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2017.02.24

大人顔負けの言葉がとぶ【母子家庭親子のケンカ】!○○で解決する仲直り法とは?


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母34歳、息子8歳の母子家庭。発達障害(ADHD傾向強)を抱える息子ですが、我が家の親子ゲンカは、「大人」対「子ども」と思えない模様が繰り広げられます。
幼い頃から言語理解指標は高く、言葉のボキャブラリーも大人顔負け。そんな犬も食わない親子ゲンカをご紹介します。

朝支度の戦い時に同時勃発する「親子紛争」

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朝の慌ただしい時間、寝起きの気だるさに乗じてか、何かにつけて文句を言ってくる息子。もちろん「超」のつくほど理不尽な文句です。

自分の支度、朝食作り、ゴミ出し、洗濯と、まさに分刻みどころか秒刻みのスケジュールといっても過言ではありません。そんな私、朝の心のキャパシティは、猫の額程度。怒りの導火線も、通常時の3分の1程度と短くなっています。

そんな私のなかのくすぶる火種に、チクチク理屈っぽく攻めてくるあたりは、「あぁ、私にそっくりだな……」と思いつつも、着実に私の導火線を短くしていきます。

息子「かあちゃーん、ヨーグルトが机に出てない〜」

「冷蔵庫から自分で出しなさい!」

このパターンの出没率は、90%を超えます。動きたくないのはわかります。しかし、その間にも私は、洗濯物を干したりと時間に追われています。

完全なる”自分でお願いします”パターンです。

息子「ランチョンマットがないんだけど〜」

「確実にあります。昨日の夜に、ソファの上に置いておいたから」(朝一にソファでゴロついた息子が、自分でクッションの下に敷いてしまっていた)

このパターンの出没率は、80%程度でしょうか。体操着がないだの、かっぽうぎがないだの、だいたいこのパターンで、息子は自爆しています。

「大人 対 子ども」の枠を超えたケンカのゴングが鳴る

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先述のような、些細なことがキッカケになり、ケンカのゴングがなるのです。もはや、大人 対 子どもという枠を超え、「子ども 対 子ども」(私がまだまだ幼いため……)もとい、「1人の人間 対 人間」の戦いとなります。

なぜならば、発達障害のなかでも言語優位な息子は、言葉のボキャブラリーが実に豊富。大人顔負けな言葉のパンチを繰り出してきます。そういったこともあり、息子は私の火に油を注ぐスペックは1人前なのです。

息子「あ〜もう遅刻しちゃう……。お母さんがもっと早く準備しないからこういうことになるんだよ、いつも」

「いやいや、ちょいと待ちなさい。お母さん○時に起こしたよね? そのあと、君は何をしていた? ソファでゴロゴロしてテレビ観ていたよね? だから着替えが遅くなって、そのあと全てのことがズルズル後ろ倒しになったんじゃなくて?」

息子「あ〜もう!うるさい。お母さんも要領悪いんだよねぇ、まったく」

「(え……? 今この人、私のこと要領悪いって言った? ねぇ、要領悪いって言ったよね? 小学2年生だよね? しかも、要領悪いのあなただよね?)」と、心のなかで思いながらガクブル震えます。

その後も、息子は靴を履きながら、「今日、学童、何時帰り?」とキレ口調でアッパーを繰り出してきます。完全に先ほどの会話で、導火線が燃え尽きた私が放った一言は、「学童の先生に渡す連絡帳に書いてあるから、先生にでも聞くんだね!」と、完全に学童の先生に投げてしまいました。

「あっそ!!じゃあね」と息子はイライラしながら、そのまま登校。私も怒りがおさまらないまま、バタバタと支度を済ませ、仕事へとでかけます。

しかし、仕事先へ向う途中、いろいろ考えるのです。「あぁ、気分の悪いまま学校へ送り出しちゃったなぁ……。お友達に乱暴なことしないといいけど。あんな言い方しなければよかったなぁ……。」と後悔のオンパレード。

1日の始まりを、そんな気分の悪い状態でスタートさせてしまったことを懺悔しながら仕事をしつつ、夜、どうやって仲直りをしようかと、頭の中でシミュレーションを何度も繰り返します。

