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2017.02.26

クリック積み立てで「ランドセル」を寄贈!専門店の粋な取り組みって?


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養護施設の新1年生にランドセルをプレゼント

まもなく今年度も終わりを向かえようとしています。ちょうど、来週の土曜日には、我が家の子ども達が通う保育園でも卒園式が行われます。新1年生になる子どもたちは、寂しさと不安と嬉しさと期待と……様々な気持ちの狭間で揺れていることでしょう。

さて、2月19日に「クリックで積み立てランドセル寄贈 施設の新1年生に、イクラボ」というニュースが福井新聞より報じられました。

この記事によると、ランドセル専門店の「イクラボ」は2月17日に、福井県大野市春日の児童養護施設「偕生慈童苑(かいせいじどうえん)」に入所していて、次年度小学校に入学する女児にランドセルを贈ったとのこと。

ランドセル専門店「イクラボ」のホームページでは、”「みんなが応援しているんだよ」というメッセージを子ども達に送りたい”ということで、2016年4月よりこの支援をスタートさせたことが書かれています。

ホームページ上には、チャリティーコーナーが設けられていて、この取り組みに賛同した閲覧者がクリックできるようになっています。クリックを1回すると、10円をイクラボが積み立てる仕組みです。

2月17日の朝までに、ランドセル1個分の目安である5000クリック(5万円分)を上回る約6600回のクリックがありました。

そして、イクラボのオーナーの山田耕一郎さんが色とりどりの6種類のランドセルを持って偕生慈童苑を訪れ、女児に好きな色を選ばせたとのことです。

クリックによる支援は今後も続けていくそうです。

■クリック支援ランドセル寄付はコチラから⇒「ランドセル寄付

ちなみに「イクラボ」はランドセル支援以外にも様々な取り組みをしていました。

「育Labママ講座」ベビーマッサージ教室

 

ファスナートップ ワークショップ

ステキなランドセル屋さんですね!

ランドセル支援は賛否両論あり!?

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さて、このランドセル支援ですが、調べてみたところ賛否両論あるようです。ランドセルの支援といえば、記憶にあるのは「タイガーマスク運動」ではないでしょうか。

タイガーマスク運動とは、タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る匿名者による寄付行為のこと。支援先は、主に児童福祉関連施設。2010年12月25日に「伊達直人」を名乗る男性から群馬県中央児童相談所にランドセル10個が送られたことから連鎖的な寄付活動が始まりました。

ツイッター上でも、

 

「すみません、児童養護施設の保育士として、正直に言わせて頂きます! ランドセルはーいらないー(>人<;)! タイガーマスク現象で、多くの方がランドセルを下さるのですが、ランドセルくらい、本人の希望をもとに買ってあげたいのですよ…」

出典:Twitter

という声が見られるなど、「もらってもありがた迷惑になってしまうことがある」ことも多々ある様子……。

つまり、寄付したい人と、寄付を受ける側との間にコミュニケーションがあれば、「本当に嬉しい支援」になる……ということですね。あたりまえのことかもしれませんが、案外忘れがちかも!?

今回、ランドセル寄付をした「イクラボ」は、他にも様々な取り組みをしているショップ。地域のつながりのなかで生まれてきた支援なのではないかな? という気がしました。

格差の連鎖や子どもの貧困が問題になる中、心が少し温かくなるニュースですね!

 

<参考サイト>

ランドセル専門店イクラボ

〒910-0836

福井市大和田2丁目202
OPMビル101号室

定休日 火曜日・水曜日

営業時間 11:00〜18:00

 

 

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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