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2016.08.12

「サマーキャンプ初体験」で感じた、親の気持ちと本人が得たものとは?


前回は、年長で初めてのサマーキャンプの「準備編」をお伝えしましたが、今回はいよいよ当日。親も子ども以上に緊張しながら、送り出したその様子をお伝えしようと思います。

楽しみと不安を抱えながら、とうとう出発!

当日の天気予報は「雨」。前日には何度も何度も携帯で天気をチェックしては「なんて残念なの!!!」と母ひとり憤っていましたが、夫も本人も「まぁしょうがないよ」とひょうひょうとしたもの。なんだか私一人が興奮している感じでした。

そして、とうとう当日。みんな5時起き。家族全員早起きできるか心配しましたが、娘も一人でパッチリ起きてきました

そして「眠れなかったーーー」と一言。

「やだーーー、大丈夫?」とこちらは、とても不安な気分になりましたが、しっかり朝ごはんは食べ、一安心。準備をし、電車で集合場所に向かいました。

集合場所に着くと、すでに何組かが集まっていました。知っている顔もありましたが、知り合いは男の子ばかりだったので、わが子はちょっと固まっている様子。緊張が少し伝わってきました

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全体を見渡しても女の子の参加の方が少なく比率としては8:2くらいでした。

まず、最初に親はリーダーと呼ばれるお世話係の人と「引継ぎを」します。

・朝の体温・便の有無
・よく眠れたか
・朝食を食べたか
・飲ませなきゃいけない薬

などなど、言っておきたいことや気になることを最初に伝えます。だいたい5人くらいに対して一人のリーダーがついていました。

引継ぎが終わると、もう親のできることはありません。写真を撮るくらい。娘を引き渡し、遠目で見守ります。もうすでに笑顔のなくなっている娘。もともと何事にも弾けるタイプではないので、いつも通りなのですが、こちらはドキドキ。あぁとにかく、楽しんでくれればそれでいい。いや、無事に帰ってくればそれでいい。そんな気持ちでした。

慣れているスタッフの人たちは大きな声で子どもたちを盛り上げます。ノリのいい子たちは、ワイワイともう楽しそう。わが子のグループの女の子たちは、落ち着いた感じ。男の子たちがザワザワと騒いでいても、次に何をするのか気になりながら過ごしている様子でした。

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そして、さぁ出発!立ち上がり、並んでバスに向かいます。親はここでお別れです親たちに手を振り重そうな荷物をそれぞれ抱えリーダーについてきます。娘の後ろ姿を見守りながら、いい経験してきてね。そう祈りながら送り出しました。

スケジュールと子どもと離れての一日

プログラムの行程表はこんな感じです。

<1日目>

8:00 出発
12:00 現地到着 ランチ(持参のお弁当)
13:30 川遊び/魚つかみ
16:30 入浴/自由時間
18:00 夕食
19:30 花火・キャンプファイヤー
20:30 就寝準備
21:00 就寝

<2日目>

6:00 起床
7:30 朝食
8:15 片づけ
8:30 草原遊び
11:30 ランチ
13:00 現地出発
17:00 集合場所到着

途中途中の様子は、ネットで参加者の保護者のみがアクセスできる掲示板に掲載されます

私も、何度も何度も掲示板をチェックし、安堵したり、やきもきしたりして過ごしました。幸いにして天気はそこまで崩れず、川遊びもできたというのも当日に知ることができました。

そして、時間はたち夜。その日の最後の掲示板に「就寝しました」の連絡がきたとき、やっとホッと安堵しました。

二日目、お迎え!得られたもの、感じたもの

さぁ、二日目です。朝から元気に過ごしているという掲示板の情報を見つつ時間が過ぎるのを待ちます。帰りのバスの到着時間も掲示板でお知らせがありました。

親は前日の集合場所と同じところに迎えに行き、子どもたちの到着を待ちます。

ほぼ時間通り、子どもたちが帰ってきました。ひとりひとり重そうな荷物を持ち、騒ぐこともなく疲れた顔をして、歩いてくる姿が見えたとき、ホッとした気分と、楽しめたのかな大丈夫かな、という気持ちが出てきました。

そして一人ずつリーダーから、どのように過ごしたかというお話をしてもらい、お別れです。リーダーの話しでは、なかなか充実した時間を過ごしたようだったのですが、本人はなぜか放心状態。

スタッフから、最後、保護者全員にこんな話がありました。

「今日は思う以上に子どもたちは疲れているので、どうぞ、明日以降、どうだったかの話しを聞いてください」

なるほど疲れているんだろうな、とは思ったのですが、ついつい気になるので「どうだった?」と帰りの電車で聞いてしまうのが親心。

しかし、本人は言葉少なく「もしかして嫌な事があったのかしら」と少し心配になりながら、ここは明日まで待とう、とそのあとは、あまり多くは聞かずに過ごしました。

そして翌日。やはりスタッフの方が言っていたように、思い出したようにキャンプの話しをはじめその様子を教えてくれました。自分で出来たこと、お友達がやったこと。どう思った、どう頑張ったなど。少しずつながらその様子が分かってきました。

今回、帰ってきてからの変化があったかと言わるとそこまで大きな変化はありません。ただ、彼女自身が経験したことは、必ず何かの糧になる。そう思っています。

人生って、大変なこと、うまく行かないこと、そういうことから逃げてばかりはいられない。

子どもが悔しい思いや辛い思いをすることほど、親が苦しく思うことはない。けれど、そこを経験させないまま大きくなることがいい事とは思えない。キャンプに行くことで、もしかしたらつらいことも経験することがあるかもしれない。

でも、悔しい、寂しい、嬉しい、楽しい。色んな心の動きを経験して、親の手からどんどん離れていって欲しい

「また、行きたい!次は、こうしたい!」そういう話しをする娘。もともとそんなにおしゃべりではない娘なので、その全容はまだわからないけれど、きっときっといろんな経験をして帰ってきたんだろうなぁと思います。

ちょっと早いかなぁと思った年長での「サマーキャンプ」体験。でも行かせてよかった。そして、私自身も子どもから離れて過ごす、といういい経験ができた!そう思います。もちろん、来年も行かせてあげたい。こうやってどんどんどんどん大きくなれ!

松本尚子

松本尚子

ライター・編集者

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2010年生まれの女子、2012年生まれの男子の2児の母。主婦ときどきライター&編集者。女性向けサイトの編集者を経て、リクルートの住宅サイトでweb編集者を経験。酒好き、旅好き、美味しいもの好き。鎌倉在住。


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