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2015.10.23

【保育園あるある】入園後のピンチ&トラブルは? 回避法って?


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10月に入って保育園では見学会や説明会が始まり、いよいよ保活も本格化するシーズンに入ってきました。私の暮らす世田谷区は待機児童数が日本ナンバー1というだけあって、とにかく入園さえできれば…と藁をもすがりたい思いのママたちが多い地区でもあります。

それだけに、入園が決まった時はゴールしたかのような達成感でいっぱいになり、「子どもは楽しい園生活を、自分はバラ色の仕事ライフを」と考えがちですが、実はそうスムーズにいかないのが現実です。

そこで、冊子『せたがや子育てライフ-平成26年度保育園編-』(NPO法人せたがや子育てネット制作)の編集をした際に先輩ママたちに聞いた「入園後に起きやすいピンチやトラブル、その回避方法」などのリアルボイスを集めました 

入園直後編

ミルクを拒否していても、慣れてくれば飲んでくれるようになります!

母乳がよくてミルクをまったく飲んでくれない子は少なくはありません。

入園早々、病気で休みに (T・Yさん) 

入園初日に、娘が胃腸炎をもらうという洗礼を受け、翌日から1週間お休みに。保育園に入ると、途端に菌をもらってくるとは聞いていましたが、強力ですね。幸い4月末を復職日に設定していたので、会社を復職後すぐ休むようなことはなかったですが、復職日は余裕を持って決めることが大切ですね。

子ども特有の病気を大人がもらう(M・Kさん)

入園直後は子どもが病気になりやすいと聞いて身構えていたのですが、うちの子はいたって元気。その代わり、私たち夫婦が「溶連菌感染症」など乳幼児特有の病気にかかりがちになり、毎月1回は体調不良で有給休暇を使ってしまっていました

子どもの体調ばかり気にしがちですが、自分の健康あってこそですね。私たち親自身の体調管理も大事にするようになりました。

粉ミルクに慣れてくれず四苦八苦(A・Nさん)

 母乳で育ててきて5カ月で入園しました。入園2カ月前からミルクの練習をしてきたのですが、あまり飲まなくて、搾乳した冷凍母乳を持参することに。しかし、冷凍母乳があるとわかると一層ミルクを飲まず、かといって1日分足りるほどに搾乳もできず、困った状況に…。

幸い1カ月ほどで子どもは「昼間は園でミルクを飲むもの」と割り切ってくれましたが、最初はどうなることかと思いました。

 

これらは「保育園あるある」と言ってもいいほど入園直後によく起きる定番パターン。

大人でさえ新しい環境は緊張したり疲れたりするものですし、ましてや集団生活ならではのルールがあったり、菌も蔓延しやすい環境。入園したからといって、スムーズに事は運ばないという覚悟や余裕を持つことが、まず大切ですね。

登下園編

雨だと自転車で行くこともできず大変です。

雨だと自転車で行くこともできず、遠距離の保育園への送り迎えは大変です。

 雨の日の登園は、まさに死闘!(S・Eさん)

どうにか入園できた園が自転車で30分という距離。雨の日はホントに大変! タクシーを止めようにもなかなか捕まらないし、結局、駅まで歩いて電車に乗って、乗り換えて…と時間がやたらかかる

天気予報をこれほど真剣にチェックすることなんて、かつてなかったですよ。それくらい天気は、育児と仕事の両立には重要!

自転車で帰宅中に食べられるものを用意(K・Kさん)

うちは保育園までの自転車で20分。お迎えの後、自転車で自宅に帰る道中に、おなかが空いて何度か大泣きされて以来、手軽に食べられるパンやバナナ、みかんなど何かしら用意しておいて、帰り道に食べさせるようにしていますね。

園での準備時間も考慮して予定を組む(S・Eさん)

園に着いてからも、着替えやおむつ、タオルなどの準備に意外と時間がかかるもの。しかも、連休明けなんかは子どもがベッタリくっついてなかなか離れてくれず、最後は泣かれたりしてね(笑)。

そういう子どもとの儀式的な時間もかかったりするので、保育園での準備の時間も考慮して自分のスケジュールを組むのも大切。

 

自転車で遠方の園に通わざるを得ないのは、待機児童数も多い世田谷ならではかもしれませんが、雨や雪の日の登下園の大変さは普遍的

子どもが傘やレインコート、長靴などのアイテムが増えるので楽しさいっぱいですが、悪天候のなか、舞い上がる子どもを引率する親のほうはイライラも倍増!

