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2016.12.23

【体験談】働くママの「転職タイミング」保育園時代から計画を立てるべき理由とは?


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共働きを前提として結婚をしても、いざ子どもが生まれてみると「厳しい保活をくぐり抜けても」育休明けから想像以上に大変で、このままでは倒れてしまうかも!?と途方に暮れるのも決して珍しい事ではありません。

いっぽう、今の職場にとりあえず満足はしているけれど、子どもの成長と共に「働き方をどうするか」漠然と考えている人もいるでしょう。転職は思い立った翌日に、運よく「今以上に良い職場」が見つかる人などまずいません。保育園でもいわゆる「幼稚園年代」3歳前後に、1度は立ち止まって「自分のキャリアについて」改めて考えてみるといいかもしれません。

まずは知っておきたい「ワーママが失敗しやすい転職3つ」

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転職という言葉が頭に浮かんだ時、まずは急がば回れ!やってはいけないワーキングマザーの転職NGを思い出し、落ち着いて考えましょう。

・思い立っていきなり「転職」はNG
→「とにかく転職は失敗しやすい」
転職は「今の職場より良い環境や条件を手に入れるため」のものです。衝動的な転職は、次も「思った職場と違う」というのがありがち。なるべく計画的に転職を考え、少なくとも半年程度の準備期間を持つのが失敗しない方法です。

・育児支援だけで比較して「転職」はNG
→「子育ては長い人生の一時期でしかない事を忘れずに」
子育て中の転職では、当然「育児に対する支援策」を比較します。ただ、子育てで特に育児支援が必要なのは幼少期から小学校低学年、期間は3年から長くて10年です。子育て最優先を条件として「数年間はパートで」という考え方もありですが、現実はブランクが長くなればなっただけ復職が難しくなるのが現実です。キャリアとしての条件や将来性も見据えて転職を考えましょう。

・先輩ワーママがゼロ職場への「転職」
→「ロールモデルがいる職場のほうがラクなのは事実」
働くお母さんがゼロ、という職場もまだまだあります。もともとその職場にいて、あなたが新しい道を切り開くのならともかく、転職でわざわざ「ワーママがいない」所、ワーママに対する理解が低い場所へ行くのがベストな選択かと言うと微妙です。基本的にはやはり同じようなワーママがある程度存在する企業を選ぶのが失敗しないコツです。

ワーママ転職体験談

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同じ営業事務職としてスタートした2人のママ。それぞれがライフスタイルと社会人キャリアの希望を叶える転職歴があります。ふたりの転職歴と感想から見えてくる「ワーママの転職タイミング」を参考にしてみましょう。

[ゆるキャリ派の転職]Sさんの場合
1.職歴
・大卒→営業事務(中小企業)→結婚→育休→営業事務(同職)→大手企業に営業事務として転職

中小企業の事務職として入社。マメで几帳面な性格でアシスタントとして重宝される。子どもは2人欲しい、ある程度の余裕ある生活もしたいと考えて、共働きを続けていたが、中小企業だけに育児支援がほとんどなく残業も多い。そこでワーママが多い大手企業への転職を叶える。

2.転職について本人談
「アシスタント業務としての評価は高かったと思います。ただ、仕事一筋というより、教育費なども考えて夫の給料だけでは難しい為に共働きを続けました。部署には営業アシスタントは私ひとり。休めばそれだけ迷惑もかかり、時短勤務なし、育休も3ヶ月だけ。近場に身内もいないし、夫はイクメンどころか残業と出張の多い職場で、家事分担で年中喧嘩する始末。ストレスばかりが増えて無理だと考えて、最終的に転職を選んだという形ですね。地位は望まないが年収アップと近距離通勤が条件で転職先を探しました。時短勤務が小学校3年生まで使えて、ワーママも多い。管理職などの道はありませんが、昇給率とボーナス査定が良いのも魅力。子育てと仕事の両立を第一に、実を取る方式で給料の高い職場を選んで正解でした」

3.「子育て・仕事両立型」転職
計画的ではありませんが、子育てとの両立に厳しくなった時にある程度「将来を考えて」次の職場を探しています。自分の強みを冷静に判断した上で、「子育てと仕事の両立、収入の確保」という本人の希望が叶う転職に成功しています。保育園入園、小学校入学の「小1の壁」。ここで転職を考えるお母さんが大勢います。

