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2016.09.04

アナタの町に、子どもの溜まり場「駄菓子屋」ありますか?


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子どもの溜まり場、駄菓子屋

30円のすもも、10円のきなこ棒、20円のカルメ焼き……。小銭をポケットに忍ばせた子ども達が集う駄菓子屋。私が住む地域は古くから続く住宅街のため、近所には2軒の駄菓子屋があります。そのうちの1軒は、我が家からわずか50mほど。そのため、駄菓子屋に集う子ども達の元気な声が聞こえてくるほどです。

時間帯によって集まる子ども達の顔ぶれは異なり、昼から午後の早い時間はお母さんと一緒にお菓子選びをする幼稚園生。午後早くから17時くらいまでは小学生が1年から6年くらいまで、友達同士でやってきます。

これより少し遅くなると、部活帰りやちょっぴりとっぽい男の子など中学生たちもやってきます。

なんとなく年功序列の空気があったり、大きい子に小さい子が遠慮したり、逆に大きい子が小さい子に何かを食べさせてやったりする姿も見られます。

店の前にはちょっとしたゲーム機もあり、特に男の子が夢中になって遊んでいます。時には店のオバサンが「待ってる子がいるから変わってやんなさいよ」とか「そんなに道路に飛び出しちゃ危ないよ」などと声をかけたりして、こういうところでも子どもたちは社会勉強をしているのだなと感じます。

50年続いてきた昭和の味が消えた理由は?

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さて、8月30日(火)、『足立の40円ラーメン、提供終わる 子どもへの気遣いも理由に/東京』というニュースがみんなの経済新聞ネットワークより報じられました。

この記事によると、東京・足立区新田にある駄菓子屋『セキノ商店』は、1杯1杯40円で『こぶつゆラーメン』を提供していましたが、8月29日で終了したとのことです。

ラーメンの提供を止めた理由は「体力の限界。こぶつゆを柄杓で皿に注ぐとき、つまずいて子どもたちにかかってしまっては大変だから」と語っているそうです。店主の関野さんもすでに高齢で、麺を仕入れていたところが店を畳んだことが大きなきっかけになったそうです。

記事によると、「お金を持って来られない子どもに、そっと『こぶつゆ』を出してあげたこともあった」とのこと。

実は、駄菓子屋に集う子ども達を眺めていたときに、少々気になる子どもがいました。とても痩せていて、時に顔に青あざがあることも……。

「もしかしたら虐待などされているのかな?」と思ったこともありました。

その子が虐待などされていたとして、お店のおばさんが「これ食べな」などとお菓子などと手渡していたら、きっとその子にとって、心温まる時間になったのではないかな? と想像してしまいます。

しばらくしてその子は見かけなくなってしまいましたが、一体どうしているのだろうと時折思います。

子どものコミュニケーション力が養われるのは遊びのなか

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ウチの長男もその駄菓子屋に遊びにいくことが多々ありました。彼らを見ていると、集団で行動していて、あっちの公園で遊んで、飽きたら駄菓子屋にいって、ちょっとしたら別の公園へ……というように周遊魚のように移動しながら遊んでいました。

Aという公園はボールが使えるからサッカーができるけれど遊具が少ないからつまらない、Bという公園にいくとアスレチックみたいな遊具があるというように、その日のメンバーややりたい遊びによって、公園も使い分けていました。

駄菓子屋にいけば、「何買う?」「それ旨かった?」「(小遣いのない)〇〇とこれを分けよう」みたいなやりとりもあったようです。

子どもって、遊びのなかでコミュニケーション能力を身につけ、社会性を身につけていくんだろうなあと思います。

また、そのようなやりとりを見かけると、とても微笑ましい気持ちになります。

駄菓子屋は年々減っていっているといいますが、残ってほしいですね。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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