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2015.11.07

ワーキングママ、結婚後の“姓”ってどうしてる?


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ところで、職場での姓、どうしています?

ワーキングマザーをしていると、「姓」の問題って、結構身近じゃないでしょうか?

11月2日、朝日新聞より「夫婦別姓、最高裁の判断は? 旧姓使用が広がるなかで」というニュースが配信されました。

現在、結婚後も働き続ける女性が増えており、職場では旧姓使用も認められています。マンガの『美味しんぼ』では、夫婦別姓を求めるために料理で説得したシーンが描かれていましたが、今時「夫婦別姓なんて認めーん!」なんていう上司のほうが少ないのではないでしょうか? (実際のところ、どうなのでしょうね)

結婚後は旧姓を使うと決めても、改姓を機に、健康保険証、運転免許証など様々なものを改姓しなければなりません。すぐに手続きをしたわけでなく、数年間、放っておいたものもあり、クレジットカードや公共料金の名義など、未だに旧姓のままのものも多々ありますが、それでも、「なんとも理不尽な話だなあ。私も仕事をしていて、同じように忙しく、こんな猥雑(わいざつ)な手間をかけたくないのに」と思っていました。

国家資格保持者やどこかに勤めていて旧姓で実績を出しているような方は、さらに理不尽な気持ちになるのだろうと当然想像できます。

国家資格だと、弁護士は旧姓利用ができ、司法書士は旧姓併記ができるけれども、公認会計士・税理士・建築士・医師などなど多くのものがNG。不便すぎる、、、と思うのは私だけでしょうか。

また、固い会社に勤めていて、旧姓を利用できないような場合も、様々な場所で「名前、変わったんです」と申告しなければならなかったり、以前の実績と同一人物だと見なされなかったりと、悔しい思いをしそうです。

 

夫婦の姓で、力関係は変わる?

ああああ

夫の姓を名乗るかたが圧倒的に多いですね。

ちなみに私は、中山美里と名乗っていますが、これは実はペンネーム。戸籍が中山姓だったことは、生まれて一度もありません。子どもの頃、アイドルの中山美穂さんが好きだったので、「中山美里にすれば、中山美穂と1文字違い。誰か、間違えてくれないかな?」などというテキトーすぎる理由でつけました(笑)

そのため、結婚しても当然のように「中山美里」の名前を使い続けています。

でも、著作や今までの記事の書名などもありますので、名前が変わってしまったら大問題です。(仕事の内容によっては、敢えて名前を変える……ということがなきにしもあらずですが)

また、夫は元々仕事仲間だったので、私のことを「中山さん」と呼びます。代名詞だと「あなた」です。「ここの置いてあるコーヒー、あなたが飲んでいるの?」という感じ。

私も夫のことを「亀井さん」と呼んでいます。夫婦なのに変だとたまに言われますが、この関係性を気に入っているのです。代名詞は私も「あなた」です。

もし、夫が私のことを「オマエ」とかで呼ぶようなタイプだったら結婚しなかったと思います。

それにしても、結婚すると、なぜか当然のように女性が改姓を求められるっておかしな話ですよね。本来、結婚後の姓は、どちらでも良いもの。実際、私のまわりにも、夫のほうが改姓をして妻の苗字を名乗っている人もいます。ただ、多くの場合が財産がらみや家が旧家だというケースですが。ちなみに、妻が戸籍筆頭主になっているパターンもありますが、夫を戸籍筆頭主にするためか、もしくは財産の問題なのか夫が妻実家と養子縁組をしているケースもありました。

そういう特別な事情がないと、女性の姓を選べないって、やはり理不尽。

そんな理不尽さを抱え持ちながらも結婚する……これって、どこかにやはりその後の夫婦の関係性に影響していると思うんです。

例えば、とある友人のケース。妻は国家資格を持っており、なかなかの高収入。夫はフリーランスで妻の半分くらいの年収でした。つまり、妻が一家の大黒柱となるわけです。しかも、妻は国家資格を持って仕事をしているので、妻が戸籍筆頭主になったほうが自然なんじゃないかと私なんかは思っちゃうんですが、そうではないんですね。

夫を戸籍筆頭主にして、大黒柱と心の中では立て、「ダンナの収入が不安定だから、子どもを持つのとか不安で考えられないの」と言っていました。

結局、最終的には夫との未来を描けないからと離婚しちゃいましたが、国家資格を2度も書き換えて大変だなあと思うと同時に、妻が大黒柱だと自覚を持って、家庭をひっぱり、夫は主夫業も頑張って妻を支えるというスタイルになっていたら、もしかしたら、違う未来を描けたのではないかと思っちゃうんですね。

例えば、多くの家庭とは男女が逆転しているけれど、子ども持てたかもしれないし、家だって買えたかもしれない。夫は、時間に自由も利くし、家で仕事もできるのだから…と。

だから、夫婦別姓が導入されると、関係性が変わる夫婦もあるのかもしれませんね。

そんなわけで、約2万人分集まった選択的夫婦別姓を求めるネット書名を10月29日に有志が提出しました。近々、最高裁大法廷が「夫婦別姓を認めていない民法の規定は憲法に違反していないのか」ということについて、判断を出すそうです。

夫婦別姓については、ぜひ導入したほうがいいと思っていたので、どんな回答が出るのか非常に楽しみなところです。もっと柔軟に、自由に、いろんな方法で、結婚後の姓を名乗れるようになるといいなと思います。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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