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2016.01.19

【実録コウノドリ】子どもが病気を持って生まれたら… 働くママのリアル体験記<前編>


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先月終了したばかりのドラマ「コウノドリ」。

毎回涙しながら見ていたBRAVAママも多いのでは。

出産にもさまざまなドラマがあって、感動ばかりではない、出産は命がけで母子ともに死と隣り合わせ。

普通に産まれることが奇跡なんだということを痛感させられたドラマでした。

ドラマの中でも、妊娠中のリスクや赤ちゃんの病気がたくさんあげられていました。

実は、我が家の次男も生後1ヶ月で心臓の疾患、「動脈管開存症」が見つかりました

コウノドリの中でもチラッと出て来たフレーズなのですが、ピンと来ませんよね…

この心雑音は?!

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生後4日目、まだ母子ともに入院中の時でした。

回診の小児科医が「うーん、ちょっと心臓に雑音があるね。まあそのうち消えるでしょ」と言うのです。

いやいや、雑音?!そのうち消える? たまに聞くことですが、産まれたばかりの我が子のこととなるとこちらの心臓がドキドキでした。

退院して数週間後の1ヶ月健診、心雑音のことなどまったく忘れていたところ、「うーん、雑音が少し大きくなってるね。何かしらの心疾患の可能性もあるので、すぐに病院を紹介しますから行ってください」との診察。

えっ!えーっっ!! 妊娠中も出産時もなんのトラブルもなく、病気と思われる症状も何ひとつなく普通に過ごしていたので、とにかくショックでした。

いきなりの緊急入院!

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そのまた1週間後、「まあたいしたことない雑音だろう」と勝手に信じ込んで紹介された病院へ。

「あー動脈管開存症ですね。この開き方だと手術が必要です。今日そのまま入院してくださいね」

ドウミャクカンカイゾンショウ? 即入院!? 上2人の子どもたちはどーすんだ!?

*動脈管とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時に肺動脈から大動脈への抜け道になっている血管

赤ちゃんが生まれてから肺で呼吸をしはじめると、この抜け道は必要がなくなり、生後2~3週までに完全に閉じてしまいます.

この動脈管が自然に閉じずに残っているものを動脈管開存症という。

この病気はもっとも多い先天性心疾患のひとつで、全体の5~10%を占めると言われている。

動脈管開存症では、全身に流れるべき血液の一部が大動脈から肺動脈へ流れるため、肺や心臓(左心房・左心室)に負担がかかり、太く開いているほど流れる血液の量が多くなり、その負担は大きくなる
(参考:日本小児科学会HP)

入院してすぐに小さい体にモニターをたくさんつながれ、ちょっと痛々しい姿に…抱っこも授乳もおそるおそるでした。

次男が起きている間はほとんど抱っこ、寝ている間や交代に来てくれる両親に1~2時間ほど任せて食事に行ったり仮眠を取ったり。

夜は20時頃まで付添い、上2人がいるため、後ろ髪引かれる思いで看護師さんに託して帰る。そんな毎日が約1ヶ月続きました。

まあ夜はしっかり眠れたので、私自身体力的にははけっこう元気でしたが(笑)

入院の間は心臓や血の流れを薬でコントロールし、手術に耐えられる体重になる7ヶ月くらいまで、退院して待つことになりました。

退院後はドキドキの日常

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泣かせすぎたり風邪を引いたりすると心臓と肺に負担がかかるため、とにかく気を遣う毎日

泣きそうになるとすぐ抱っこしたり授乳したり、家事はそっちのけで次男に構いっきりの毎日でした。

風邪も引かせられないので、外出は短時間の買い物のみ。まさに引きこもり生活でしたね(笑)

しかし! 上2人(その当時は小3と小1)が学校から帰ってきたら次男ばかりというわけにいかない。

エルゴの新生児用パッドを入れて抱っこしながら夕飯を作ったり(冷凍物やボイル・チンで済むものばっかり)、宿題を見たりしていました。

主人にはなるべく早く帰ってきてもらい、洗濯・掃除・子どもの風呂入れなどをやってもらっていました。

気を張りすぎていたのか、この時の記憶があまりはっきりないんですよね…(苦笑)

さて、生後7ヶ月になり、いよいよ手術の日を迎えます。

それは後編で。

田崎美穂子

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