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2016.03.12

【子どもの貧困問題】広告費2億円をかけ集めた寄付は2000万!その活動内容とは?


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子供の未来応援基金、活動に魅力なし!?

年度の切り替わりの時期だからでしょうか。子どもの貧困に関するニュースが多く見られるように感じます

さて、今回は3月6日に毎日新聞より報じられた「<子供基金>乏しい寄付 5カ月で2000万円 貧困対策」というニュース。

この「子供の未来応援基金」は子どもの貧困対策に取り組む民間の活動を官民一体で支援する団体。ホームページによると、

①未来応援ネットワーク事業

貧困状態にある子どもの支援活動に草の根で取組んでいるNPOを支援し、社会全体で子どもの貧困対策を進める環境を整備します。

②子どもの「生きる力」を育むモデル拠点事業

地域に子どもの居場所となる拠点を整備し、NPOや企業のノウハウを活用して、自己肯定感や自己管理能力など、子どもの「生きる力」を育むプログラムを提供します。

この2つの事業を行っているのだそうです。

寄付で億単位のお金を集めて、この活動をしようとしているのですが、寄付金集めが非常に難航しているのが現状。なんと、これまで5カ月間で2億円の広告費をかけ、集めた金額がわずか1949万円というありさまなのです。

でも、ホームページの説明を見て、この団体応援したくなります? 私、ならなかったんですけど……。

NPOを支援したり、子どもの「生きる力」を育むプログラムを提供したりすることがムダだとはいいません。

でも、子どもの貧困対策をするなら、親の雇用問題をなんとかしないと、どんどん貧困世帯の子どもは増えるばかりです。貧困に陥っている子育て世帯は、ひとり親家庭や非正規雇用が多いという調査も出ていますよね。

広告の効果が出ていないのは単なる失敗でしょう…

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民主党の蓮舫氏は、参院予算委員会で「1049万円を集めるのに税金2億円以上が広報に使われた。2億円を基金に入れれば良かった」という批判しています。思わず頷きそうになってしまいますが、広告費を基金に入れるのは考え方としてちょっと違います。

ただ単にコレって、広告の効果が出なかったということだと思います。

広告の効果がでなかったのは、広告戦略が失敗した、企画そのものが失敗しているとしか思えません。

以前、あるヤリ手の社長さんに聞いたのですが、広告費をかけたら最低その20倍の売り上げが出ることを目標としている。

実際、20倍以上になることが多く、効果がなかったことはすぐに止めて、別の戦略を考える」というようなことを話していました。

もしこの社長さんが、2億円も広告費をかけていたら40億円もの寄付が集まっていたということになります。

広告の効果が出ていないことに対して、加藤勝信1億総活躍担当相は、3月4日の記者会見で、「経団連などの企業にお願いし、非常に前向きに議論してもらっている」と、寄付金確保の見通しが立ったと強調しました。

でも、直接お願いをして、寄付を取りつける約束ができなのなら、この2億円ってムダだったという気がするのですが……。

なんだか空回りですね!

1億総活躍担当相自ら、もっと活躍していただきたいものだと思ったのは私だけでしょうか。

 

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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