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2015.09.05

虐待を受けている少年少女のために シェルターをまとめてみました


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前向きに明日を生きていくために必要な居場所

9月1日、「性虐待の少女に居場所 大阪にも『子どもシェルター』 自立支援へ来春開設」というニュースが産經新聞より報じられました。

この記事によると、子ども専用のシェルター「子どもセンターぬっく」」が来春、大阪府内に開設されるそうです。

子どもシェルターは、虐待や貧困、非行などの事情があって、家に帰ることができない子どもたちに一時的な居場所を提供し、子どもを保護する施設

同じような施設が全国にありますので、まとめてみました。

さて、記事によると、虐待を受けるなどした中高生の少女たちは児童養護施設に入所するのが容易ではないという背景があるそうです。

以前、カリヨン子どもセンターに取材をしたことがあるのですが、あざや傷ができる身体的虐待や、小さな子どもに対する虐待は発覚されやすいのに対し、少女に対する性虐待は被害者自身が隠す傾向もあるため、非常に発覚しにくいそうです。

また、ある程度、大きくなってくると、家出をしたり、非行行動が出て来たりします。すると、本来、保護されるべき少女は、補導や逮捕されてしまう……ということにもなってきます。

性虐待にあっていた女の子と一緒に暮らしていました

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ところで、以前、性虐待にあっていた大学生の女の子を、家に一時的に居候(?)させてあげていたことがありました

その子は、とても頑張って家から抜け出し、自分で家を借り、自立して生きていたのですが、色々なトラブルも重なってウツ病になっていました。

自殺願望があったり、自傷行為もあったりして、本当につらそうでした。

なので、ちょうど私もシングルマザーで大変だったので、心配だったし、助け合えたらなあということで、泊まりにおいでよと声をかけました。

つらいときって、ちょっとしたことを打ち明けられる人が身近にいたり、日常的な家事などをちょっと手伝ってくれたりする人がいるだけで、とても楽になりますよね。

私も私の子どもも、彼女という存在がいただけで、とても救われることが多々ありました

多分、彼女も、「誰かの役に立てる」という喜びを得たのではないかと思います。そんなふうにして彼女は回復していき、今ではとても幸せそうに暮らしています。

さて、まだ大人ではなく、でも小さな子どもでもない……という齢の子って、「自分を分かってくれる人と出会いたい」と思うと非行に走りがちだし、かといって自立して生きていくにはまだ若すぎるんですよね。

特に女の子の場合、性風俗業に入りがち。

でも、学歴や職歴を持たずに、一度、この世界に入ってしまうと、そこから抜け出ることは容易ではありません。

性虐待などから逃れるために家出して、お金がないから生きていくために、仕方なく自分の身体を売るしかない……そんな女の子を生み出しちゃいけないと思います。

性風俗業界がいけないものだとは思っていないのですが、虐待の被害者が、セーフティネットから零れ落ちてしまっていて、受け皿が余りにも少ないのが問題だと思うのです。

そういう大変な境遇にある子たちが、良い大人と出会い、できるだけ悪いことにも、つらいことにも遭わずに生きていってくれるといいなと本当に思います。

 

 

<全国にある子どもシェルター>

特定非営利活動法人子どもシェルター レラピリカ/北海道

 

認定特定非営利活動法人 ロージーベル/宮城

 

特定非営利活動法人子どもセンター 帆希(ほまれ)/千葉

 

社会福祉法人カリヨン子どもセンター/東京

 

特定非営利活動法人子どもセンターてんぽ/神奈川県横浜市

 

子どもセンターぽると/新潟

 

特定非営利活動法人子どもセンターパオ/愛知

 

「はるの家」NPO法人子どもセンターののさん/京都

 

特定非営利活動法人子どもセンター るーも/和歌山

 

NPO法人子どもシェルターモモ/岡山県

 

NPO法人ピピオ子どもセンター/広島

 

特定非営利活動法人そだちの樹/福岡

 

おおいた子ども支援ネット/大分

 

<電話相談>

東京弁護士会子どもの人権救済センター

「子どもの人権110番」 TEL 03(3505)0110

月~金 13時30分~16時30分、17時~20時

土 13時~16時

 

<自立援助ホーム>

全国自立援助ホーム協議会

http://zenjienkyou.jp

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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