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2015.12.08

ウイルス予防は死活問題!三種の神器+αで乗りきろう!


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見習うべきは?◯◯◯の親!

いよいよやってきましたウイルスの季節!

ワーママにとって落ち着かない季節ですよね。自分が感染→子どもに移る→保育園行けない→病児保育か会社を休む→痛い出費か給料減・・・。という負の連鎖が待っています。

鉄壁の守りで来たるウイルスに抵抗したいものです。

その見本となるのは? これからの時期、絶対に風邪やウイルスに感染できない人たち・・・。

そう“受験生”です!

試験当日にかかってしまえば、3年間(もしくは4年間以上)の努力が水の泡。本人同様家族だって細心の注意を払っているでしょう。

その実態について興味深い調査があったのでご紹介します。調査対象は2014年度の受験生(中学・高校)ママ500名です。

購入アイテムNo.1は「マスク」

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予防について強く意識し始めたのは10月、11月と秋口が最も多く、いざ流行るぞ!という時期よりも早めに動き始めた人が多いようです。

その対策ベスト5は

1位:手洗い・うがいの励行(84%)

2位:マスクをする(68%)

3位:予防接種を受ける(57%)

4位:十分な休息・睡眠をとる(52%)

5位:食事を通じた栄養管理をする(48%)

となっています。

やはり「手洗い・うがい」「マスク」「予防接種」は“三種の神器”的予防法ですね。

実際にかけた費用でいうと、ハンドソープや、うがい薬のようなものもありますが、基本手洗い・うがいはお金のかからないもの。最も購入されていたのは「マスク」でした。

風邪・ウイルス予防には「マスク」が常識ですよね。電車のなかでマスクもせずに咳をしている人を見かけると軽く殺意、いえいえ、眉間にシワが寄ってしまいます。

「本当に効いているの?」の不安にお答え

実際に、2つ以上の予防法を実践していたママたちが約9割だったようですが、6割の人がその対策に不安を持っていたといいます。

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その理由としてダントツだったのが「対策をしても十分なのか判断がつかない」(69%)でした。

2位は「どの対策が有効なのか、優先順位がわからなくなる」。

ともに、「やってはいるけど、本当にこれで予防できるの?」ってことですよね。最近はインフルエンザの予防接種の効果にも疑念が持たれていますし。

そこで、受験生と家族の風邪・感染症の予防対策について専門家医が答えています

答えてくれたのは杉並堀ノ内クリニック小児科院長・粂川好男先生

 

まずは時期について

インフルエンザやRS ウイルス、ノロウイルスなど感染症の感染経路として気をつけたいのは大きく2つ、「飛沫感染」と「接触感染」があげられます

「飛沫感染」は、せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が粘膜に触れて感染することで、通常1メートル程度の至近距離で感染することが多いです。「接触感染」は、ウイルスの保菌者本人や、ウイルスが付着したものを介して感染することです。

これらの感染経路を意識して対策を取り入れるのが理想的ですが、そもそも基本の対策は、普段から習慣化することが重要です。

例年、若干の差はあるものの、インフルエンザであれば12~2月頃が流行シーズン。

そのタイミングだけ対策をするというのは現実的に難しいと思いますので、日常的に対策をしていないのであれば、秋口の 10 月頃から少しずつ習慣化を意識して対策を取り入れ始めてみてください。

やはり、早目の対策が有効なんですね。

対策法について

具体的な対策としては、「手洗い」、「うがい」、「マスク」の“3点セット”が一番重要です。

この3点を徹底した上ではじめて、その他の対策として栄養価が高くバランスのとれた食事や、十分な睡眠などの要素も活きると言えます。

非常に基本的な点ですが、あらためて正しい方法を見直して徹底することをおすすめします。

手洗い、うがいを分け、+マスクが先生の推奨する“三種の神器”的対策なんですね。

個々の対策の注意点についてはどうなのでしょう?

