それでもママは働く 未来と自分を信じて ワーママ・プレワーママの共感サイト| BRAVA(ブラーバ)

2015.10.15

【入園できなかったときのために】育休延長に必要な手続きとは?


imasia_14811063_M

解決される様子がない待機児童問題。育休延長を前提に、長期戦で保活に臨むママも多いと思います。

育休は最長1年6ヶ月まで取得できますが、延長にはどんな手続きが必要か知っていますか?

会社の担当者は、育休取得の手続きについては詳しく説明してくれますが、延長については触れないことがほとんどです。

ここでは、あわや育休延長を逃すところだった私の経験をもとに、手続き方法や注意点をお伝えします。

育休は、自動更新ではない!

認可保育園に入園できなかったとこを証明する届けが必要です。

認可保育園に入園できなかったことを証明する届けが必要です。

延長の手続きは、簡単に説明すると以下のような流れになります。

①認可園の申し込みをする
②入園不承諾通知(自治体によって名称が異なる)が届く
③勤務先に②の通知を添えて育休延長の手続きを依頼する

とてもシンプルですが、重要なのが認可園を申し込むタイミング。入園希望日が、誕生日の前日以前になっている必要があるのです。
たとえば7月31日生まれなら、入園希望日が7月30日より前でなければなりません。入園日は原則毎月1日なので、遅くとも7月1日入園希望の不承諾通知が必要ということになります。
「キリがいいから」と8月1日入園希望では、延長できないのです。

育休を延長するには、“認可園に入りたくても入れない状態”であることを証明しなければなりません。

仮に空きがまったくなくても、申込みが必須なのです。

会社もこのシステムを知らず、延長に関しての情報提供がまったくないケースもあります。特に、育休取得実績が少ない会社や自分が第一号という場合は要注意です。

ギリギリセーフ!あやうく育休を逃すところだった私の体験談

入園申し込みに必要な書類は早めに会社に書いてもらいましょう。

入園申し込みに必要な書類は早めに会社に書いてもらいましょう。

私の息子は8月21日生まれですが、延長手続きについて何も知らず「9月1日入園希望がちょうどいいか~」とのんびり構えていました。

そんなある日、育休を延長するには入園希望日が8月20日以前でなければならないと知って冷や汗がタラリ

急いで区役所のホームページを見ると、8月1日入園の申し込み締め切りは7月16日と判明しました。このときすでに、7月16日の0時直前!

慌てて書類を引っ張り出して午前1時過ぎまでかけて作成し、締め切り当日の昼前に書類を持ち込み何とか間に合いました

その後7月22日に入園不承諾通知が届き、28日に打ち合わせのため出社した際に提出。無事に延長できました。

今思い出しても冷や汗ものですが、入園の申し込みの際に必要となる勤務証明書(自治体によって名称が異なる)を6月末と早めにもらっておいたのが幸いしました。

勤務証明書は会社に書いてもらうものなので、余裕を持って作成依頼することをおすすめします。

認可外保育園に入園したら延長は打ち切り?

打ち切りになるのはあくまで復職したときで、認可外保育園に入れただけでは育休は延長されます。

実際に、育休延長中に認可外にとりあえず入園させ、仕事復帰はせずに数ケ月間様子を見た友人がいます。
本当はすぐにでも働きたかったけれど、入園できた認可外は2駅先。わらにもすがる思いで自宅近くの認可園の空きを待ったそうです。

結局、空きが出ずにそのまま復職。給付金は支給されていたものの、保育料を支払うのはきつかったと話しています。

翌年度の4月に希望の認可園に入園できたのですが、あちこちで手続きをしたり再度ならし保育が必要になったりと、1年に2回も入園のバタバタがあって大変だったそうです。

入園できない前提で申し込むという茶番劇

あああ

なんのために書類を作成しているのかわからなくなりますね。

どこもかしこも、入園受け入れ数はゼロ。
育休延長をしたければ、それでも申込書を提出しなければなりません。
100%入園できないのに書類を書いていると、「こんなの茶番だよ!」と怒りがこみ上げてきました。

保育園をめぐる行政の対応には、いらだちを覚えるばかりです。
最近も、福岡市のずさんな対応が原因で、きょうだいが別々の園に通う世帯が急増しているというニュースがありました。
<保育園>きょうだいが別々の園 福岡市250世帯悲鳴
子育て環境の整備に真剣に取り組んでいれば、こんなひどいことは起きないはずです。

いったいどうすれば、ママたちの声は届くのか……。
待機児童問題がなかなか解決しない理由のひとつは、自分の子どもが認可保育園に入園できたり小学校にあがったりすると、「もう関係ないから」と無関心になることだといいます。

確かに当事者ではなくなりますが、このままでは将来的に子どもも保活という不毛な作業をする羽目になるかもしれません。こんな負の連鎖を断ち切るためにも、この問題が解決されるまでは声を上げ続けていこうと思います。

平田志帆

, , ,