それでもママは働く 未来と自分を信じて ワーママ・プレワーママの共感サイト| BRAVA(ブラーバ)

2015.09.05

学園長が1000万円を使い込み! 学校側が失ったものとは?


imasia_14970973_M

これ、保護者怒りますよね…

私的流用:埼玉の学園長、修学旅行で1000万円」というニュースが9月2日、毎日新聞より報じられました。

これは埼玉県狭山市などで小中学校・高校や大学を営む学校法人「文理佐藤学園」で起きたできごと。

学園長である佐藤仁美さんが、修学旅行などに同行した際、私的にテーマパークやカジノ、ミュージカルに出かけ、約3年間で少なくとも1000万円ほどを学園の費用から流用していたというもの。

つまり、保護者などが支払った授業料などを、個人の遊興費に当てていたということです。

保護者が子どもの教育にかけるお金をなんだと思っているのか?

親は高いお金をあえて払って私立へ進学させます。

親は高いお金を払って私立へ進学させます。

私立中学や高校の授業料って、ものすごく高いですよね。年間100万くらいかかります。

でも、そういう金額を支払ってでも、子どもを私立学校に行かせたいと思うのは、人生の中で教育がとても大切だと考えているからでしょう。

質の高い教育を受けさせたい、良い教師と巡り会ってほしい、良い友達と出会ってほしい……様々な理由はあるでしょうが、一言で表現するならば、できるだけ良い環境のなかで子どもを育みたいということになるのかなと思います。

周囲の大人や友達など、環境が子どもに与える影響って大きいですからね……。

でも、1番えらい先生が、そんな風にお金を使っちゃまずいでしょ!

善意と信頼で成り立っている学校の組織

よい教育ができると信頼をして、たくさんある学校から選びます。

よい教育ができると信頼をして、たくさんある学校から選びます。

 

ところで、実際問題、学校の中では「使い込み事件」って少なくないようです。

実際、私が長男を小学校に通わせていたときには、ある保護者がPTA会費を使い込むという事件も起きました。

PTAという組織は、監査役などもついていますが、役員になるために何かしらの契約をする必要はありません。

つまり、自薦なり他薦なり、「やってもいいですよ」という善意の人が集まって、お互いに「〇〇さんの保護者さんだから」という信頼の元に成り立っていることに改めて気づきました。

 

学校だけではなく、世の中って善意と信頼関係の上で成り立っているところが多くあります。

例えば、私のようなライターという末端の仕事でも、善意と信頼関係で成り立っているなあと思うのです。

お仕事をいただいて、その報酬を受ける。発注先が納得できる仕事を仕上げ、また報酬に恥じないようなクオリティに仕上げる。

また、お互いにより良い関係を築いていけるように良い情報を伝えたりする……というように。

そして、その善意と信頼こそが、社会の上でとても大事なことだよ……というのをきちんと学べる場所というのが、良い教育環境だと思うのです。

「ちゃんとやらなきゃいけないことをちゃんとやる大人が多い場所」、つまり「教師や保護者という職務を果たしている大人がいる環境」=「私立学校」だと考えている人もいるのではないでしょうか。

ストレートにいえば、働かずに酒ばっかり飲んでいる保護者や生徒にイタズラする先生も世の中にはいます。

そういう大人から遠ざけるために、私立学校に入れている保護者もいると思います。

ですから、このお金は、「ウチの子をどうぞよろしくお願いします!」という保護者の想いの結晶なんですよね。

 

このニュースの使い込み事件は、単なる金銭的な問題ではなく、子どもの大人に対する信頼に関わるもの

ここで失ったものは非常に大きいよなあ……と思いました。

 

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


, , ,