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2016.03.13

高校を中退する子どもが5000人以上、その理由とは?


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公立高校の授業料は無償……でも他にも金銭的負担は色々ある!

?3月になりました。Facebookやブログなどで、「息子の合格発表きました!」「第一志望に見事合格♪」などの書き込みが日々見られるシーズンです。

子どもの成長はとても嬉しいものですが、親としては金銭的な負担が増える側面もあり、内心ヒヤヒヤすることもあるのが現実……。

さて、3月6日に、「経済苦で高校中退5千人超 授業料無償化5年、支援に課題」というニュースが西日本新聞より報じられました。

公立高校の授業料無償化が始まったのは2010年。2014年からは、法律が変わり、家庭の所得に応じて「高等学校等就学支援金」が国から支給されるようになりました。公立高校だけでなく、私立高校に通っていても支給されます。詳しい金額を知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。

高等学校等就学支援金制度(新制度)概要

しかし、この制度が始まった2010年から5年間に、経済的理由で高校中退を余儀なくされた生徒が全国で5385人、経済的理由による長期欠席者(年間30日以上)は14年度だけで全国で2044人いることが、西日本新聞のまとめで分かりました。

ニュース記事によると、教育費以前に、家計を支えるために働かざるを得ないケースもあるそうです。

うちの場合、長男は昨年4月に公立高校に入学しました。幸い制服がない学校だったため、制服などの負担はありませんでしたが、教材費や合宿費のほか、寮に入れているため寮費や食費もかかります。学校によっては、修学旅行が海外で20?30万かかることもあるでしょう。

つまり授業料以外にも金銭的負担は多くあるのです。

義務教育の中学、制服代などに9万円はヘン!?

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翌3月7日には、同じ西日本新聞で「義務教育、重い負担なぜ 制服、かばん…中学入学で9万円」というニュースが報じられています。

記事には、制服や通学かばんなどに総額約7万~9万円を現金払いしなければならないと知らされ、疑問を持つ保護者が登場します。

西日本新聞が春日市教委学校教育課とのやりとりし、「義務教育の無償を規定した憲法26条をどう受け止めるか?」と質問したところ、「(しばらく沈黙し)私費負担ゼロで教育を受けることはできていない。個人的意見だが、国はすべての子どもに学習する機会を保障するため、教育予算をもっと手厚くすべきだと思う」という答えが返ってきています。

小学校でも指定の上靴、体操服、防災頭巾、水着などがあります。たいていギョッとするほど高く、「上履きなんてすぐにボロボロになるのに2000円以上払うなんてバカらしいなあ」と思いながらも購入してきました。

ヒラキの通販で買えば、10分の1になるのに! と思っている保護者って、案外たくさんいるのでは?

制服以外にも、給食費も小学校より高くなるし、部活動も本格的になるため部によっては年間数万単位の出費が強いられることもあります。

授業料が無料であっても、「すべて無料で学べる」ということではないのですね。

全国で子どもの貧困率が最も高いのは沖縄

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全国で子どもの貧困率が最も高いのは沖縄県。全国平均が16.3%なのに対し、沖縄は29.9%で、ひとり親家庭になると58,9%にもなります。

このことに問題意識を持った沖縄タイムスでは、「ここにいるよ 沖縄子どもの貧困」というシリーズ連載を2015年1月1日から行っています。

沖縄というとゆいまーる精神が根付いている地域だと思われていますが、現状はそうでもないようです。気合いの入った連載なので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。

子どもを産んでみると、自分の子どもはもちろん可愛いですが、他の家の子どももそれなりに可愛い。(それなりに……で、すみません)

そして、私が知ることのない60年先なども、この子たちは見ることができるんだろうなと思い、その時に自分の子と同世代の子たちが幸せに暮らせる時代でありますようにと願わずにはいられません。

幸せに生きていくために教育は絶対に必要なものではありませんが、良い教育を受ければ幸せに生きていかれる可能性が高くなります。だから、金銭的な理由で学校に通うのを泣く泣く諦めなければならない状況は、できれば無くなってほしいですね。

 

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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