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2015.10.10

運動会シーズン到来! 組体操に賛否両論!?


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目玉種目の組み体操で起きている骨折事故の真相

10月5日、「組み体操6人重軽傷の大阪・八尾市の中学校で2014年も4人が骨折」というニュースが報じられました。

それによると、9月27日、八尾市の大正中学校の運動会で、組み体操の演技中に、男子生徒で作る10段のピラミッドが崩れ、1年生が腕を骨折し、5人が軽いけがをしたそうです。ちなみに10段ピラミッドは高さ6~7メートルに達し、これはビル2階相当。崩れたり、落ちたりしたら、怪我もするでしょう。

この中学校の運動会では、過去にもピラミッドが崩れて1人が右足首を骨折、練習中にも3人が骨折していました。

それを受けて、10月8日、「組み体操、揺れる現場 高さ制限や中止、支持も根強く」というニュースが報じられ、現在、にわかに組み体操問題がネット上で盛んに議論されている様子。

組み体操は運動会でも最後の方に行われる種目で、なかでもピラミッドやタワーなどの危険な技は最後の目玉となっています。

長男が小学校や中学校の際の運動会では、「感動した!」と涙を流しているお母さんも少なからずいました。

無事完成した後は、生徒たちも感動で涙を流したり、歓声を上げたりと、非常に盛り上がります

そのため、組み体操そのものが無くなるのはやはり寂しい……もの?

過去には死亡事故も……!!

あああ

楽しいはずの思い出が、痛い思い出にならないようにしたいですね。

 

「危ないからと禁止したら何もできなくなる」という意見もあるでしょうが、事故の数からすると、禁止を検討するのも頷けます

日本スポーツ振興センターによると、2013年度、全国の小中高校で8000件以上の事故が起きました。

骨折は2000件を超えているそう。また、障害が残った事故も起きています。これは、2013年度までの31年間で88件、中には死亡事故も……!!

いくらなんでもこれは事故が多すぎるような……。

危険だから感動もするし、危険だから達成感もあるでしょう。また、危険だという感覚を体験できる貴重な機会でもあるかもしれません。

子どもって危険なこと、好きですよね。高いところから飛び降りてみたり、両手を離して自転車を運転してみたり。しなくていいことばかりします。でも、こうやって、自分の限界を知っていくのだろうなあと感じます。

ただ、運動会など晴れの場となると、きっと普段より無理をしてしまうのだと思います。

時にはちょっと無理をして、限界を伸ばしていく体験も必要ですが、子どもの性格によっては、無理しすぎてもそれを「できない」と訴えられないこともあるでしょう。

運動会で組み体操を見ていると、最近は少子化のため、クラスが合同になったり、子どもをかき集めるようにして、大技を作ったりします。誰一人欠けることができないというプレッシャーもありそうです。

団塊ジュニアに近い世代の私が子どもだった頃は、子どもの数も多かったため、タワーなど大技の際は、人数の関係で参加できずに見ていた人もいたり、大きいタワーを作る横でタワーとも言えないような小さいタワーを作ったり、タワーを引き立てるための小技をやっているグループがあったりした気がします。

そして、大きなタワーを作っていたのは、運動部に入っているような人ばかりだったような気も……。

全員が強制的にやらされるものじゃなくて、選抜制で、「できないのは残念だけど、仕方ないよね」と自分の実力に納得する機会もひとつの体験として大切なものになる気がします。

学校って、みんなでひとつのことをするだけじゃなく、適材適所を学べる場でもあると思うので……。

組み体操に関しては、様々な対処が検討されていくのだろうと思いますが、良い思い出となるはずのものが取り返しのつかないような事故の現場にならないように改善してほしいなと感じました。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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