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2016.05.22

1億総活躍!?「ふざけるな!」と言いたい。その理由とは?


仕事はキライじゃないけれど、もうヘトヘトです!

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<1億総活躍>プラン取りまとめ 課題は恒久的な財源確保」というニュースが毎日新聞より5月18日に報じられました。

すみません。今回、毒吐かせてください。

「1億総活躍」という言葉を聞くと、「活躍なんてしてないし…」「活躍っていうか奴隷だし…」「そもそも活躍しろって言われると、なんかカチンと来てヤル気なくすし…」という人いませんか?

へそ曲がりなんですかね。私、「1億総活躍」と言われると、働きたくなくなっちゃうんですよね。

そもそも、ワーキングママが増えたのは、「雇用が不安定になり、年功序列で収入が上がらなくなり、将来に不安を持つ現実的な女性が、子どものため、家族のために働こうと、結婚・妊娠・出産を経ても条件のいい職場を手放さないようにしはじめた」って部分が大多数だと思うのです。

「家計は満たされているけど、自分の心が満たされないから、仕事にやりがいを求めて」「仕事で自分らしさを表現したい」という、数年前のよくメディアにでていたママのような人って少数派なのではないでしょうか。

そして、なぜ、それほどお金が必要なのかといえば、働く際の最も大きな動機として「子どもの教育費」「老後の不安」をあげる方が多いのでは?

子どもに十分な教育を受けさせて、社会に出たときに困らないようにしてあげたい…というのが親心。そして、できれば生涯に渡って、できるだけ子どもや親戚などに迷惑をかけないよう、しっかり資産を築いていきたいというのが人の心でしょう。

仕事はキライじゃありませんが、教育費と老後の準備で、もうヘトヘトです。仕事に家事に育児にと、毎日奮闘するママもパパも、体力も時間も限られていますから。

でも、教育費が高いのも、老後が不安なのも、単純に考えていくと、そもそも「教育」と「年金」がおかしいからですよね?

庶民の生活がうまくいかない・・・

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そもそもバブルがはじける前までは、銀行に貯金をしておくだけで、年利8%などがついていた時代でした。そういう時代では、月々2〜3万の貯金をしていれば、年金もあるし充分な退職金もあるので、悠々自適な老後を送ることができました。

でも、今や、「口座に1000万以上ある場合、資産税を払わせるようにしよう」と計画されていますからね。おそろしい話です。お金を貯めれば取られるし、なきゃないで不安だし、庶民の生活はうまくいきません

ちなみに、金融機関には、多額な税金が投入され、倒産の危機を免れたところもあります。そこで働いている人たちは、未だに高収入を得ているわけですから、不思議なものです。

また、教育に関しては、子どもが増えた時代にバンバン学校作りすぎて、今、余ってしまっているという状態だし、年金に関しても、運営の失敗によって財源が足りなくなっちゃったからですよね。

1億総活躍とかいって、過去の失敗のツケを払わせるために、国民を1億総総奴隷化させるなって話です。

で、一億総活躍会議(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/)というものが設置されているのですが、そこで掲げている文章をコピペしてみましょう。

『我が国の構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」に向けたプランの策定等に係る審議に資するため、「一億総活躍国民会議」が設置されました。』

やっぱり、「子育て=教育」「社会保障=年金」なんですよね。

もちろん、「子育て支援では保育士の月給を2017年度から2%(約6000円)引き上げるとした。また、ベテラン保育士の給与が最高月4万円程度上がる昇給制度を作る考えも盛り込んだ。

 介護についても、職員の月給を平均1万円程度引き上げるとした」(毎日新聞より)ということとか、非正規雇用者でもある程度の年収が得られたりしていくような取り組みは必要でしょう。

と、同時に、ただいま舛添知事問題で沸いていますが、「税金でファーストクラスに乗って当たり前」「税金で絵画を注文しても当たり前」という感覚でいる人たちの、感覚是正にも乗り出していただきたいものです。

というわけで、毎日新聞がまとめてくれた『「1億総活躍社会」実現への緊急対策』を最後に掲載して締めくくりたいと思います。

 

「1億総活躍社会」実現への緊急対策

1 GDP600兆円の実現(2014年度は491兆円)

・法人税率を早期に20%台へ引き下げる道筋をつける

・低所得の年金受給者への3万円支給

・最低賃金の全国平均時給1000円への引き上げ(15年度は798円)

2 希望出生率1.8の実現(14年は1.42)

・17年度末までの保育施設の追加整備量を「40万人分」から「50万人分」へ拡大

・非正規雇用者の育児休業取得の促進

3 介護離職ゼロの実現(年間約10万人)

・特養など介護の受け皿の増加分を「38万人分」から「50万人分以上」へ拡大

・介護休業給付金を賃金の40%から67%へ引き上げ、休業期間の分割取得を認める

(出典:毎日新聞2015年12月10日「1億総活躍」自画自賛するが… 首相、現実を見てますか)より)

こんな世の中が続いたら、日本から1億総脱出! なんて日も遠くないのでは? と思ってしまう私です。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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