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2017.04.30

火災で留守番していた子どもが死亡!シングルマザーに【必要な手当・補助】とは?


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マンション火災で幼い子どもたちが被害に

4月20日、埼玉新聞より、「<マンション火災>母留守の夜に悲劇…長女死亡『本当に心が痛い』」というニュースが報じられました。

これは、4月19日の夜にさいたま市で起きた火災事故。出火が起きた当時、母親は仕事に出ており不在で、留守番中だった0~5歳の3人の子どもが重傷を負って病院に搬送されました。そのうち5歳の長女は煙を大量に吸っていたため、死亡しました。

この非常に痛ましい事件、様々な思いを持ったお母さんが多いのではないでしょうか。

翌日の続報「<マンション火災>母子家庭支援の弱さ象徴 子に睡眠薬使用の親も」では、「シングルマザーへの支援の少なさを象徴する火災。母親だけの責任ではない」と、貧困問題に取り組む作家の雨宮処凛さんは話しています。

シングルマザーには、現在、「児童扶養手当」など金銭的な手当が国や自治体からあります。が、包括的に暮らしを支えていくためには、金銭的な助けだけでは足りないのが現実です。むしろ、金銭面では、それほど年収が高くない夫を持つ専業主婦家庭よりも恵まれているのかもしれません。足りないのは、人手です。

夜間の保育、私の場合

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さて、さいたま市内には24時間対応の認可保育園はなく、担当者は「需要が少なく、保育士の確保も難しい」と回答しています。

私がシングルマザーだったとき、やはり夜間に取材などが入ってしまった時に「どうしたらいいのだろう?」と非常に悩みました。私の場合、どうしたかというといくつかのパターンがあります。

  1. 子どもの父親に頼める時期は頼んだ。子どもに夕食を与えなかったり、子どもをパチンコ屋の前に放置してパチンコを打ったりしていたことが判明したため絶縁。

子どもがいるにも拘らず別れたくなるほど、様々な意味で欠点がある男なので、離婚なり未婚で生むなりしたのがシングルマザーだったりするわけです。男を見る目がなかったことに反省し、その点について自分にも多いに責任はあると思います……。

その後は、

2. 友人に食事代やお土産を渡し、みてもらった

3. 取材で知り合った若い子たちに1回5000円程度のバイト代を支払い、みてもらった

4. ルームシェアを募り、ルームシェアをしていた人に見てもらった

5. やむなく一人で待ってもらった

6. アダルトの取材であるにも拘らず連れていった

7. 彼氏に見てもらった

と、まあ、人に誇れるような状態ではありません。幸い、友人・知人が多く、2.3という手が使えたため、これが非常に役立ちました。でも、なかなか2.3の手を使うのは大変なことです。時には、図々しいと思われることもあるでしょう。

子どもを見てもらう以外にも、ちょっとした重労働(家具を動かす、組み立てるなど)の際にも、「これ、一人じゃできない」ということが少なからず出てきます。

さらには、子どもが夜中に40度の高熱を出すようなときも困惑の事態となります。「さあ、私、どうする?」と判断を迫られます。「今すぐ病院に連れていったほうがいいのかな?」「でも、タクシー代も高いし」「こんな程度で救急車使ったら怒られるかもしれないし」なんてグルグル考えながら、不安と戦いながら、一人で決断をしなければならない。迷っているうちにいつしか朝……なんてこともありました。

そんな時、「ああ、ひとり親ってしんどい」と思うわけです。この日常的な「しんどさ」や「どうしよう? 困った」の積み重ねが、案外、精神的なストレスです。

基本、一人で考え、一人で決断しなければならないので、間違えたり、他の人が見たら「え?」と思うような判断をしたりすることも出てきます。

この埼玉の事故のニュースを見て、お母さんの迷いや不安や決断……そんなことに思いを馳せました。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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