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2017.05.13

乳幼児の死亡事故を防ぐ!IT企業が開発したシステムとは?


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乳幼児の死亡事故を防ぐシステムとは?

新学年が始まって約1カ月。ところで、小さな子どもでも5月病になるのでしょうか? 学年が上がると、先生が変わったり、お友達の入れ替えもあったりして、やや精神的に落ち着かなくなることもあるでしょう。我が家の子どもたちも、只今、若干甘えっ子モードです。

さて、新しく入園した方もそろそろ園生活になれてきたのでは? という5月9日、「お昼寝、見守リマス IT企業がシステム開発」というニュースが河北新報より報じられました。

窒息や乳幼児突然死症候群による乳幼児の死亡事故リスクを減らすために、宮城県仙台市のIT企業『トライポッドワークス』が保育施設向けの昼寝見守り支援システム「べびさぽ」を開発したとのことです。価格は57万円で月単位のリース契約もあり、10日より発売が始まっています。すでに導入した保育園はあるのでしょうか。

このシステムですが、赤ちゃんに5分間以上動きがなかったり、うつぶせ寝になったりした場合に音や光で保育士に知らせるシステム。昼寝時には、乳児の場合は5分に1回、1歳~2歳の場合は10分の1回の定期的な呼吸確認を国は義務づけていますが、それでも事故が起きてしまうことがあります。

とはいえ、厚生労働省の発表によると、教育・保育施設での子どもの死亡事故は2015年の1年間だとわずか14件。保育士さんの努力の賜物なのではないでしょうか。

平成27年度にSIDSで亡くなった赤ちゃんは96名。乳児期の死亡原因としては第3位です。この数字から見ても、保育園で亡くなることは非常に少ないのだなと感じました。

そのため、このシステムは、事故防止だけではなく別の側面も持っています。それは、事故が起きた場合の証拠となる映像記録が残すこと。もちろん保育園側に過失がない証拠にもなりますが、逆に保育士による虐待も防げるのではないかと期待されています。このシステムを開発したトライポッドワークスの佐々木賢一社長は「子どもを預ける親を安心させるだけではなく、施設の職員を守るシステムでもある」と説明しているそう。

睡眠中の死亡事故を防ぐためにできること

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乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という言葉を知らない方はいないのでは? というくらいに定着した病気ですが、赤ちゃんが睡眠中に死亡する原因には、ほかに窒息などもあります。

厚生労働省のサイトに、SIDSを防止する方法が紹介されていました。

(1) 1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう

SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。

(2) できるだけ母乳で育てましょう

母乳育児が赤ちゃんにとっていろいろな点で良いことはよく知られています。母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発生率が低いということが研究者の調査からわかっています。できるだけ母乳育児にトライしましょう。

(3) たばこをやめましょう

たばこはSIDS発生の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。

(厚生労働省「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」より)

2014年7月にエキサイトニュース(Techinsight Japan)で報じられたニュース「乳幼児突然死症候群(SIDS)、実は70%が『親の添い寝が原因』!」では、SIDSの7割は「親の不注意による突発的な事故」だとされています。

家庭では上記の3か条の他に、添い寝も避けておいたほうがよさそうですね。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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