毎回ではありませんが、やはり、私があまりにもひどかったな……と思うときは、息子へのお詫びの品を調達することも。この日は、息子にプレゼントして一緒に読みたいなと思っていた絵本を、お詫びの品として持ち帰るべく、最寄りの本屋さんに電話をし、プレゼント包装をして取り置いていただく旨の連絡をする用意周到っぷりを発揮する私でした。

ロジカル親子は話し合いでケリをつける

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親子揃って、ロジカルシンキングな私たち。決着は、建設的な話し合いでケリをつけるのが主流となっています。テレビを消し、向き合い、まずお互いの何が悪くてこうなったのか、今後こうならないためにどうすべきなのかなどを話し合いの題材とし、解決へと導きます。

ときに、パソコンでパワーポイントを使って、前もって資料を作成しておきます。息子は、言葉だけで理解できない場合、ビジュアル化すると理解を深めやすいのです。

朝、あなたは、こういうことを言ったが、果たしてあれは良かったのか悪かったのかをまず考えてみよう!というところから開始。朝から、お互い別々の職務をまっとうし、その時間の経過で冷静さを取り戻したとき初めて息子は客観的にものごとを考えられます。

いわゆる「クールダウン」というやつですね。大人も同じだと思います。怒りが頂点に達しているときは、何を言っても響かないし、納得もできませんよね。

そして、なぜ、あのようなケンカに至ってしまったのか。それも紐ときます。息子は、「自分でできることは自分ですると決めたのに、眠くて、全部お母さんのせいにした」と気持ちを吐露。

朝の時点では、決してこういった答えにはいきつかないものの、互いに冷静になる時間を経ることで、自分の悪かったこと、もっと相手にはこう接するべきだったということなどを振り返ることができます。

もちろん私も、あのときは、普通に聞かれたことを答えていれば何の問題もなかったということを反省し、息子に謝罪するとともに、再発防止を誓います。(まぁ、数日後にはまたその誓いは破られるのですが……)

それとともに、「お母さん、あんな言い方を自分が産んだ子どもから言われたら、一緒に暮らしていける自信なくなるんですけど……」という言葉をぶつけると、息子は、「ごめん、もうああいう言い方はしないから」と。

そこで、親子2人暮らしのルールすらも構築することができました。

こうして、1つ1つの言葉を題材にし、その問題点と改善点を密に話し合うことで、お互いの良いところと悪いところを再認識する作業が、私たち親子にとっては1番の解決方法になるのです。

それはまるで、親と子というよりかは、男と女。まさに夫婦のような状態です。(ケンカをしてしまったご夫婦も、この解決方法が理想ですよね!)

仲直りはお詫びの品と親子の時間共有でフィニッシュ

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建設的な話し合いで、解決へといたった親子紛争。言葉で謝罪をしたあとは、たっぷりと愛情を捧げる時間。そう、私は仕事中に一生懸命考えた息子へのお詫びの品を差し出します。

そう、今話題の、キングコング 西野亮廣さんの「えんとつ町のプペル」です。絵が非常にキレイで、ネットで無料で読んで、これを買おうと以前から思っていました。

ソファで息子と並んで座り、息子は私の肩に寄りかかります。そして、早速読み聞かせの開始です。この絵本、意外と長くてしっかり読み聞かせをおこなうと20分弱くらいはかかってしまうんですが、読み終わった頃に息子は、「すごくいいお話……すごく絵もキレイだし、ホント……すごくいい……」と涙目になっていました。

私「(え!!!泣いてるの? あなた泣いているの? どんだけ感情豊かだよ!)」と心のなかでつっこみつつも、思わずもらい泣きしてしまったのは、2人の秘密。

その日以降、仕事で疲れきって「ちょっと具合悪い……」と言っている私に寄り添った息子は、私の頭を抱き、「無理しすぎだよ、ご飯はレトルトカレーでも大丈夫だし。少し休んだら?」と。

……君は一体、どこでそんなことを身につけたんだい? と母は、少し心配になりつつも、その優しさには存分に甘えさせていただいていますが、息子は、本当に小学2年生なのだろうか……とたまに不安になるほど男前な一面を持ち合わせています。

そんなデコボコな親子ですが、生活を一緒にしていく以上、大人であろうが子どもであろうが、言っていいこととと悪いことはもちろん、家庭での最低限のルールは必要ですよね!

みなさんも、今一度、お子さんとご家庭のルールを話し合ってみませんか?

黒木 絵里

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