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2017.08.08

【フルタイムママ】働き方のメリット・デメリットを教えて!


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今回はフルタイムの会社員ママ(事務職・子ども4歳)の立場から、日頃感じるメリットとデメリットをお話したいと思います。(フリーランスママの記事はこちら

会社は、就職難の超氷河期に採用してくれた所でずっと働き続けています。
こじんまりしていて何となく家族的な雰囲気の職場です。
少人数で、長く一緒に働いている人が多いので、阿吽の呼吸で話しが通じることもあり、仕事量は多いですが、個人的には働きやすいと感じています。

育休明けの復職時に、一瞬だけ時短をしましたが、すぐに残業なしのフルタイムに切り替えました(普段のスケジュールはこちらの記事)。
すぐにフルタイムに切り替えたのは、時短なのに「仕事量が変わらず(かえって増えた)、手取りが大幅に減る」ことが判明したから(当時の経緯はこちら記事)。

でも、大企業で時短勤務をしている友人に聞くと、きちんと仕事量を減らしてくれたり、働きやすい部署に異動させてくれる配慮があったりするようなので、会社員ママといってもいろいろだなあと思います。

デメリットは「時間がない」「融通がきかない」

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フルタイムのデメリットは、何と言っても「時間のなさ」でしょうか。
あとは今の会社は働く「場所」と「時間」が固定されているので、「融通がきかない」点もけっこう困ります。

いつも1分、1秒が惜しいので、どうやったら時間をひねり出せるか、どうやったら仕事を早く終わらせるかばかりを考えています。

そんなことばかり考えていたら、だんだん担任との20分の個人面談のために半休を取ることすらムダに思えてしまい、うっかり先生に「スカイプやラインなどを使った遠隔面談じゃダメですか」と交渉しそうになったり・・・(いまはテレビ会議や遠隔診療・薬郵送もOKな時代なので、本音では、近いうちに担任との遠隔面談が可能になると良いな~と思っています)。

その点では、フレックスや裁量労働、在宅勤務(テレワーク)制度があったり、働く場所や時間を柔軟に決定できるワーママさんがうらやましいです。

あとは、「丁寧さ」をすっとばしてしまいがちな点もデメリットだなと思います(働き方というよりは親の性格かもしれませんが・・・)。

いつも時間がなく、子どもの「好奇心」などの大切な芽を削いでしまっているのではないかとドキドキすることも。

例えば、今朝は外に出たらダンゴムシの親子がいました。子はずっと眺めていたのですが、遅刻が気になる私は、数分後には「もっと見たいよ~」という子を横抱きにして自転車に乗せ、「ごめん、時間ないから!!」と保育園へ連行。

結局、会社に間に合った後で「あと5分は、ダンゴムシを見せてあげられたなあ・・・」としばし反省(こんなのばっか)。

ほかにも、平日は調理時間を短縮するために、週末に野菜を煮て冷凍庫に小分けしているのですが、そのために新鮮な茹でたばかりの根菜をあまり出せなかったり。

育児を「登山」に例えると、草木や虫などを愛でながら子どもと一緒にゆっくり登るのではなく、とりあえずロープウエイに乗って頂上に行ってからいろいろ考えよう、という一直線の登り方をしてしまっているような・・・そして、その善し悪しを立ち止まって考えるヒマもあまりなく。

メリットは「経済的インセンティブ」と「精神的安定」

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そんなデメリットがありながら、なぜフルタイムで働き続けるのか。

私も夫も、家族全員(両親、きょうだい、その配偶者)がフルタイム雇用で働いていて、ほかのロールモデルが身近にいないことも影響しているかもしれません。

が、その上で、改めて自分に問いかけてみると、やはり「経済的なインセンティブ」が大きいような気がします。

産前に会社員だったので、育休中も雇用保険から、毎月給料の半分(当時。今は確か67%)が出ました。また、復職後は、夏休みや年末年始の時に10日近く休んでも、給料が変わらずに出るところも会社員ならではのメリットに感じます。夏と冬のボーナスもフルタイムだと各人の業績に応じて満額もらえます(時短だと勤勉手当などいろいろ削られる)。
退職金や年金もこれからどうなるか分かりませんが、フルタイムの会社員が何となく一番お得な気がします。

このほか、私ではなく、友人の場合ですが、「時短からフルタイムに戻したら、重要な仕事を任せてもらえるようになって、仕事が楽しくなった」とのことでした。フルタイムだと、経済面だけでなくキャリア面でも副次的な効果があるかもしれません。

もう1つのメリットは「精神的な安定」です。
夫婦どちらかが失業しても、とりあえずそのまま暮らしていける。不慮の病気、死別、離婚などで1人になってしまったとしても子どもと生きていける、という安心感は常にあります。

また、お互いに相応の経済力があるので、夫婦間の交渉力も均衡が保たれるし、違う業界で働いているので、話しのネタがそれぞれ違って面白いなあとも思います。

日頃は子どもや夫となかなか一緒に過ごせないので、家族全員でいる時間が貴重で大切に思えるところも良いかなと思います(その割には、週末に夫が子どもを連れて外出してくれるとホッとするのですが・・・)。

そのようなわけでたまに困ったり、悩んだりすることもありますが、現時点では「働き続けて良かったな」と思います(子どもが夜にぐっすり寝るようになり、全く病気をしなくなった最近になって、ようやくこの境地に達しました)。

「会社で働く世界」と「家族で過ごす世界」と、2つ世界があると、どちらかが苦しい時に、もう1つの世界に助けられることもよくあります。

もしかしたら、将来ふとした拍子に仕事を辞める時があるかもしれませんが、そうなったらその時考えよう・・・、そんなことを考えながら、日々を生きています。

市口 芳江

市口芳江

4歳の子どもを育て中。保育園には足を向けて眠れません。


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