そんな日の園での準備は余計時間がかかってしまうものです。また、おなかを空かせた子どもに「ちょっと待って!」は通じませんからね。大人だって疲れて、十分おなかペコペコなんですけどね……。リスクを想定した早めの行動や常備品の用意は欠かせません。

家庭と仕事編

自宅へ仕事を持ち帰り、夜遅くまで頑張りすぎると体を壊すことに!

自宅へ仕事を持ち帰り、夜遅くまで頑張りすぎると体を壊すことに!

トラブル発生時のイメトレと体制づくりを!(T・Mさん) 

「時短勤務とはいえ、遠慮せずドンドン仕事してくれ!」と上司に言われ、チャレンジングな仕事にも就き、やり甲斐も感じていました

ところが復帰当初はこなせるだろうと思い込んでいた家事や育児との両立も9~16時で仕事を終わらせ、走って17時にお迎え、18時に夕食、20時までにお風呂、21時には寝かしつけというスケジュールがだんだん身にこたえて…。

掃除や洗濯は後回しにできても、疲れ切ってからの食事づくりはキツすぎる! 両親や義母にお迎えや食事づくりをお願いするようにしました。入園前にトラブル発生時のイメトレをして、必要なものはそろえたり、トラブル時の体制を整えたりしておくのは本当に大事ですよ!

自宅に持ち帰って仕事はアリ!?(T・Yさん)

復職後は子どもを20時に寝かしつけた後、持ち帰って来た仕事を自宅でする計画でいましたが、現実はまったく自分の体が保たず、子どもを寝かしつけながら自分も寝オチし、朝まで寝てしまうことが大半

それでも最初の半年間は、たとえ寝オチしても早朝3時には起きて仕事をするようにしていたら、しだいに体調を崩しがちに…。そうすると、免疫力って下がってくるんですよね。子どもが病気で休んでいるうえに、自分も体調を崩して休みがちになり、苦い思いをしたことも。

慣れない新生活は疲れがち。最初はがんばりすぎない。これ、鉄則です!

 

夫婦のスケジュールをクラウド化して共有(T・Tさん)

 夫とのスケジュールのすり合わせは大変でした。

お迎えなど夫婦で分担していましたが、すり合わせに失敗して夫婦ふたりとも残業になってしまったことも。

夫婦間の話し合いも大事ですが、夫や夫の勤務先に遠慮しないことも大切です。うちでは家事と育児の分担はGoogleカレンダーでスケジュールを共有してお迎え担当曜日などを把握。子育てと仕事を優先できるよう、週1回はシルバー人材センターの家事のプロに掃除をアウトソーシングしています。

 

 園生活が始まると、「子どもが寝たら…」という希望は幻想に変わるといっていいでしょう

復職すると、想像以上に心身ともに疲れるので、寝かしつけをしている大人のほうが先に寝てしまう、なんてことも。最初から全速力で仕事をしないこと。

仕事と家庭に関する自分の方針を勤務先にしっかり伝えて守ること。そのうえで、家事はパートナーと分担することはもちろんのこと、頼れる人やサービスの選択肢をたくさん持っておくことも大切ではないでしょうか。

家事編

子どもの着替えで洗濯物が山盛りになります。

子どもの着替えで洗濯物が山盛りになります。

洗濯が大変で、実母に委託/I・Rさん

「こんなに園でのお着替え回数が多いの!」とびっくりしました。毎日着替えが3着以上は必要で、ご近所さんからいただいたお下がりが大活躍しました。園での子どもの服は質より量ですね。

それだけ着替えが必要ということは洗濯も大変で、途中でこれはマズいと思い、実母に月2・3回程度、謝礼を払って掃除と洗濯をお願いしました。完全ボランティアは長続きしないですからね。

帰宅後のキッチンは戦場!/E・Iさん

 お迎えの後、おなかを空かせてイライラする子どもをいなしながら、食事をつくる現場は戦場です。

ちゃんとした手づくりのものをしっかり食べさせたいという気持ちはあるのに、後ろで100万回くらい「ママ、ごはんまだ~!」と子どもに言われていると、こちらもイライラしてくるし、とにかく早く食べさせなきゃ!といつも似たようなカンタンな食事になりがちで…。

