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2017.06.20

「保育園卒園」までに何を勉強させておけば安心?先輩ママがアドバイス!


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進級・進学して2ヶ月あまり、だいぶ落ち着いてきた頃でしょうか。保育園でも一番の年長さんになると「来年は小学校、ランドセルはいつ買おうかしら」と嬉しく思う反面、「ウチの子はまだ〝あいうえお〟も書けない……」と不安も少しずつふくらんできます。

よく「勉強は学校で教えてくれるものだから何もしなくてよい」というアドバイスを見ますが、私個人としては「微妙かなぁ」と思っています。

実際に小学校入学を体験した先輩ママとして、「保育園最後の1年でやっておきたい勉強」をアドバイスします。

小学校1年の学習ペースは特殊

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小学校に入れば必ず先生が「教えてくれるのだから」全く勉強などしてなくても大丈夫、というのが建前です。確かにその通りですが、小学校1年生の勉強には少し特徴があります。

ゴールデンウィークくらいまでは学校に慣れるのが「勉強」ですから、宿題もほとんど出ません。

そして5月になると、スローペースで「ひらがな・数字の学習」が始まります。ここがけっこうゆっくりなので「あら、大丈夫そうだわ」と思うのですが、けっこう落とし穴があるんですね。

私の経験では「ひらがなは時間をかけたのに、カタカナは早い」という印象がとても強いです。また数字の練習も、算数セットを利用し「1から10まで」時間をかけてるなぁと思っていたら、簡単な足し算や引き算が始まる頃から、「うわわ」とスピードアップしていくんです。

特にカタカナの練習時間は短めで、しかも「シ」「ツ」などはきちんと学ばせないと、いつまでたっても間違えたり、読めなかったりします。ひらがなにはあんなに時間をかけたのに、と驚くくらい短いのでカタカナもひらがなと一緒に小さいうちからなじませてあげるといいのではないでしょうか。

最低限できるようになっておきたい「勉強」は

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小学校入学前に身につけておきたいのは実は勉強よりも「生活習慣」です。でも保育園卒の子は基本的に「自分で自分のことをする」のは学んでいます。早くから自立している子が多いので、親としてはどちらかといえば「でも勉強は全くさせてないけど……」という不安の方が大きいようです。

・ひらがなとカタカナに親しんでおく
・自分の名前がひらがなで書けて、読める
・数字の概念がわかる

最近は保育園でも簡単な勉強を教えてくれるところが増えていますが、家庭でもちょっとだけ意識してみましょう。五十音が完全に書けるというのではなく、絵本を一緒に読みながら自然と覚えていくとか、簡単なドリルを遊び半分でやってみるのも良いと思います。

誰でも自分の名前には興味があるので、ノートに落書きをさせる感覚で大きく「下の名前」をひらがな書いてみたりするだけでも違います。

数字の概念とは、例えばおやつのドーナツを家族分用意したら「一緒に数えながらお皿に取り分ける」それだけでも「1コ、2コ」とドーナツと数をあわせて「これが数で、数えるということだ」と認識していきます。ドーナツを3コおいて「多いね、1コはパパにあげよう」残ったお皿のドーナツは「1コとっちゃったから、2コになっちゃった」という「感覚」を持たせるのがコツです。もちろん、お風呂に入ったら「10まで数える」も昔からある方法です。

できたら、時計の読み方もちょっとずつ「今何時?」とやってみるといいと思います。

どうも自宅ではデジタル時計やスマホ、テレビの時間表示で確認しがちです。算数の授業でも時計の読み方は学習しますが、やがて「午前11時に家を出て、午後2時30分に帰宅した。外出していた時間は?」といった問題を解くようになります。1時間が60分で、1分が60秒という「感覚」を小さいうちから持っていれば苦労しません。大きな数字がついている、わかりやすい時計を置いて「今、何時かな」と一緒に時間を確認するのを続けていけば、これも「入学前という準備期間があればこそ」じっくり余裕を持って学んでいけます。

「きちんと文字を書く」が出来ないと後で苦労する!

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きちんと文字を書く、なんて当たり前だと思うかもしれません。でも、実は殴り書きや、読みにくい字を書く子は珍しくなく、その多くが、高学年になった時に勉強に苦労します。

高学年の分数や概数の計算では、ノートに数字をきちんと桁ごとに並べて書けないために、せっかく問題は解けているのに「計算で数字がずれていてミスをする」「6と0が乱暴に書いているために見間違えして計算間違えをする」といった事が続出します。これは身についてしまうと、なかなか直せません。後から「小さいうちにもっとちゃんと文字数字を書くように教えればよかった」と後悔する親が非常に多いんです。万が一、受験でもするとなると塾で必ず「出来る子は、文字をきちんときれいに書く」と言われます。

残念ながら、一般的な学童では宿題をする時間はあっても、文字の書き方まで注意してくれる所は少ないようです。帰宅したら、宿題を見て「殴り書きじゃダメだよ」と丁寧に書くように注意したいところですね。文字の覚え始め、書き始めの頃に絶対につけさせたい「きちんと書く」習慣です。

小学校に入ってからでも充分間に合いますが、大きめのマスがあるノートを購入したら、マスに1文字ずつ、きちんと書いてみる練習にトライしてみたらどうでしょう。文字や数字に興味を持ったら「大きなお兄ちゃん・お姉ちゃんみたい!」とほめてあげながら、1年生用の学習ノートを試しに購入して使わせてみてもいいと思います。

ノルマではなく「遊び感覚で」気楽にスタート

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さて。今、保育園最終学年になったのであれば、まだまだ時間はあります。ランドセルや筆箱を購入する「楽しい時間」と一緒に、学校は「勉強する場所」である事も同時に教えてあげましょう。

小学校入学前から九九を覚えていたり、ひらがなどころか漢字も書ける子は確かにいます。でも学校の勉強で差が開いてくるのは小学校3年、4年辺りです。

その3年・4年の国語や算数の土台となっているのが小学校低学年の勉強です。つまづいたら「1年戻って学習させる」と言われます。小学校1年生の時点では「差がないように見えても」、本当はこの時点で「ほんの少しの差」は出来ているのです。特に1年生後半で受ける授業は重要です。

公文や学研などもありますが、家庭でも充分カバーできるのが低学年の学習です。小学校入学前なら、例えば土日にちょっとパパに時間をとってもらい、一緒に家族全員の名前を書いたり、似顔絵つけたり、そんな遊びながら「文字に親しむ」のもひとつの方法です。勉強させなくちゃ、ではなく、入学してからの学習ステップの「準備期間」として、少しずつ文字や数字に親しませてあげて下さいね。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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