壁にぶつかったら、なりゆき任せに転職をしてしまうのはNG。ゆるキャリ派としては、その時々に応じて「自分は職場の何が不満で、どういう生活がしたいのか」をしっかり把握してから転職活動に入るのが成功の秘訣なのかもしれません。

[バリキャリ派の転職]Kさんの場合
1.職歴
・大卒→営業事務(大手企業)→結婚→大学院でマーケティングMBAを取得→出産・育休3ヶ月→子育て支援のある個人企業のマーケティング部に転職→子どもが小学校3年の時に外資系企業マーケティングに転職

営業事務は女子大OBが大勢就職している有名企業へ、市場調査のアシスタントをしているうちにマーケティング業務に対する関心が深まる。将来的には戦略的なマーケティング部門のリーダーを目指し、結婚後「妊娠は計画出産」その前に猛勉強をして社会人向け大学院でマーケティング専門のMBAを取得。その後、育児支援が充実している中小企業で時短勤務でキャリアを切らさずに小学校までさらにスキルアップ、子どもの成長を待って満を持して、外資系企業へ転職。現在な海外出張もこなすバリキャリ派。

2.転職歴について本人談
「なんとなく入社してしまった最初の会社ですが、営業事務の仕事をしているうちにマーケティングに対する興味が深まりました。また自分の母親もずっと看護師として働き、最後は師長を勤めた人。同じように女性でも一生働き、一定のレベルに上ってみたいという意識もありました。そこでスキルアップや妊娠もすべて計画をたて、子どもはひとり、小学校中学年にキャリア目標をたてて頑張りました。成果次第の厳しい職場ですがやりがいのある仕事に就いています。キャリアを第一に考えつつ、子どもは中学受験も成功させました」

3.「キャリアパス」と「子育てプラン」を考慮した転職
Kさんの場合は、キャリアの目標を立ててプランを重視した「計画的転職」ですね。やりたい事や仕事の目標が明確ならば、子どもが小学校へ入る前にはこうしたキャリアパスを描いてみるのがいいと思います。

ただし、いくら計画をたててもKさんのように思い通りにいくとも限りません。特に子どもの成長過程では「子育て戦力」であった両親が逆に病気で介護の問題が出てくるといった現実的に対処しなくてはならない問題が発生する事も。「キャリアを全うするのに最短距離をとらなくても、最終的に自分が満足がいけば良い」という考えをどこかに持っている方が、心が折れずにうまくいく事が多いようです。

まとめ「成長の節目にくる転職タイミング」

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一般的には

・3歳(保育園から「幼稚園もありかも」と考える時期に転職を考える)

・小1(小1の壁、保育園よりサポートの少ない小学校入学と仕事の両立による悩み)

・小4(ひとりで留守番できるようになり、本格的な職場復帰、フルタイム勤務や残業もこなせるようになる為に自分のキャリアを見直すタイミング)

・中学時代(教育費の捻出。私立高校進学、私立大学進学と教育費を考慮すると年収アップが現実的な問題となる)

この辺りで、母親として「転職を考える」タイミングとなるでしょう。

働き方、は、人それぞれです。転職では、職場を変えるという選択肢だけではありません。

フルタイムだけでなく、派遣社員・契約社員・パート・フリーランスといった勤務形態を変える事で子育ての環境に合わせていく方法もあるでしょう。また、リモートワーク(在宅勤務)を積極的に採用しているような企業への転職もひとつの方法です。

ベンチャーや最先端のIT企業だから「女性が働きやすい」、大手企業だから育児支援が手厚くて安心、とは限りません。転職には、まず客観的に自分の立ち位置を判断し、目標をさだめるのが重要。最優先事項と希望を重視し、細かい条件をつけすぎないのが転職先を見つけやすくするコツでもあります。あるいは転職支援サービスのようなプロの手を借りるのもひとつの方法ではあります。

いずれにしても、転職が「自分にとって、より満足のいく」職場へいざなってくれるものになるようにしたいですね。それが結局、子育てにも良い影響を与えるはずです。ママが納得、満足する職場へ。転職は大きな決断であると同時に、思い切って今の現状を打開する有効な手段でもあります。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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