蒸かし芋やキュウリ味噌、トマトといったさっと出せるものを用意して、夕食までの「つなぎ」にしています

冷凍を上手く活用して、食材のつくり置きを!(K・Nさん)    

食材を買っている時間すらない!と想像もしていなかったので、これには参りました。掃除や洗濯は休日にまとめてできますが、料理は毎日のことなので大変。外食やお惣菜を利用して楽をすることも大事ですが、やはり続くと飽きるもの。

生協など宅配を活用してつくり置きや冷凍保存を使った時短メニューのレパートリーを増やしておくのもいいですし、休日に野菜などの食材をカットして冷凍しておくだけで、だいぶ楽です。

 

園生活が入るとまず乱れるのが「洗濯・掃除・料理」。

この3つのうち「何を捨てるか」という発想も重要かもしれませんが、ひとりで抱え込まないことがまず大切です。パートナーとしっかり分担する、アウトソーシングを活用する、休日にまとめる……など先輩ママたちも試行錯誤をして、自分に合ったパターンを見つけていくようです。

子どもの病気編

子どもの急な発熱に、スムーズに対応できる時ばかりではありません。

子どもの急な発熱に、いつもスムーズに対応できるとは限りません。

病児保育室の登録は必至/W・Nさん

病児保育室の登録申込書を園でもらっていたのですが、うちの子は元気なほうだし、実家も近いし、お世話になることはないだろうと登録しなかったです。甘かったです。想像以上に園はいつも何かしら流行の病気があるんですよね。

実母をいつも頼ってばかりはいられないですし、入園して3カ月も待たずに病児保育室に登録。結果、すごいお世話になっています。

子どもは月曜日に発熱しがち!?(E・Iさん)

子どもを保育園に預けていることに、どこか最初は罪悪感があったんです。平日は延長保育も多くてなかなか子どもとの時間が取れないので、休日になると子どもためによかれと思って、いつも遠出

ところがある日、先輩ママから「月曜日に熱出す子は、親が休日に遊ばせすぎている子」と聞き、はっとしました。

うち、それだと! よく月曜日に発熱して、仕事のやる気が削がれることもたびたびで…。それからは親も子も体を休ませることをよく意識するようにしています。

病児シッターを賢く活用!/H・Mさん

園の方針にもよるのでしょうが、熱が上がったからとしょっちゅう呼び出しがかかるんです。

携帯電話の着信に保育園の名前が出た時のショックったらないですよ。誰だってすぐ出られるような仕事状況ではないわけですから、保育園から電話があったら、即座に頭の中でこの後の仕事と子どものダンドリを考え、状況によっては民間の病児シッターさんに子どものお迎えをお願いしています。もしもの時の選択肢は多いほうが心の余裕にもなりますからね。

 

「もしもの時に子どもを預けられる人(機関)」はどれだけいますか? これは保育園入園後に限った話ではなく、子どもが病気になった状況だけでなく、ママ自身に病気になった時や不測のトラブルに遇った時なども想定してより多くの選択肢を持っておくことが大事です。

トラブルの連続が当たり前だと受け止め、気長にいこう!

いかがだったでしょうか?「そんなに大変なの?」と思った事例もあったかもしれないですし、なかには想定内の事例もあったかもしれません。先輩ママたちからの声を3つにまとめると、「とにかくひとりで抱え込まないこと」「トラブルを想定できることはバックアップ体制をつくっておくこと」「トライ&エラーで自分に合ったパターンを見つけること」のでしょうか。

最後に、こんな先輩ママからのコメントでしめたいと思います。

「育児と家事と仕事はずっとドタバタで、正直言って乗り越えてこなかったです。あんなにバタバタしていた園生活が懐かしいものになるほど、うちの子は大きくなりましたが、いまだに手を変え、品を変え、トラブル勃発はまだまだ日常。それでも、こどもは毎日ごはんを食べて生きている。それだけでありがたい。それを時折かみしめてトラブルだらけの日常に戻る。その繰り返しですね。本当にいろんなことが起きますから、そういうものだと思って、気軽にいきましょう!

 

石田恵海

石田恵海

編集・ライター/レストランオーナー

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