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2017.03.21

盲点だった!「小1の壁」の次に立ちはだかる【小3の壁】って?


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保育園や幼稚園の”ママにベッタリ”状態から急に立ちはだかる、俗にいう「小1の壁」はみなさんもご存知ですよね。やっとのことで小1の壁を乗り越えて2年生に進級すると、「あぁ、成長したなぁ」と感慨深くなるものです。

しかし、ホッとしたのもつかの間、迫りくる「小3の壁」というものをみなさんご存知でしょうか。小学校生活のなかでそんなにも乗り越える壁があるなんて聞いていなかった……というのが、私の率直な感想です。

そこで今回は、あまり耳慣れない「小3の壁」についてお話しします。

何でも話してくれていたのに……急にクローズドになる学校生活

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学校生活に余裕が出てくると、「給食で〇〇が美味しかった〜」「〇〇の授業でこんなことしたんだよ〜見て〜」と、若干わずらわしさを伴うレベルにアピールしてきますよね。

我が家の息子は、まだ小学校2年生。小学校3年生になる4月からは、特別支援学級に転校するため、まだ迎えていない3年生の様子、そして通常級の様子は知りません。

そのため、通常級に通う高学年のお子さんがいらっしゃるママたちにヒアリングを試みました。

今までうるさいほどに学校であったことを話してきたのに、3年生になってからあまり報告してくれなくなった。(小6女児・小1男児のママ・40代)

我が家の息子は、学童から帰ってきて開口一番、「今日給食で〇〇が美味しかった〜」と報告してくれるのですが、それが3年生になると減るのですね……。そう思うと、わずらわしいどころか、若干淋しささえ湧いてきます。

学校で何かイベントごとがあって、帰宅してから「楽しかった?」と聞いてみると、「うん、まぁ楽しかった」の一言。え……?それだけ?と拍子抜けしてしまうようなドライな反応に驚愕。(小5女児・小2女児のママ・40代)

 

親が学校に出向くのは、運動会や学芸会、授業参観などくらい。それ以外は、学校に行く機会もないため、学校の様子は子どもに聞くか、最悪、担任の先生に聞くほかありません。また、友達とも、分け隔てなく遊んでいたのが、何やら”仲良しグループ”ができ始め、なかには「いじめ」のようなことに発展するケースもあるそうな。

今までは、そんなこともつゆ知らず……という感じだった小学校生活が、子どもの成長とともにクローズドの場になってくるというのは、淋しさもさることながら、少し恐怖でもあります。

一気に難易度アップの授業内容

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1年生・2年生では、足し算や引き算、かけ算を中心に、算数の土台となるものをかけ足で学んできましたが、ひょっとしたら、”繰り上がり・繰り下がり”や”九九”でつまずいてしまった子も少なくないのでは?(我が家の息子がその典型です)

しかし、そんなつまずきも待ったなしに、3年生では、大人も頭を抱えそうな”分数”や”文章問題”と授業内容も難易度が増し、複雑化していきます。そのなかで、”勉強ができる子”と”勉強の苦手な子”の差が大きく出てしまうのがこの時期。

息子がかかっているクリニックの臨床心理士の先生も、”3年生でそのまま前に進める子と、何かがキッカケで停滞、もしくは落ち込んでしまう子もいる”とおっしゃっていました。

つまり、小学校での1つの分岐にあたるのかもしれません。大人でもそうですが、仕事で何か1つの問題にぶち当たってなかなか前に進めないとき、前に進むというやる気すら失ってしまうこともありますよね。

それは、子どもにとっても往々にしてあり得ることなのだと思います。子どもたちにとって、小学校がコミュニティ。そして、大人たちが仕事をするように、子どもたちは勉強をしています。

そこでつまずいてしまっては、勉強自体に嫌悪感を抱いてしまう子も出てきて当然。そのため、この時期から入塾を検討するママたちも少なくないようです。

男女で差がでる反抗期

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え?もう反抗期?と、先輩ママの話を聞いた私はおもわず驚きを隠せませんでした。しかし、3年生になると、少しずつではありますが、反抗期ともとれる事案がポツポツと発生するようです。

上のお姉ちゃんは、やっぱり3年生に上がって少ししてから、私に楯つくようになったかも。「〇〇ちゃんと遊ぶのいつだっけ?」と聞いただけで「ママには関係ないでしょ」とか言われたり。正直ムッとしたよね。それに比べて、お兄ちゃんのときは、3年生になっても全く変わりなく甘えん坊だったなぁ。(中1女児・小5男児・小1女児のママ・40代)

 

このように、どちらかというと、比較的精神年齢が高いといわれる女の子のほうが、男の子よりも一歩先行く感じはあるようです。また、女親と女の子だと、女 VS 女の戦いで口喧嘩が絶えないというママもいらっしゃいました。

もちろん個人差はあるものの、小学校生活も3年目に入ると、子どもたちの自我が芽生え始めても不思議ではありません。反抗期は、もっとあとの思春期にくるものだとばかり思っていた私には、センセーショナルなテーマすぎて、今後が若干不安に思ったのは、ここだけの話ということで……。

子どもが不安定になったそのとき、私たちがしてあげられること

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親が歳をとるとともに、子どもたちもどんどん成長していることを考えると、これからたくさんの壁が立ちはだかることは間違いありません。しかし、この小3の壁。勉強面や友達関係で不安定になる子どもがいるということは、少なからず事実であり、それに対して私たちがサポートしてあげなければなりません。

一方的に、「なんでできないの!」「もっと勉強しなさい」というトップダウン方式では、全く解決に至らぬどころか、親子の関係性が悪化して、取り返しがつかなくなるかもしれません。

私が思う1番重要なポイントは、「信頼関係」だと思います。勉強ができない・わからない、そのために子どもができること、それとともに親ができることは何なのか。それを一緒に考える作業をすることで、スモールステップではありますが、信頼関係を築けるはずだと考えます。

そして、子どもが何の気兼ねもなく弱音を吐くことができ、親が子どもにとっての1番の相談相手でいてあげられるのは、今のうちかもしれません。

それこそ、子どもがもっと大きくなると、その相談相手は、親以外の誰かになってしまうでしょう。

何度も何度も立ちはだかる壁。それを乗り越えるには、親子の協力が必要不可欠です。コミュニケーションを大切に、子どもの変化を少しでも見逃さずにいたいものですね!

 

 

黒木 絵里

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