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2016.11.19

【野菜の値段が高い】給食を取りやめる学校も!?その現状とは?


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野菜が高い! それは給食にも影響が…

野菜、まだまだ高いですよね。一時よりはましになりましたが、それでも「高いなあ」と感じます。

さて、「あさ」というニュースが朝日新聞より報じられたのは11月2日のこと。この記事では、三重県鈴鹿市教育委員会が12月と来年1月に1日ずつ、計2日間、給食を中止することを決めたと報じていました。対象は、市内の市立小学校の全30校と13の幼稚園。野菜などの価格の高騰により、徴収している給食費でのやりくりができなくなったとのことでした。

ですが、11月15日になって、「野菜高騰で給食中止、防災訓練の炊き出しで代替も…『つじつま合わせはダメ』 三重・鈴鹿」というニュースが産経新聞などより報じられました。

これは、三重県鈴鹿市教育委員会が一度は2日分の給食中止を決めたものの、その決定を同市の末松則子市長が撤回。そして15日に行われた市議会全員協議会にて代替策を説明したということです。停止しようとしていた2日分の給食のうち、1日分は災害を想定した炊き出し訓練の実施し、もう1日分は献立を見直すことで費用を捻出して給食を提供するとの結果になったようです。

しかし、野菜の価格の高騰で、給食に影響が出ているのは三重県だけではありません。

11月14日の上毛新聞では「野菜高騰 給食にも影 8市町 食材変更や減量で対応」というニュースが報じられました。

記事によると、野菜価格の影響で群馬県内の8市町で学校給食にも変化が起きているとのこと。給食費は変えずに、つまり材料費は据え置きのまま、カロリーや栄養の基準を満たすために、食材や量の変更などでコストダウンをはかっているのです。例えば、牛肉を豚肉に変えたり、デザートの量を減らしたり、その他冷凍野菜を取り入れるなどで、なんとかやりくりをしているそうです。

そして、十勝毎日新聞社ニュースでも「野菜高騰 給食に影 十勝産が品薄」ということで、やはり野菜の仕入れ先を見直すなどしていると報じられています。

子どもの給食はなんのため?

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さて、学校給食はもともと貧困家庭の児童のために、無料ではじまったという経緯があります。現在も、一定の収入以下の家庭は無料で学校給食の提供を受けることができます。

これだけ野菜が高騰しているなか、貧困家庭の食事事情は一体どのようになっているのでしょうか。野菜が高騰しているのは、台風などの影響により一時的なものになるのかもしれませんが、以前より日常的にバターや小麦粉など様々な製品が値上がりしているのを感じている人も多いかと思います。

現在、保護者が負担するのは食材費のみで、給食を作るにあたってかかってくる光熱費は学校負担のことが多く、人件費などは公費によって負担されています。1食を作る予算のうち、多くの部分が税金によって賄われている状態ではあるのですが、今回のような異例が起きた際に、各学校が“工夫を凝らすことでなんとか乗り切る”というのは、少々おかしな気がするのです。

そんななか、子どもの貧困対策支援として立ち上がった「子どもの未来応援国民運動」で、安倍晋三首相が「こども食堂」に送ったメッセージがネット上で大炎上しています。

日本の未来を担うみなさんへ

あなたは決してひとりではありません。
こども食堂でともにテーブルを囲んでくれるおじさん、おばさん。
学校で分からなかった勉強を助けてくれるお兄さん、お姉さん。
あなたが助けを求めて一歩ふみだせば、そばで支え、その手を導いてくれる人が必ずいます。
あなたの未来を決めるのはあなた自身です。
あなたが興味をもったこと、好きなことに思い切りチャレンジしてください。
あなたが夢をかなえ、活躍することを、応援しています。

平成28年11月8日 内閣総理大臣 安倍晋三
※原文にはすべての漢字にルビがふってあります。

出典 日刊ゲンダイデジタル

 

以前、BRAVAでも取りあげ、とても好評だった「こども食堂」(記事はこちらから)ですが、2013年は21カ所だったのが、現在319箇所にまで増えています。

これは、「もう国の支援を待っていたのでは遅すぎる」と民間が立ち上がったからにほかならないでしょう。

ところで、給食費1食分は小学校で約250円。1000人の生徒が通う小学校の1日分の材料費はわずか25万円です。30校ともなれば750万円に膨れ上がりますが、この金額をどうにもできないということはないのでは?今の子どもたちが将来の日本を担ってくれることを期待しているのならば、まず、今回の給食費の件が起きたときにも、何かできることがあるような気がするのです。

 

 

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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