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2020.08.13

片付け嫌いな子どもにも簡単にできる!部屋があっという間に綺麗になる「アバウト収納」がすごい!


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常におもちゃが床にゴロゴロ、テーブルの上に子どものプリント類が散乱…片づけたいけど、収納スペースもないし、ゆっくり整理する時間もない。あーイライラ! そんな毎日を送っているママ多いのではないでしょうか。
「ちゃんと完璧にきれいに片づけたい、でも場所を作らないといけない。けど、そんな時間もない」これがイライラの根源だと思うのです。そんな方にぴったりな方法があります!その名も「アバウト収納」。今回紹介するアバウト収納術は、「片づけぎらいな子どもでもなんとか自分でやる、家事や仕事に忙しいママもサッと入れるだけで失くさない、それでもなんとか見映えがいい!」の3点がポイントとなっています。

子どもには自分で片づけてもらいましょう!

「遊び終わったら元の場所に片づけなさいよ」なんて言ってももちろんそのまま。よく、「お子さんと一緒に片づけて習慣付けしましょう、そうすれば子どももやる気が出ます」なんて言いますが、そんな優しい母にはなれません(笑)。そしてそんな時間もなかなか捻出できません。
子どもがやる気を出さずとも、ついつい片づけてしまう(?)アバウト収納方法とは?

・買い物かごにガンガン突っ込むだけ
とにかく子どものおもちゃが片付けても片付けても散らかる…。子どもにも自分で片付けできる部屋作りや環境が大事だとわかっているものの、なかなか細かくできない!そこでスーパーで使うような買い物かご。雑貨屋さんや通販で簡単に購入してそこに収納するようにしました。出したおもちゃをかごにガンガン入れるだけ。「買い物のときは買い物かごに入れたら怒られるけど、これならガシガシ入れても褒められる!」そんな子ども心をくすぐる「おもちゃ箱」になること間違いなしです。〔Iさん、子ども3歳〕

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・ディスプレイ本棚で見やすく、しまいやすく
子どもの絵本や雑誌、気づくとテーブル下や床におきっぱなしが多かった我が家。掃除するにもまずそれらを片付けなければいけなくてめんどくさい!そこで考えたのが、児童館や図書館でよく見るディスプレイ本棚。中古の家具屋さんなどで、比較的安く売っています。常に本がこっちを見ている(!)状態なので、子どももよく絵本を読むし、読んだら飾る感覚で自ら差し込んでくれます。見た目以上に本がたくさん入るし、若干雑然としてしまっても、なぜかちょっとおしゃれに見える収納です。友達のママやその子どもが来た際も「これいいね!」と言ってくれました。〔Tさん、子ども10歳、7歳〕

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・おもちゃにもカラーボックスが大活躍!
なんとなく隠せて、でもどこに何が入っているかなんとなく分かる収納はないかなーと思って行きついたのがカラーボックス(笑)衣類入れとして使わなくなったものをおもちゃ入れに回しただけですが…次男の大量のプラレールセット、ミニカー入れとして大活躍しています。ガンガン出して遊び、終わったらポイポイ入れるだけなので、子どもも「片づけ=面倒くさい」とは思っていないようです、今のところは…〔Kさん、子ども5歳、3歳〕

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キレイにしなくても、おしゃれに見せようとしなくても、とりあえず突っ込んでおけばそこそこ見栄えがいい収納、これぞアバウト収納ですね(笑)そして、なにより子どもが自分で片づけてくれる(突っ込んでくれる?)のはありがたいこと!

収納グッズは安く、手間なしのものを!

おしゃれに見せたいのはみんな同じ。でも、今は安くて見た目もおしゃれな収納グッズもたくさん出ています。また、「これは買わなくても代用できそう」というものがあったら、ガンガン代用しましょう。不思議とおしゃれに見えてくるし、子どもも「これがおもちゃ入れになってんだー」なんて盛り上がって片づけてくれるかも(笑)

・いただきものの、ちょっと高級クッキー缶はかなり使える!
たまーにいただくちょっと高級なクッキーやチョコレートの缶はそのまま収納グッズとして使わせていただきます(笑)大切な郵便物入れ、子どもが集めているおもちゃのメダル入れ、娘のシールコレクション入れ、などなど。物入れとしてももちろん使えるし、缶なので丈夫だし、子どもも特別感があるのか、大切に扱うんですよね(笑)〔Oさん、子ども8歳、5歳〕

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・段ボールで作った本棚は、子どもが片づけやすい、散らかりにくい!?
とにかく絵本が好きで、次から次へと出しては読んで、出しっぱなし。一応本棚と呼べるような棚にしまうものの、本を縦ではなく、横に、ときに斜めに突っ込むので、乱雑だし汚い、そして出しにくい! ということで、段ボールで本入れを作ってみました。本棚よりしまいやすく、出しやすい、見た目的にもなかなかナイスな収納だと思っています。子どもも好きなシールを貼ったりして、愛着があるようです。〔Uさん、子ども4歳〕

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・靴を買ったときの箱がゲームカード入れに
靴を買ったときに入っている箱、これはけっこう使えます。蓋つきだし、キッズシューズの箱ってけっこうカラフルだったりデザインが可愛かったり。主に子どものかさばるおもちゃ入れに使っています。今は、長男・長女のゲームカード入れとして活躍しています。見た目が可愛いので、床に置きっぱなしでも片づいたように見えるから不思議(笑)〔Tさん、子ども10歳、7歳〕

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収納グッズは買わずとも、身近なもの、いただき物を使えばおしゃれに可愛くアバウト収納できるものですね。捨ててしまう前に「これをこんな風に使ったらいいかも!」なんてアイデアを絞るのも楽しいかもしれません。

「やばい、あのプリントどこいった?」とは、これでおさらば!

