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2016.12.10

勤務先に「法定外特別休暇制度」ってある? 子育て世代の【ワークライフバランス】に私が思うこと


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「子育て応援休暇」を作ろうとしている富士宮市

なんだか最近「もっと休もう」とばかり唱えてきる気がする私です(前回、休もうを唱えた記事はこちらから)

さて、今回も、「もっと休もう」な話題。

12月5日、静岡新聞より、「「子育て応援休暇」に理解を 富士宮でセミナー」というニュースが報じられました。

これは富士宮市が進める について、第一生命経済研究所上席主任研究員の的場康子さんが講演を行ったもの。的場さんは、国内での有給休暇取得の現状や特別休暇制度を取り入れる企業の実態などを解説しました。

さて、静岡県富士宮市の公式サイトを見てみると、男性の育休取得や、子育て意識の向上をはかるためにも、様々な環境の整備について取り組んでいるとのこと。

現在、仕事と家庭を両立させるための、“子育て世代のワークライフバランス”はキーワードともなっています。女性に負担がかかりすぎず、家族がいろいろな形で「仕事と家庭のバランス」をとっていくには、産休や育休といった法定休暇だけでは足りないのではないか? という意見が出てきたのでしょう。

そのために、任意で取得できる特別休暇の「子育て応援休暇」の創設を市内事業所の人たちと一体になって模索しているそうです。ちなみに、「特別休暇制度」とは、「特に配慮を必要とする労働者に対する休暇制度」のこと。法で定められた休暇ではなく、企業で、労働者と使用者が任意で設定できるもので、よく見られるもののなかには、「裁判員休暇」「ボランティア休暇」「犯罪被害者の被害回復のための休暇」などがあります。

一部の大手企業や半官半民のような企業では、あたりまえのように「リフレッシュ休暇」や「勤続●年休暇」などが定められていますが、中小企業では「有休すらまともにとれない」なんていうところも少なくない気がします。

ワンオペ育児って言葉知っていますか?

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静岡新聞より「子育て応援休暇」が報じられる2日前の12月3日、「『ワンオペ育児』私のことだ 夫不在、助けなく破綻寸前」という記事が朝日新聞より報じられています。

「ワンオペ育児」とは従業員が1人で、調理から配膳、会計などすべての業務を切り盛りしている深夜の牛丼屋問題で有名になった「ワンオペ(ワンオペレーション)」という言葉に育児をくっつけたものですね。ワンオペ=ブラックというイメージが今でも一人歩きしているほど、強烈なインパクトのある言葉でした。

そんなワンオペ育児に共感するママが多いそうで…。

朝日新聞の「MOM’S STAND」では「ワンオペ育児で大変なことは?」という統計調査を行っていました。ワンオペ育児で大変な思いをしているママたちの切実な声が多数掲載されていました。

「わかるわかる!」「ウチも同じ」と思う方もいるかもしれませんね。

昨今、しきりに「ワークライフバランスをとろう」「男性も育児参加を」「女性は社会参加を」と訴えられていいますが、そもそも「女性の社会参加」は、したくてするものではなく、「しなきゃ生きていけないからするもの」って人が未だに多いと思うんですよね。やりがいや生きがいを求めて働く人は少数派でしょう。

そして、「男性も育児参加を」と呼び掛けられていますが、育児参加のできるような恵まれた職場環境なら、男性の育児休暇も取得できる制度がすでにあるかもしれません。

多分、残業代もろくにでない、有休もろくに消化できない、年収も高くない、なのに昇級も見込めなければ、週に2日の法定休暇もあまり休めない……そんな、若干ブラックな中小企業に勤める男性の妻が1番大変な気がするんです。

というわけで、今必要なのは、「子育て世代のワークライフバランス」ではなく、「子育て世代のワークマネーバランス」なんじゃないかと思うんです。これ以上、低賃金長時間労働でお父さん、お母さん駆り出されてもねえ……。

イヤだよね? 子ども達諸君。

って思うのですが、みなさんの職場はいかがでしょうか?

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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