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2016.09.08

【お宅にお邪魔ルポ】「新・家事育児分担表」で夫婦の担当項目を見直してみた!


昨日、BRAVAで公開した雑誌CHANTO(主婦と生活社)とコラボした新・家事育児分担表(詳しくはこちらから)。

この表を実際に使ってもらい分担を見直してもらおう企画第2弾!ということで今回も共働き夫婦のご自宅にお邪魔しました。

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日本人男性にびっくり!!

パパ・原本一永さん(46歳)、ママ・李英宏さん(38歳)、3歳8ヶ月の男の子1人の3人家族。ママの英宏さんは中国の上海出身、そのため文化の違いなのか、びっくりしたことがあったそう。

「上海の夫婦は、男性のほうが家事や育児を率先してやるんですよ。うちの実家でも、父がとにかく家事を進んでやるので、最初、日本人の男性は『なんでこんなにやらなんだろう?』とびっくりしました」

という英宏さん。そこで、現状の家事分担を見せてもらうことに。

現状の家事育児分担はどうなっている?

一永さんは麻布十番で飲食店を経営。そのため、木曜日のお休み以外は15時くらいにお店に行き、帰宅時間は夜中の1、2時だそう。そのため、パパがお休みの木曜日以外は、保育園帰宅から寝かしつけまではママが担当をしています。

英宏さんの仕事はタレントマネージャー。出産してから正社員を辞め、現在はマネージャーの仕事を業務委託として受けているそう。週に3回タレント事務所に出社をし、ほかは自宅での仕事や撮影などの現場に同行しているようです。

「うちは、昼忙しい妻と夜忙しい旦那というかんじにうまく分かれているので、両方とも同じ時間帯に忙しいということがあまりないんです。その分、逆にやりやすいですね」と一永さん。

現状の分担表を見てみると、一永さんが仕事に行くまでの時間に担当するものや時間帯関係なく発生する家事育児も想像より多く担当していました。とくに朝、ママが家事をしている間に子どもを着替えさせたり、検温をしたり、お子さんのことを担当にしているようです。

いまの分担がこちら↓

分担前半

現状は7(ママ):3(パパ)といったところでしょうか。ちなみにいまの分担に決まったのは、「なんとなく決まったというよりは、私が旦那に指示をしてできあがった分担ですね」と英宏さん。

言われるまえにやってほしい!!

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では、ママ英宏さんにとって理想の家事分担の割合はどのくらいなのでしょうか?

「そうですね、理想を言ってしまえば5:5ですよね。私の親夫婦がそうだったのでそれを見て育ってしまうとそれが理想だと思ってしまいます。でも、それ以前に周りのお友達の話を聞いていても日本人の男性は「これやって、あれやって」と言われないとやらないんですよね。それは、うちの旦那も同じなので、まずは、積極的に動いてほしいです。あうんの呼吸というか空気を読んでほしいですね」という英宏さん。

いやー、おっしゃる通り!と取材スタッフも大きく頷いていると・・・

「仕事上、空気を読んで接客をするような内容なので、家に帰ってまでそれができないというか。家に帰るとそのスイッチがプツッと切れてしまうんです」と一永さん。

確かにお仕事でしていることを家に帰ってまでしたくないという言い分もよくわかりますね。

いざ5:5の分担に変更!

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今回書いてもらったリストのなかで旦那さんにやってほしい項目を英宏さんに聞くと・・・。

「物理的に夜はできないので、朝と時間帯に関係のない項目を増やすということになりますよね。いまリスト内の△印、『布団をたたむ』、『ベッドを整える』、『トイレ掃除』などを◯にしてやってもらいたいですね。あと、朝食も月に1回でも2回でも作ってくれると嬉しいです」

それを聞いたパパ一永さんは、どんどん口数が少なくなっていきます(笑)。

そもそも、料理はできるんでしょうか。

「男の子なんで(笑)、パスタが作れたら料理ができる!みたいに言うところがあると思うのですが・・・。それでいうと、パスタくらいはできますよ」

その問いに英宏さんがすかさず

「料理やっても自分の店と勘違いをしているのか、いろいろ広げたままなので、後片付けが大変。食洗機もあるのですが、入れ方が違うのか、全然汚れが落ちていなくて洗い直しになるので、結局自分がやったほうがいい!となってしまうのですよね・・・」と一言。

もはやもう、「ああ、そうか・・・」とため息の一永さん。この記事を読んでいるママもわかるところが多いにあるのではないでしょうか。

いざやってみよう!

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それでも最終的に、「どうでしょう?いま△印の項目を担当することはできますか?」と一永さんに尋ねると、

「うーん。できますよ、できます。布団たたんだり、ベッド整えたり、朝食も火をつかないものであればやりますよ」と答えてくれました。

それを受け「『ベッドを整える』とか、きちんとキレイにしてよ!シワとか気になるから、こんなふうに・・・」と英宏さんが整えた寝室を見せてもらったところ、取材スタッフ一同絶句。ホテル並みの綺麗さ。

「仕事でストレスを抱えて帰ってきたりするので、家は居心地がいいほうがいいですよね。やっぱり家が綺麗で、寝るときもシーツがピーンとなっていると気持ちいいじゃないですか」と英宏さん。

「これはハードルが高いといま皆さん一瞬、思いましたよね?」とスタッフを味方につけながらも最終的には「やるよ!」と快諾をした一永さん。優しいですね。

最終的な分担がこちら↓

分担後半

もともと、パパ担当の項目が多いご家庭でしたが、ママがお願いしてやってもらっていた家事や育児を旦那さんが率先してやってくれることで、ママの負担がより減りますね。

みなさんも、この家事分担リストを使って、それぞれの家庭にあった分担を見直してみるとより効率よい生活を送れるようになりますよ!ぜひ、お試しを!!


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