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2016.01.28

子どもの「夢中」を豊かに育てる! 水木しげるの自叙伝・のんのんばあとオレ


水木しげるさん追悼
子どものようにまっすぐ
好きなものを追いかけた
少年の成長期
「のんのんばあとオレ」

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たくましく生きる子どもたちの姿を見る

先日93歳の長寿をまっとうされた、漫画家・水木しげるさん。

「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」などの代表作のほか、2010年のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で、妻・武良布枝さんとともに水木さんの存在を深く知った方も多かったのではないでしょうか。

水木さんは、幼い頃から妖怪に興味を持ち、妖怪や異界を細密に描いた作品で有名になりました。

ではなぜ、水木少年は妖怪に夢中になったのか。

そして、その「夢中」をどう突き詰めて、たくさんの作品を生み出す漫画家へとなったのか。

水木少年のおもしろおかしい少年記でもある本著から、古き良き時代の日本に生きる子どもたちの姿が垣間見られます

いまも身近に「のんのんばあ」は、いるはず

あああ

家族だけではなくいろいろな方との触れ合いを持ちたいですね。

 

本著では、水木少年が妖怪の世界へ足を踏み入れるきっかけになったお手伝いのおばあさん「のんのんばあ」との出会いなどが描かれています。

のんのんばあは、お化けや妖怪の世界を語ってくれただけでなく、死生観や大切なことを教えてくれたそう。

友人の千草の早すぎる死を悲しむ水木少年。のんのんばあはこう言います。

“しげーさん(水木しげるのこと)の心には千草さんの魂が入ったのだよ。たくさんの人の魂が心に宿るから人は優しくなれるのだよ”

いまの子どもたちには、親以外に身近で見守り、話をしてくれる人っていなくなった…、そう早合点するのは間違いだと思います。

きっと、のんのんばあはたくさんいるのに、気がついていないだけなんです。

わたしは自分の家の隣の家、向かいの家、斜め向かいの家に住む「おばあちゃん」たちと全員顔見知りです。顔を合わせれば挨拶はもちろん、すこしの話をします。

「今日はどこの公園に連れていくつもりなんです」とか、「もうすぐ誕生日でケーキを買いたいけれど、どこのケーキが一番美味しいですか?」とか…。

息子ふたりも、おばあちゃんたちが大好き。

古いミニカーやオモチャをもらって楽しそうに話していたり、しわくちゃな手で飴玉を口に入れてもらったり…。

そうやって、長生きしている人の話を聞いて触れ合う機会というのは、子どもの成長にとってすごく大切なこと。

だから、わたしが他人と距離を近くとっていくことで、子どもも「のんのんばあ」のような存在を感じられるのではないだろうか、と思っています。

こどもの「夢中」を見守る親になりたい

子どもの夢中を育ててあげたいとは、素敵な考えですね。

子どもの夢中を育ててあげたいなんて、とても素敵な考え方ですね。

 

また、わたしは、子どもたちに「何かひとつのことをとことん好きになり、極める人間」になってほしいと切に願っています

水木さんの妖怪好きは、その最たる例です。

子どもの「夢中」をのびのび、ふくらませていってあげたい

だから「漫画ばっかり読んでないで勉強しなさい!」とか「ゲームばっかりやってないで外へ行きなさい!」という親にはならないように…といまから心に留めています。

漫画を読むならとことん読み倒して漫画家になれるくらいになってほしいし、ゲームをやるなら誰よりも早くクリアしてゲームクリエイターになれるくらいになってほしい。

小学生や中学生になって宿題そっちのけで漫画読んでいたら怒るのかもしれませんが…(笑)、子どもの「興味」を潰さず、「夢中」を伸ばしていく親でありたい

マイペースながら抜群の感性を持ち、まっすぐに成長していく水木少年のことを思いながら、改めてそう思ったのでした。

 

《おすすめしてくれたワーママ》
もうすぐ4歳の息子が、すでにゲームに興味を持ちはじめているのに驚き。去年末、スペインの研究チームが発表した「ビデオゲームでIQが測れる」という研究結果に感銘を受け、「子どもの興味があるものはとことんやらせてみたい!」とおもっています。

のんのんばあとオレ

水木しげる著

ちくま文庫

540円プラス税

ISBN:978-4-480-02444-2

【記事まとめ】ワーママBook Shelf

浦和ツナ子

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