明日提出するプリントや、保育園や小学校のイベント関係のプリントなどが見当たらなくて焦ったことありませんか。忙しい毎日、ましてやお子さんが2人、3人になるとプリントの数が半端ではありません。いつ、どこに置いたかすら忘れてしまう。そんな焦りとイライラには、こんなアバウト収納がおススメ。

・子ども別に引き出しを作り、ガンガン突っ込む
もうそのままです。子ども1人に対して1引き出し(笑)たくさん入る、深めの引き出しにすることがポイント。そこに、もらってきたプリントをとにかくガンガン突っ込みます。大切そうなものも、そうでないものも。絶対必要そうなもの、締め切りがあるものは常に上の方に置くようにはしています(締め切りがあるものは、カレンダーに書き込む!)。とにかく引き出しに入れてあるのだから、失くすことはないですね。1学期分は確実に入ります。時間のある時に、適当に仕分けして不要なものを捨てればよし!です。〔Hさん、子ども12歳、9歳、7歳〕

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・大切っぽいプリントはボックスに差すだけ
保育園、小学生、中学生の子どもそれぞれのプリントボックスを作り(もちろん市販の安いもの)、毎日チラシ感覚でパラパラと見て、要らないものは即捨てて、大切そうなプリントはボックスにガシガシ差しています。幅があるのでたくさん入るし、立てた状態で置いておけるので探しやすいんです(笑)〔Tさん、子ども13歳、9歳、2歳〕

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・カラーで分けて、ファイルにガシガシ挟む
学校関係、習い事関係、学童関係それぞれけっこうな量のプリントをもらって来るので、部屋中にプリントが散乱するわ、混ざってしまってどれがどれだか分からなくなるわで、子ども1人なのにまさにプリント地獄。100均でポケット付きのカラーファイルを3つ色違いで買い、学校・習い事・学童に分けてみました。ただ所定のファイルにザクザク挟むだけなのに、プリントもイライラもスッキリしました!〔Aさん、子ども8歳〕

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プリントの収納場所に困っているママ、かなり多いのでは。取っておくもの捨てるものをチェックする時間もなかったりすると、毎日増え続ける一方です。そんな忙しいママにぴったりの「アバウト収納」なのではないでしょうか。

使わなくなった子供のおもちゃが収納グッズに!

リモコンや文具や薬類など、日常で使う細々したものの収納もけっこう悩むところ。使わなくなった子どものおもちゃが、意外とかわいい「アバウト収納」として活躍してくれるようです。

・積み木入れがかわいいリモコン立てに
「テレビのリモコンどこいった?」「エアコンのリモコンないじゃん!」もう毎日こんな感じだったので、市販のリモコン入れを買ったのですが、使い勝手と見た目が今一つ…
そこで、子どもが使わなくなった可愛い積み木入れにリモコンを差してみたら、あら可愛いしぴったり入る! なぜか子どももこれにはちゃんとしまってくれるんですよね(笑)愛着があるのかな。〔Yさん、子ども9歳、7歳〕

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・水遊びバケツが薬入れに
お風呂やビニールプールやよく遊んでいたミニバケツ。ぜんぜん使わなくなって転がっていたので、「これはアレに使える!」と(笑)子どもたちは全員皮膚が弱く、小さい容器に入った塗り薬がたくさんあり、薬箱に入れていたのですが、出したりしまったりが面倒くさかったんです。このミニバケツなら、リビングの棚に置いておいてもインテリアに見えるし(ちょっと無理矢理?)、すぐに取れる。我ながらなかなかナイスなアイデアだと思っています(笑)〔Tさん、子ども13歳、9歳、2歳〕

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子どものおもちゃやその入れものって、けっこう可愛くて使えそうなものが多いですよね。まだ遊び中でも、来年くらいには収納に使えそう、なんて目をつけておくのもいいかもしれません(笑)

 

いかがでしたか。アバウトなだけに、「こんなに高い収納グッズ買ったのに、ぜんぜん片づかない!」なんてイライラせず、「使わなくなった箱が意外にかわいくてサイズもぴったり」なんて、楽しみながら試せそうですよね。しかも、「子どもが自ら片づけるようになった」なんて嬉しいオマケがついてくる可能性も。アバウト収納にすれば、毎日の片づけまで手が回らなかったママに、新しい即戦力ができるかもしれません。
「我が家では、こんなアバウト収納しています!」という情報もお待ちしています。

※この記事は2017年7月に公開されたものです。

田崎美穂子

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