ウソをつきたくなった理由を教えて」

長男「だって、学童にどうしても行きたくなかった。でも、ママに言っても行きなさいって言われると思ったから」

私「そうか。でもね、例えウソをついて休めたとしても、もし○○(長男)が大人の知らない所で危ない目にあったりしたとき、先生もママ達も誰も助けてあげられなくなっちゃう。それでもいい? ウソってとっても怖いことなんだよ。」
長男「…」考え込んで納得しているようでした。
このとき、なぜ長男がウソをつかなければならなかったのか、まずその原因を知りたかったので、ウソをついた事実は「わかるよ」と受け入れてあげたいと思いました。

要は、まず共感し、そこから原因追求をしたという感じですね。そして最後にウソをつくと、自分がどんなことになるかを教えました
普段のイタズラには怒ってばかりですが、このときはなんだか怒れませんでした…

 

親の知らないところでウソをつく知恵を身につけてるんだなあ、と複雑な気持ちになるワーママも多いと思います。でも、子どもの気持ちに寄り添いながらゆっくり諭してあげたいですよね。

ウソに効く絵本

子どもになかなか「ウソはいけないこと」とうまく伝えられずに悩んでいるワーママ、絵本で伝えてみるのはどうでしょうか。

・ウソをつき始めた3~4歳
『コップをわったねずみくん』(なかえよしお作、ポプラ社)

978-4-591-00494-4
ねずみくんがコップを割ったとこから物語は始まります。「どうしよう、お母さんに叱られる!」と怖くなったねずみくんはだれかのせいにしようと、必死にいろんなウソを考えます。しかし、結局最後には正直に謝ります。ウソや悪いことは必ずバレる、そして正直に謝ることの大切さを教えてくれる1冊です。

 

・ウソをつくことがうまくなり始めた年少~小学校低学年
『いやいやえん』(中川李枝子作、福音館)

4-8340-0010-9
お掃除するために重ねた机の上に、主人公のしげるが登って机が崩れてあやうく大事故に。でも、しげるは「(友だちの)ちこちゃんが登ったから」とウソをつきます。

じゃあなんでもちこちゃんの真似をしなさい、とちこちゃんの服を着せられてしまいます。すると不思議なことに、しげるは自分の意に反して、全部ちこちゃんのするとおりになってしまいます。

ウソをつくと後々大変なことになって、自分が悲しい思いをすることを思い知らされる1冊です。これくらいの年齢の頃は、ウソをつかれる方が悲しいと教えることももちろん、自分がつらい目に遭うということを教えた方が効果があるのかも。

私もうまく伝えられず、でもなんとか子どもも納得する形で伝えたくて、この2冊の本を選びました。ぜひ読んでみてあげてほしいと思います。

ウソをついてる本人が実は一番つらい?

ウソとつくと、そのウソがばれないようにまたウソをつかなくてはならなくなります

それに、ウソをつかれた方はショックだし悲しいですよね。私の長男は、ウソをつくと必ず私の目を見なくなり、そしてウソがばれるとせきを切ったように号泣。ウソをついた本人が実は一番つらいのかもしれません。

そんなつらく悲しい思いを子どもにはさせたくないし、もちろんウソをつかないでほしいですよね。「ウソも方便」なんてことが分かるのは大人になってからで充分です。

「ウソをつく」ことがなぜいけないのか、自分なりに「叱るときはきちんと叱る」「子どもの気持ちに共感しながらじっくり諭す」などのルールを決めてしっかり教えたいですよね。

コップをわったねずみくん

なかえよしお著

ポプラ社刊

1080円(税込)

ISBN 978-4-591-00494-4

いやいやえん

中川李枝子著

福音館刊

1534円(税込)

ISBN 978-4-8340-0010-8
田崎美穂子

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