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2015.11.06

【大パニック!】 我が子が「熱性けいれん」に! 必ず覚えておきたい大切なこととは?


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2歳の我が子が熱性けいれんに!

自分の子どもが高熱を出しただけでもうろたえてしまうのに、いきなりけいれんを起こしたらそれこそ大パニックですよね。

先日2歳の次男が熱性けいれんを起こしたばかり。少し元気がないかな、と思って抱っこしてみたらかなり身体が熱い

「熱でちゃったねー、病院行こうねー」と話しかけていると突然天井を見上げはじめ、そのまま目の焦点が定まらなくなり、全身ダラーンと脱力、呼びかけにもまったく無反応。挙句の果てに泡まで吹き始め…その時はただただ大パニックで、熱性けいれんというフレーズすら頭に浮かびませんでした。

大声で名前を呼び続け、揺らしてしまったし(これ、やっちゃいけないそうです!)

「このままでは死んじゃう!」と思い込んで、ほぼ無意識に救急車を呼んでいました

救急車の中で、けいれんを起こしてから10分ほどで「ウェーン」と大泣きし、心底ホッ! 冷静に観察なんて、まーったく出来ませんでした

熱性けいれんは10人に1人は起こすと言われています。さあ、子どもが起こしたときはどうすればいいのでしょうか?

6歳まで繰り返すことも

あああ

高熱がでる感染症の場合は注意が必要です。

熱性けいれんとは、38度以上の発熱後に起こるけいれんのことを指します

風邪やはしか、インフルエンザなどの感染症で熱が上がりかけているときによく発症します。生後6ヶ月~6歳までの乳幼児に多く見られます。まだまだ脳が未熟なため、高熱で脳内になんらかのトラブルが発生するために起こるといった説も。

しかし、現在の医学では、けいれんが起きるメカニズムに関してはまだはっきりしたことがわかっていないのが現状です。日本では、10人に1人の割合で熱性けいれんを発症すると言われています。そして、両親や兄弟など近い身内に熱性けいれん経験者がいると発症率が高まるとも言われています。

身体全体が固まる硬直タイプ、腕を曲げてピクピク震えるタイプ、全身の力がダラーンと抜ける脱力タイプなどがあります。目も、白目をむく、黒目が上を向いたままになる、ただ焦点が合わないなど。どのタイプも、意識を失うかもうろうとなっている状態です。

熱性けいれんはほとんどの子どもは1回きりで終わりますが、約3割程度の子どもが2回以上繰り返すと言われています。
〔参考:子育てハック〕

ゆすらない、大声で呼びかけない

あああ

救急車を呼ぶのも立派な対処法。そのまえに、してはいけないこと・やってほしいことを覚えておきましょう!

初めてけいれんを起こしたら慌ててしまうのは当たり前。次男を運び込んだ救急の先生に、けいれんを起こしたらどうしたらいいのか聞いてみました。

初めてけいれんを見たママは当たり前ですが皆さんパニック状態です。でも、熱性けいれんで脳に悪影響を及ぼすことはまずないので、安心してください

できれば、病院に行く前に次のことをしてもらいたいと思います。

1.ゆすったり、抱きしめたり、大声で名前を呼び続けたりしない
2.舌を噛まないようにと、口の中にママの手や割り箸を入れるのはタブー! 口内を傷つける恐れあり。
3.吐く場合もあるので、吐いたものが喉につまらないよう、顔は横向きに
4.けいれんの様子をチェック、けいれんの時間を計る。10分以上続いたら至急病院へ!
5.熱をはかる。

上記のことをしてから、お子さんが大声で泣き出したり顔色も戻ってすやすや寝出したら大丈夫

その後平日でしたらそのまま掛かり付け医へ、夜間や休日の場合は救急で受診することをお勧めします。

様子を聞けると、私たち医者も色々判断がしやすいんです。
とはいえ、最初は救急車を呼んだり、お子さんをまったく観察せず病院へ連れて行くお母さんがほとんど。それはそれでちゃんとした対応だと思いますよ。焦らないで、というほうが無理ですよね。でも、過剰な心配は無用ですよ。

こんなけいれんは要注意!

あああ

要注意のけいれんも覚えておき、子どもをよく観察しましょう!

必要以上の心配は無用とのことですが、こういうけいれんは要注意! ということも教えていただきました。それは…

1.短い間隔で繰り返し発作が起こり、その間ずっと意識障害が続く場合
2.けいれんの前後に激しく吐いた場合
3.けいれんが左右非対称な場合
4.けいれんの後に、手足などに麻痺が見られる場合
5.熱がないのにけいれんを起こした場合
6.6歳以上で起こした場合

上記の場合、ごくまれにですが、良性ではなく悪性のてんかんにつながってしまう可能性もあるそう。その所見が見られる場合は、脳波やMRIなどでしっかり調べてもらいましょう。
やはりママの観察がかなり大切な情報になってくるのですね。

もし保育園で起こしたら!?

突然、保育園でけいれんを起こしたら、どう対応してくれるのか?も知っておきたいですね。

もし保育園でけいれんを起こしたら、どう対応してくれるのか?も知っておきたいですね。

保育園で熱が出てお呼び出し、なんてことはよくあること。でももし我が子が保育中に熱性けいれんを起こしてしまったら…
保育士さんに、保育園ではどう対処しているのかうかがってみました。

園によっても多少違うかもしれませんが、基本同じだと思います。

園から保護者の方へ「熱が出ました」と連絡してからお迎えまでに来るまでにけいれんが起こってしまう危険性があります

なので、園では医師の診断書とけいれん予防の薬を保護者の方からお預かりして、保護者の方と連絡を取りながら、薬を使用します(※この薬は熱が上がりつつあるときにけいれんが出ないようにする薬。基本は坐薬)。

薬の量は体重によって決まるため、お子さまの成長と共に増えていきます。最低でも年に1回、医師に確認をしてもらって、量の変更などがあれば、その都度変更の診断書も提出してもらっています。 これは今まで熱性けいれんを起こしたことがあるお子さんについてのマニュアルです。

もし熱性けいれんの既往症について保護者の方からも聞いていなくて、初めて園で起こしてしまった場合は、まず安静に横向きに寝かせ(吐いた場合喉に詰まらないよう)、保護者の方に連絡を取ると同時に救急車を呼びます

寒くなってきて、空気も乾燥し始めるこの季節、風邪やインフルエンザにかかって高熱を出すことも多くなってきます。

かからないよう予防するに越したことはありませんが、もしもしお子さんが熱性けいれんを起こしても、この記事を踏まえて「ああ来たか」と大きく構えて慌てず焦らずしっかり対処できたら幸いです。

熱性けいれんは決して怖いものではありません。もし繰り返してしまう子でも、高熱を出すたびにママもビクビクせずに済みますように。

田崎美穂子

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