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2015.08.28

【学年別】今からでも間に合う! 子どもの夏休みの自由研究&工作


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夏休みももう数日、ほとんどの学校が来週から新学期ですね。

小学生のお子さんを持つワーママは、学童のお弁当作りから無事解放される日も近づきホッとしているのでは。

しかし、子どもの自由研究や工作がまだ終わっていない!! と焦っているワーママも多いのではないでしょうか。
特に低学年の子どもは、一人でぜんぶやるなんてほぼ不可能、がっつり手伝ってあげないと終わりません。

平日は忙しくてなかなか子どもの勉強を見る時間すらないワーママ、夏休みの鬼門、工作や自由研究は終わりましたか?

そこで、「まだ終わってないよ〜どうしよう」というかたに、恥ずかしながら、私(42歳、フリーライター、子ども11歳、8歳、1歳)の長男(5年生)の工作&自由研究の遍歴をご紹介したいと思います。今からでも間に合うかも!

低学年編

一生懸命、作った感じが伝わってくる作品ですね。

一生懸命作った感じが伝わってくる作品ですね。

 

1年生:工作「好きなキャラクターの人形作り」


自由研究は調べたりまとめたりする作業を伴うため、1年生にはまだ早いと思ったので、工作にすることに。なにを作ろうか考えたり、自分から意欲的に取り組むのが苦手な息子。さて、どうしよう…

それも週末の2日間でできるようなもの、そして1年生でも難しくないもの。

会社からの帰り道にある文房具屋さんを覗くと、貯金箱作成キッドや万華鏡キッドが売っていてついつい手が伸びそうに。いかんいかん、グッとこらえました(笑)

そこで、少しでも意欲的に取り組めるように、息子の好きなポケモンのなにかを作ってみてはと提案。大好きなアニメだけあって、食いつきましたね。

早速金曜の帰宅途中に紙粘土と絵の具を購入。土曜の1日で好きなキャラクターを3~4体作り上げていました。

そして日曜に、クッキーの空き箱にボンドでキャラを貼り付け、箱の周りに、これまたキャラのイラストの紙を貼っていました。1年生らしい作品だし、ほぼ手作りなので親子で満足(笑)

中学年編

パパと一緒に工作する。普段とは一味違うコミュニケーションが取れそうですね。

パパと一緒に工作する。普段とは一味違うコミュニケーションが取れそうですね。

3年生:工作「ガチャポン作り」

中学年ともなるとそろそろ自由研究かな? とも思うのですが、やはりちょっとでも放っておくと自分からは全くやらないので、やはり工作…8月の半ば頃に焦ってパパも巻き込んだ家族会議を(おおげさ)を開き、「手作りガチャポン」にチャレンジすることに。

ガチャポンとは、よくおもちゃ屋さんにある100~300円を入れてガチャガチャとダイヤルを回すとオモチャが転がり出てくる、そう、子どもが大好きなアレです(笑)

用意するもの(大きめの段ボール2個ほど、ガムテープ、竹串、ペットボトルなど)と組み立て方は、ネットを検索し、一番やりやすそうなサイトからヒントを得ました

そして簡単な設計図を描くところからスタート。夏休み最後の土日で作ることができたし、主人とあれこれ相談しながら楽しみながらの充実した2日間だったようです

2日間もあれば充分できる作品ですし、なかなか凝った感じに仕上がるのでオススメですよ!

高学年編

2日間でこれだけのものができます!

2日間でこれだけのものができます!

5年生:自由研究「貝の模様調べ」

「今年こそ自由研究にする」なんて夏休みの始めに意気込んでいたくせに、なーんにも考えていない様子の息子。テーマだけでも自分で決めさせようと、「どーすんのよー」と突っつきつつも手伝いませんでした。

8月も後半、ある日見ていた子ども向けテレビ番組でなにかヒントを得たらしく、「お母さん、ハマグリとあさりとシジミ買ってきて」と。テレビも捨てたもんじゃない!(笑)

どうやら、普段食卓に出している貝の模様を調べ、レポートを書くことにしたようです

標本(というほどの代物ではないですが)を作るときにほんの少しだけ手伝いましたが、後は自分で仕上げ、図書館に行って貝の本を借りてレポートを書いていました

ちょっと覗いてみると

・食べたら捨ててしまうあさりなどの貝殻も、よく見るとすべて模様が違う
・ひとつひとつ模様がちがうのはなぜか
・それぞれの貝の特性

などを一生懸命まとめていました。結局2日間ほどで終わらせていましたね。

夏休みも終盤、さすがにやばいと思ってお尻に火が付いたようです。恥ずかしながら私も貝の模様がひとつひとつ違うなんて初めて知ったので、勉強になりました。

「がっつり手伝う→ヒントを出す→見守る」に成長を感じます

低学年はまだまだ発想も手先もかなり未熟

なにを作るか、というところから一緒に考えてがっつり手伝ってあげたいですね。

そして中学年になると、少し自分でも「こんなものをこんな工夫をして作ってみたい」あるいは「調べてみたい」という発想が出てくるようです。ある程度のヒントと手伝いだけで、だいぶ自分でできる割合が増えてくるようです。

高学年ともなると「自分で考えてスケジューリングして、工夫して完成させる」ことができるようになってきて、ほとんど手伝わなくても大丈夫に。成長を感じます。まあやらない子をその気にさせるのはなかなか大変ですが、上手くやる気スイッチを押してあげたいですね。

夏休みも残りわずか、工作や自由研究がまだ終わらずお悩みのワーママ&お子さん、もしよかったら参考にしてみてください。

田崎美穂子

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