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手洗いについて

学校でも正しい手洗いの方法は教えられていると思いますが、簡単なのは目安の時間を意識することだと思います。

洗う際は石鹸を使って手と手首を満遍なく、30秒くらいかけて洗ってください。

流す際には流水で、大体 15~20秒程度を目安にすると良いでしょう。手洗いは、インフルエンザやノロウイルスなどの接触感染予防に最も効果的と言われています。

学校 や塾、駅など外出先では、どうしてもドアノブや手すりなど、多くの人が触れる場所に触るはずです。

お子さんの場合は、勉強中に手を口元に持ってきり、つめを噛んだりなどの癖がある場合も多いです。こうした経路の接触感染を防ぐためにも、手洗いは重要な対策の一歩になります。

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うがいについて

外から帰ってきた際には手洗いとセットでうがいをする習慣付けを。

うがいをする際には、一度口をゆすいでから、のどを洗うような感覚で2~3回おこなってください

うがい薬を使うのも良いですが、味やにおいが苦手な場合は無理せず水でも大丈夫です。

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マスクについて

飛沫感染を防ぐために有効なのがマスクですが、正しい使い方が意外とされていないことが多いアイテムでもあります。

今は様々な種類のマスクがありますが、正しい使い方を念頭に置いていないと、逆効果になってしまう可能性も。

まず、つけ方と選び方については、鼻と口がしっかりと覆われていることがポイントです。子どものためのものを選ぶ際には、息苦しくないことを優先して、マスクと鼻、頬の間に隙間が開かないように、あごのラインにしっかりフィットしていることを見極めてあげましょう

マスクをしていることで、無意識に手で鼻や口元に触れて、接触感染につながることの防止にもなります。

マスクを使う際の大きな“落とし穴”は、口と鼻に直に触れるマスクの内側にウイルスなどが付着し、逆効果になってしまうパターン。

マスクをはずしたとき、マスクの内側は外気や手指などに触れる可能性が高いので、特に流行のシーズンはつけはずしをできるだけ少なくすることが理想的

はずす際にも、マスクの外側にはウイルスなどが付着していると考えて、マスクの外側を触った手で内側を触ってしまうことのないようにしてください

また、同じマスクを数日間、使いまわしている人も意外と多いですが、これも大きなリスクのひとつです。

いくら高額なマスクを使っていても、ウイルスなどが付着した状態では機能が落ちていることと同じで、感染のリスクも高まります。長くても 1 日で取り替えるようにするのが良いでしょう。

のどが乾燥すると粘膜の免疫機能が落ちて、ウイルスが増殖しやすくなります。マスクはのどの保湿にも役立ちます。しかし、マスクの他にもこまめに水分をとったり、部屋の加湿をしてのどの保湿をしたりすることも、とても大切です。

予防接種について

予防接種も、特にインフルエンザには有効な対策です。

ただ、予防接種の目的は、あくまで罹患したときの重症化を予防するためのもの。

予防接種を受けてもかかる可能性はありますが、それを過度に不安視してストレスになってしまうよりは、「かかった時のため」と割り切って考えて、普段の対策にしっかり取り組んでみてください。

意外なマスクの“落とし穴”

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考えてみれば、マスクって異物をシャットすればするほど、外側にはその異物がくっついているってことですよね。

取り外しする回数も、飲食の時に限らず、電話応対とか、接客とかワーママなら多いのではないでしょうか。

外についていたウイルスを内側にべったりつけて、そのまま数時間・・・。

マスクの意味なしですね。

そんな状態を回避するため、今は“4つ目の神器”があるそうです。

それはマスクにかける「防菌スプレー」。それを出かける前、真新しいマスクにかけておくだけで、ウイルスや菌、花粉がつくのを24時間防いでくれるそうです。

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出典:エーザイ株式会社

その一手間で、風邪・感染症が防げるなら! つまりは負の連鎖が防げるのなら!

やって損はない方法ですね。

裏表、念入りにシュッシュして出かけたいと思います。




粂川 好男(くめかわ・よしお) 杉並堀ノ内クリニック 小児科院長 Profile

小児科専門医。信州大学医学部卒。国立国際医療センター小児科において主にアレルギー、感染 症、小児癌、心身症、救急医療、未熟児医療など、小児科全般に渡って臨床経験を積む。その後、愛和病院小児科医長として第一線のプライマリ小児科医として活躍した後、現職に。数多くの臨床経験を活 かし、自身も一児の父として、子供の健康にとどまらず、育児、保護者の健康に関する相談も多く受 け持ち、保育園の園医、小学校の校医なども務める。


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